☆実家の猫又
- Sat
- 20:13
- ∇サラサーテの盤~謎の呟き - └ 一筆啓上ツヰート候
猫好きの方が多い日記でみて、ファジー家の猫のことも書いて見ます。
私の実家には常に猫がいます。
我が家に来たらすぐ去勢手術するので、めちゃくちゃ長生きします。
7年前まで20年生きた三毛猫、6年前まで22年生きたキジ猫がいました・・・ほんとです。
これらははっきりいって化け猫です。
10年以上長生きした飼い猫が化ける「猫又」という妖怪がいます。
当家の猫は尻尾の先こそ二股に分かれていませんが、それですね。
こちらの言うことはすべてわかっているようです。
我が家の成り行きをぢっと見つめて来ました。
ところで、その猫又ちゃん、死ぬ間際にはオムツは欠かせないものとなり、毛の艶もなく眼窩もくぼみ、眼も白内障でほとんど見えないのでしょう、ゼイゼイといいながら居間の片隅に横たわっていました。
猫は寿命を察すると姿を隠すといいますが、ビルの中では姿を隠すこともできず、いよいよ昇天というときには、猫族の野生が目覚めたのか、立たぬ後ろ足を引きずって、せめて人気(ひとけ)のないところでと風呂場の脱衣場でひっそりと死んでいました。
ほんとうにぼろ雑巾のようになって絶命していました。二匹とも同じような末期でした。
でもあまり悲しくなかった。むしろその遺骸を美しい、いとおしいとさえ感じた。
公園の茂みでむくろになっている子猫、道路で自動車に轢かれて肉塊となったものを見るにつけ、天寿を全うするとはこういうことを云うのだな。と思いましたね。
もちろん猫又なので篤く供養したのはいうまでもありません。

猫が一匹もいなくなった実家ではしばらくするとまた新顔の洋猫がやってきました。
5年前は華奢な子猫でしたが、今では横柄な顔して、港が見渡せる窓際のベッドでひがな一日寛いでいます。
これもまた猫又になるのでしょうか。

私の実家には常に猫がいます。
我が家に来たらすぐ去勢手術するので、めちゃくちゃ長生きします。
7年前まで20年生きた三毛猫、6年前まで22年生きたキジ猫がいました・・・ほんとです。
これらははっきりいって化け猫です。
10年以上長生きした飼い猫が化ける「猫又」という妖怪がいます。
当家の猫は尻尾の先こそ二股に分かれていませんが、それですね。
こちらの言うことはすべてわかっているようです。
我が家の成り行きをぢっと見つめて来ました。
ところで、その猫又ちゃん、死ぬ間際にはオムツは欠かせないものとなり、毛の艶もなく眼窩もくぼみ、眼も白内障でほとんど見えないのでしょう、ゼイゼイといいながら居間の片隅に横たわっていました。
猫は寿命を察すると姿を隠すといいますが、ビルの中では姿を隠すこともできず、いよいよ昇天というときには、猫族の野生が目覚めたのか、立たぬ後ろ足を引きずって、せめて人気(ひとけ)のないところでと風呂場の脱衣場でひっそりと死んでいました。
ほんとうにぼろ雑巾のようになって絶命していました。二匹とも同じような末期でした。
でもあまり悲しくなかった。むしろその遺骸を美しい、いとおしいとさえ感じた。
公園の茂みでむくろになっている子猫、道路で自動車に轢かれて肉塊となったものを見るにつけ、天寿を全うするとはこういうことを云うのだな。と思いましたね。
もちろん猫又なので篤く供養したのはいうまでもありません。


猫が一匹もいなくなった実家ではしばらくするとまた新顔の洋猫がやってきました。
5年前は華奢な子猫でしたが、今では横柄な顔して、港が見渡せる窓際のベッドでひがな一日寛いでいます。
これもまた猫又になるのでしょうか。


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