平成10年 SuperAngulonと浜寺公園に遊ぶ

平成10年にライカの超広角レンズ“スーパーアンギュロン21mmf3.4”を手に入れたので、何かにつけて持ち歩いている。
この当時21mmの画角は超広角だったため、その絵が楽しみでならなかった。
平成10年9月23日もM6+SuperAngulon21mmf3.4の組み合わせで、今回のフイルムはモノクロを装填して出かけた。
大阪南部に浜寺公園という景勝地があるが、そこへふらりとフォト散歩と洒落る

浜寺公園に行くとなれば南海本線か阪堺電車である
時間に制限もあるではなし、気楽に阪堺電車でぶらり旅を決め込む
気の向くまま途中下車するのも一興なり

姫松・帝塚山界隈は、昭和の風情がある町並みが残る地域であり、ファインダーの景色に事欠かない。

帝塚山から浜寺公園に向かう・・・
乗車時間40分その間22か所の停留所を経て終点「浜寺公園」に到着・・・たっぷり鉄分補給できました(笑)

エリザベスカラーのワンコを横目に、浜寺公園駅から国道を隔てた浜寺公園の入口へ・・・

広い浜寺公園の中には、先日の強烈な台風一過の痕跡があちこちにうかがえる。
後片付けが大変だろうなあ・・・

浜寺公園の南側にある交通遊園の遊覧鉄道には、ナローゲージの観光列車が運行されている。
牽引機関車は、南海鉄道時代の“浪花号”。残念ながら燃料は石炭ではなく、ディーゼル機関である。
開業は昭和41年4月2日で、軌間は762mmの堂々の軽便鉄道だ。
また、所要時間は10分弱、営業キロは1180mであり、同様の遊覧鉄道と比べて長距離を運行している。

トロッコのような客車から体を乗り出しても、障害物がないので危険性はない。


浜寺交通遊園駅に到着
そこから南海本線の最寄り駅「高師浜駅」までは、ぶらぶらと徒歩

大正8年の南海鉄道高師浜線の延伸により誕生した高師浜駅だが、当時の駅舎がそのまま残っている。
その意匠は、当時の南海鉄道の標準仕様だ。

出入口の上部にはステンドグラスが嵌め込まれている。 「波に千鳥」

高師浜線は、高架のホームから乗車するが、隣の伽羅橋を過ぎれば次の羽衣駅で終点となる僅か3駅だけの盲腸線である。

夜になってから再び阪堺電車に戻って流し撮りなどを試みている。
21mmの流し撮りは、電車などの横長の被写体では、歪みが目立つなあ・・・


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