「大阪市電との邂逅・・・広島出張(2)」
- Mon
- 06:51
- ∇鐵道ほとがら帖/平成編 - ├平成19年
活発な梅雨前線の影響で、広島駅を出たところから大雨。
広電のホームの屋根からもポタポタ雨漏りがしている。
広島は、積極的に新しい低床車両を導入していて、ライトレール(LRT)の実現に寄与している。
その一方では、大阪市電や京都市電が現役で活躍しているところとしても注目されるところである。
八丁堀から白島線に乗り換えると、なんと旧大阪市電・・・あな嬉や!!
雨天なので、前照灯に灯が入っている。いい雰囲気だ。雨の風情もいいものだ。
この904号車は、旧大阪市電の2601形式の2634番が元車で、昭和44年3月末日の大阪市電全廃に伴い、広島に移籍してきたもの。
大阪市電時代の同形式車両(「水の都の赤い電車」から複写)
もう40年近く前に廃止された車両に再び乗車できるのは、なんだか死んだ肉親に会えたような、なんともいえない幸福感がある。小学校には毎日これに乗って通ったものだった。
モノクロに転換してみる・・・レトロな感じを求めてみたが、周りの建物や自動車が平成の時代を物語っているね。
京都市電も元気元気!!
さっさと適当に用事を済ませて、駅に戻る。
駅のターミナルビルの2階で広島焼き(現地ではお好み焼きらしい)をいただく。
お店の名前は「よっちゃん」
広島焼きの店の名前に何故「○○ちゃん」というのが多いか?という新聞記事を最近読んだ。
戦争で男手をとられた女性たちが、戦後生きるために鉄板一枚あればできる広島焼きを作っては、売っていたため、屋号は女性の愛称である○○ちゃんというのが多いらしい。
広島焼きの歴史は、たくましく働く女性の歴史でもある。というものであった。
そんなことをしみじみ思い出しながらモダン焼きを頂く。
やはり本場モンは美味いね。
それと、もちろん生ビールがなくっちゃ。
このジョッキを見て驚いた。
へぇ、この売り上げの一部が広島市民球場の建設資金の一部になっているのか。
なかなか建て替えの資金が集まっていないと聞いているが、大変だなあ。
なんて思いながら・・・モグモグ・・・ゴクリ。ああ、旨い。
(つづく)
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