☆日本禁酒同盟
- Thu
- 08:06
- ∇サラサーテの盤~謎の呟き - ├ 當世のツヰート


財団法人日本禁酒同盟というのがあるらしい。
まったく、個人的には不倶戴天の敵ともいうべきところ。
そこが、「よいこのびいる」について、次のような抗議文を出したので、私見をのべる。
1)注意書きに「お酒ではありません」と記されていますが、「びいる」、「ビール」、「Beer」という名称が使われている以上、酒税法違反です。ビールには厳密な酒税法上の定義があり、飲んでみて区別が難しい発泡酒ですらビールという名前を使うことは許可されていないのです。原料に麦芽を使わず、発酵させていない、酒税も払わない清涼飲料水にびいる、ビールという名称は許されないはずです。
(私見)酒税法の立場からいえば、私もそう思う。昔ガラナシャンパンというノンアルコールビールに似た飲み物がありましたが、ビールという名称をつけなくても普及させる方法はあると思う。
2」「よいこのびいる」は明らかに「子供、特に幼稚園児や小学校の児童を対象した商品」であり、将来、確実に飲酒への抵抗感やアルコールの持つ依存性に対して無防備になってしまうと思われます。また、小学生、中学生より上の世代の子供なら、次のステップとしてアルコール入りの本物のビールに移行しやすくさせる商品であり、未成年者の飲酒を促進させる危険性を持っています。
(私見)この商品を飲んだからといって、本物のビールへの移行を促進させるとは、ちょっと短絡ではないかなあ。
毎日・毎日、夕食時、目の前で父親が「ふはあっ。ああ、美味い!!」なんて言って美味そうにビールを飲んでいる姿を見ているほうが、ずっと飲みたい気持ちを助長させるものではないか。
また、逆にこの製品を飲むことにより本物のビールに手を伸ばすことを回避することになるのでは。
3」商品のネーミング「よいこのビール」は「このビールを飲まないのは悪い子」という印象を与え、子供に飲酒を奨励しています。
(私見)そうかなあ。悪い子は本物のビールを飲むと思うけどなあ。
4)成分は、味はビール風の香料・香辛料、他は糖類とカラメル色素だけで、セールスポイントはただ子供に「ビールを飲むのが大人になった気分」といったイメージを与えるものです。成分的にも良い飲料とは言えず、ネーミングも安易で表面的で危険な面を持っていると思います。
(私見)子供に対しては「ビールを飲むのが大人になった気分」を与えるだけで、大人への憧れみたいなものを満たしてくれるのでいいのでは。
また成分的には良い飲料ではないというが、そもそも子供にとって体に良い飲料というのは、天然水か牛乳かお茶しかないと思うね。それに、世の中にはもっと体に悪い食品が蔓延していると思いますがね。(たとえばマクド)


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