「平成19年8月 八雲立つ・・・」
一昨日、山陰・出雲に出張する。
とにかく用事を済ませることが第一義なので、往きは、飛行機を利用。
36人定員のチドリのようなプロペラ機で9時45分、伊丹から飛び立つ。
形式は、日本エアコミューター・・・スウェーデンのサーブエアークラフト社SAAB340というもの。
YS11の後継機として各地で活躍しているらしい。
ジェット機のように、離陸時の圧倒的な衝撃がなくフワリと飛び立つのがいいね。
飴ちゃんを二、三個もらってネロネロしていると、早くも群青色の日本海が見えてきた。
そして、日本海の海岸線沿いに西進し、
宍道湖を北方から水鳥のように低空飛行してランディング・・・
八雲立つ出雲の地に到着!
快晴である。からっとしたドライな空気が頗る快い。
さあ、お仕事お仕事・・・
そのお仕事をチャッチャと済ませて・・・とはいかず、なんやかやで結局15時位までかかってしまった。(詳細は省略)
仕事を終えて訪れた出雲市駅。10年ほど前に訪れた駅舎とは趣を異にしていて、いつのまにか立派な大社造りの高架駅になっていた。
駅前の猥雑感がなくなって、がらんとして淋しいような気がした。
おまけに一畑電鉄も高架だ。宿毛駅タイプである。
ここまで高架にする必要がどのあたりにあるのだろうか?
帰路は、倉吉まで山陰線を楽しんで、そこから智頭急行で帰ろうと思ったが、想定外の時間を浪費したため、特急やくもで伯備線経由で岡山へ。
車中から穏やかな宍道湖をながめつつ・・・
境港の焼鯖すしをアテに・・・ひとり舌鼓を打つ。
う?ん、名物のシジミ汁も欲しいところだ。
至福の時だね。
出雲から伯耆、備中と神話の古里を車窓に楽しむ。
急峻な山地を縫うように進む伯備線では、新見の手前の谷田峠で分水嶺を通過。
それまで日野川水系を川上に向かっていた列車が・・・
峠を越えると列車は、高梁川水系の川下に向かう。
新見を過ぎ、この春訪れた思い出深き備中高梁(http://blog.so-net.ne.jp/onkochishin/2007-04-16)を経て岡山へ。
岡山からは新幹線で新大阪まで。
何だかんだの4時間、楽しき汽車旅・・・大阪に着くと、一気に現実に連れ戻される。
・・・嗚呼。安倍さんこんなになっちゃって・・・(地下鉄梅田駅構内において)
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