「越前くいしんぼ旅行(1)」
同職の気の会う仲間数名と「年に一度一泊旅行をしよう。」といいはじめて、今年が12回目。
今年の旅行先は、福井である。
参加者は5名。
9月1日午前7時30分大阪駅に集合。
このサンダーバードには乗らない。
青春18切符を使って大阪から敦賀まで新快速を利用し、北陸線も普通列車に乗車する予定。
考えるのはどなたも同じと見えて、新快速は大阪から満員御礼!!
京都でも乗客は減らない・・・近江今津でもダメ・・・結局終点敦賀まで2時間ずっと立ち詰め。
旅行の最初なのでみんな怒り狂うこともなく忍の一字でストレッチ。
敦賀からの北陸線乗り換えはなんとか座れた。ビールで乾杯。
30分の乗車の後、鯖江で下車。
駅前でレンタカーを借りて越前海岸を目指す。
曇天とあってとても涼しい。自動車もクーラーを使わずに自然の涼風を楽しむ。
食事の前にひとっ風呂浴びる。越前温泉「漁火」である。大人一名500円なり。
日本海が展望できる露天風呂である。ぬるっとした温泉が気持ちいい。
ここで、浮世の垢を落とした後は、近くの地魚もてなし「滝の川」で昼食だ。
これが名物の海鮮丼。説明いらないね。美味いよ、これは。
ビールもすすむ。
因みにレンタカーを運転してもらっているのは、お酒の分解酵素を持たない仲間なので、その余のメンバーは、気兼ねなくいただける。有難い・・・実は、すでに車中では冷酒や焼酎の水割りを楽しんでいたのだ・・・重ね重ね運転手さんありがとう。
その後海岸線をドライブして北上。
呼鳥門(コチョウモン)と呼ばれる名所を見学。
自然が作り出した大きな海食洞である。
数年前まで国道305号線として使っていたらしい。現在は通行禁止。
雄大な風景に感嘆の声をあげ、自然の力に驚愕する。
そのあとは、近くの陶芸村の中に美味い越前ソバをだす店があるというので立ち寄る。
広くて緑溢れる静かな林の中にたつ古窯そば「点心庵」である。
石臼自家製挽きのそばが味わえる。これは、おろしソバ。
荒削りの田舎ソバといった食感が快い。
蕎麦湯の器も越前焼きである。
昼食後さほど時間は経過していないが、スルスルっと胃の腑に収まった。
こんなに食べて本日の宿屋の夕食は平らげることできるのかなあ。なんてお腹をさすりながら店を後にする。
そろそろいい時刻となったので車を駅のほうに向ける。
途中・・・蝉丸の墓というものがあり、その真偽をたしかめんと道草する。
立て札などいろいろあるが、ほんとかなあ?・・・その真偽はわからない。
これやこの・・・の碑もある。
ほどなく鯖江駅に戻り本日の宿泊先である福井に向かう。午後4時5分だ。
~つづく~
- 関連記事
-
- 令和5年3月 北陸新幹線・白山総合車両所見学(その後) (2023/04/30)
- おとなび「立山黒部アルペンルートと新緑の安曇野・上高地2日間」(その3) (2017/09/10)
- おとなび「立山黒部アルペンルートと新緑の安曇野・上高地2日間」(その2) (2017/08/28)
- おとなび「立山黒部アルペンルートと新緑の安曇野・上高地2日間」(その1) (2017/08/20)
- レディー・カガに会いました! (2013/04/21)
- 「越前くいしんぼ旅行(4)」 (2007/09/10)
- 「越前くいしんぼ旅行(3)」 (2007/09/07)
- 「越前くいしんぼ旅行(2)」 (2007/09/05)
- 「越前くいしんぼ旅行(1)」 (2007/09/03)