「カンカンとジュークボックス」
北新地に「瀧」というバーがある。
とある会合の後仲間と立ち寄った。
名物は「カンカン」というジントニックである。
錫のカップで豪快にでてくる。
(酔ってるせいか、手許が暗いせいか・・・ちょっとピントがあまいなあ)
飲んだ後ライムも綺麗に齧らないとお代わりを作ってくれない。
すでに酒の回った体にもシャキッとした清涼感を与えてくれる。
おもへらく・・・夏の暑い夕方にぐっといきたい一品である。
その内容は下記を参照。
http://www.dsk.zaq.ne.jp/max/shop/taki.htm
ところで、この店には、昔懐かしいジュークボックスがある。
ちょうど座った座席の横にあった。
45回転のEP盤(ドーナツ盤ともいう。)の動くところが外から見られないのが、残念だが、コインの挿入口やら選択ボタンやらアナログの匂いがただよう。
たとえば、右下の「愛情物語」だと、コインを入れた後、数字の0とアルファベットのKのボタンを押すとかかる仕組み。
「碧空」なんてコンチネンタル・タンゴの名曲もある。
選曲ボタンの両脇のスピーカーからダイナミックレンジの狭い音で流れ出てくる往年の名曲の数々
・・・2曲で100円
フランク永井の「霧子のタンゴ」なんていう曲も入っている。
フランク永井のファンでも通好みのこの曲、何で入っているのだろう?
店主の趣味?
とマスターに問うと、最初から入っていたらしい。
ちょっと怪しいジュークボックスである。
レコード針の交換はどうしているのか尋ねると、新品だと針が鋭角で、レコード盤をいためるので、中古のものを使うようにしているらしい。
・・しかし磨り減ったレコード針のほうが盤面を傷つけるように思われるのだが・・・。
今でも、たまにジュークボックスを置いてある店に出会うことがあるが、こんなに昔のポピュラーソングが入っているものは珍しいね。ついつい100円玉を入れてしまう。
カンカンお代わり!!
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Comment
2009.10.05 Mon 22:32 |
Wow! 素晴らしいっ!
レコードで、手書きのタイトルラベルで、
この独特の外観で、もう感激です!
いいものをみせて頂きました。
ありがとうございます♪
- #-
- ぼんくらオヤジ
- URL
2009.10.06 Tue 07:01 | *ぼんくらオヤジさん おはようございます
古い記事に拘らず、コメントをいただきありがとうございます。
EP盤の動くさまの見えるスケルトン型だったらなおいいんですが・・・。
針を落とすときのプッという音に何とも昭和を感じてしまいます。