“天空”に乗って高野山まいり(前編)
- Sun
- 07:00
- ∇鐵道ほとがら帖/令和編 - └令和元年~
阪急交通社は、時々面白いツアーを提供してくれる。
コロナ感染症の影響で、間引き運転となっている南海の特急ラピート車輛を貸し切りにして、南海高野線を橋本まで運行するというツアーがあった。
目にしたとたん、即決で申し込んだが、催行日であるR3.1.17は緊急事態宣言発令中だったため、ツアーは中止となった。
その後、夏になってからも同じツアーが用意されたので、R3.8.21の催行日で申し込んだが、それも同じ理由により中止となった。
全くもって極悪非道のコロナウヰルスである。
もうラピートはいい加減いや気がさして来たので、R3.10.24の“天空”に乗れるツアーに鞍替えした。
“天空”は人気の列車だけに座席の確保が難しいのだが、ツアーであれば心配ない。
こちらもコロナの状況が心配だったが、緊急事態宣言はR3.9.30に解除されたため、なんとか実施された。

本日のカメラのお供は、下記のラインナップ
Biogon21mmf4.5(左)・・・Zeissの一眼レフであるブルズアイ用に作られたものをライカマウントに改造したレアもの
Hektor7.3cmf1.9(中)・・・名玉と謳わる戦前の中望遠
Summilux35mmf1.4/2nd (右)・・・数あるライツのレンズの中でも特にお気に入りの広角


Biogon21mmf4.5は、周辺光量がドラマチックに落ちる。
中央の主題がクローズアップされるので嫌いではない・・・というか好ましい。

ここからは山岳鉄道区間となる。
急勾配と急カーブの連続で並の車輛だと登れない。南海でも17m級の中型車両のみが稼働している。


“天空”は前の2両だけで、後ろの2両は自由席車輛となっている。通常はこのような4両編成で運行されている。

1号車のモハ2258形2258 左側の乗降扉は改造され、展望窓となっている。

2号車のモハ2208形2208 こちらの左側の乗降扉は常に開いた状態で展望デッキとなっている。



天空1号 当日券 売切れ

車内にはアテンダントが乗車して、あれこれ世話を焼いてくれる。(1号車)

1号車の先頭部分 座席が固定式なので、往きは良いが・・・

2号車の中央部分 窓際の前列より後列は座面が高くなっていて視野を良くする工夫がなされている。
座席幅がやや狭く窮屈感は否めない。

指定席切符

民家が遥か下の方に見える山岳を山肌に沿って登っていく。

極楽橋に近くなると風景はすべて山の中、いつまでもスギ林が続く。

極楽橋でケーブルカーに乗り換え
これは、令和元年に54年ぶりに新造されたケーブルカーなのだ。

国の登録有形文化財となっている昭和3年築の高野山駅
以前と比べ外装も手直しされ美麗になっているようだ。
(つづく)

コロナ感染症の影響で、間引き運転となっている南海の特急ラピート車輛を貸し切りにして、南海高野線を橋本まで運行するというツアーがあった。
目にしたとたん、即決で申し込んだが、催行日であるR3.1.17は緊急事態宣言発令中だったため、ツアーは中止となった。
その後、夏になってからも同じツアーが用意されたので、R3.8.21の催行日で申し込んだが、それも同じ理由により中止となった。
全くもって極悪非道のコロナウヰルスである。
もうラピートはいい加減いや気がさして来たので、R3.10.24の“天空”に乗れるツアーに鞍替えした。
“天空”は人気の列車だけに座席の確保が難しいのだが、ツアーであれば心配ない。
こちらもコロナの状況が心配だったが、緊急事態宣言はR3.9.30に解除されたため、なんとか実施された。

本日のカメラのお供は、下記のラインナップ
Biogon21mmf4.5(左)・・・Zeissの一眼レフであるブルズアイ用に作られたものをライカマウントに改造したレアもの
Hektor7.3cmf1.9(中)・・・名玉と謳わる戦前の中望遠
Summilux35mmf1.4/2nd (右)・・・数あるライツのレンズの中でも特にお気に入りの広角


Biogon21mmf4.5は、周辺光量がドラマチックに落ちる。
中央の主題がクローズアップされるので嫌いではない・・・というか好ましい。

ここからは山岳鉄道区間となる。
急勾配と急カーブの連続で並の車輛だと登れない。南海でも17m級の中型車両のみが稼働している。


“天空”は前の2両だけで、後ろの2両は自由席車輛となっている。通常はこのような4両編成で運行されている。

1号車のモハ2258形2258 左側の乗降扉は改造され、展望窓となっている。

2号車のモハ2208形2208 こちらの左側の乗降扉は常に開いた状態で展望デッキとなっている。




天空1号 当日券 売切れ

車内にはアテンダントが乗車して、あれこれ世話を焼いてくれる。(1号車)

1号車の先頭部分 座席が固定式なので、往きは良いが・・・

2号車の中央部分 窓際の前列より後列は座面が高くなっていて視野を良くする工夫がなされている。
座席幅がやや狭く窮屈感は否めない。

指定席切符

民家が遥か下の方に見える山岳を山肌に沿って登っていく。

極楽橋に近くなると風景はすべて山の中、いつまでもスギ林が続く。

極楽橋でケーブルカーに乗り換え
これは、令和元年に54年ぶりに新造されたケーブルカーなのだ。

国の登録有形文化財となっている昭和3年築の高野山駅
以前と比べ外装も手直しされ美麗になっているようだ。
(つづく)


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Comment
2021.11.17 Wed 16:08 |
天空は私にしては珍しくデビューからそれほど間を置かず乗りに行きました。ハード面では、通勤電車時代の網棚がそのままになっていて現実に戻される。窓の天地寸法が小さく視界を遮るなど。またソフト面では橋本駅の入線がギリギリで記念写真を撮る暇もないなど不満もありましたが、デッキに立って浴びる高野山の風は爽快だったことを思い出します。
ケーブルカーもスイス製のずいぶんスマートな車両に置き換えられたようですし再訪してみたいと思っています。
- #-
- サットン
- URL
2021.11.18 Thu 06:08 | *サットンさんこんにちは
デビュー当時にすでに天空にご乗車されたとは、目敏いですね。
私はチケット取得が事前にできないシステムを忌避して手付かずの状態で今まで来てしまいました。
今回初乗車となりましたが、木製の手摺など随分やれてましたね。外観はまだまだ綺麗なものでした。
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