「義経号のお出まし~い」
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- ∇鐵道ほとがら帖/平成編 - ├平成19年
市川團十郎がパリ・オペラ座で歌舞伎・勧進帳の公演をしているようだが、
本邦では・・・大阪の交通科学博物館が、春休み特集として、鉄道記念物の義経号を引き出して、お披露目をしている。
・・・この形式7100形の機関車は、米国ポーター社製で、合計8両が製造された。官営幌内鉄道は、明治13年に番号順に「義経/よしつね」、「(弁慶/べんけい)」、「比羅夫(ひらふ)」、「光国(光圀/みつくに)」、「(信広/のぶひろ)」、「静(しづか)」と命名されている(1889年製の2両は無名)。アメリカの西部劇から抜け出てきたような、古典的スタイルの機関車で、その愛称とともに日本の古典蒸気機関車の代表格として親しまれている。
・・・ともあれ、平成の時代にこれらの機関車に接することができるということは、ありがたい。
子どもたちは、明治時代の制服制帽正装に着替えさせて、記念の写真撮影をしてくれる。
この機関車は、いつもはガラス張りの展示室に入ったままで、写真を撮るには難しい状況だったが、今日は、すみずみまで、念入りに観察できた。
今日の発見!!
キャブ(運転室)および側面の「YOSHITUNE」のナンバープレートは、木造だった。のみならず、ボイラー横のランボード(点検用の側板)も木造だった。
ン~ン。今まで知らなんだ。反省!!
明治の機関車は、ほんとおもちゃのような状態で頑張っていたのだなあ・・・とつくづく感じ入った次第。
また奥のパノラマでは、HOゲージの運転が大人気。暫く来ないうちに高層ビルも設置されて、趣を変えている。昼・夕・夜の舞台転換は子どもとっては宇宙そのものといった具合・・・大人もそれなりに・・・。
また尼崎のJR転覆事故以来中止されていたシュミレーションゲームが再開されて、大人気。でも以前はスクリーンに福知山線が使われていたが、今は東京の路線となっていて、在阪の豆ファンにとってはちょっと残念なところである。
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