「涼味満点・・・保津川下り」
(前回からのつづき)
トロッコ嵐山駅は、亀山トンネルの直前にある。
隣には新山陰線の線路が迫っている。(シャッターのタイムラグの大きなデジカメでこの写真を撮れたのは、ちょっと自慢)
トロッコ列車は予約していたため、座席に座ることができたが、立ち席まで出る大入り満員。皆さん朝早くからご苦労さんです。
いつもは、大江山の鬼に扮した鉄道社員が途中の駅から乗ってきて、車内を巡るのだが、今日は混雑のためお休みのようだ。
車窓から保津川渓谷を眺めトンネルの涼風を味わう。
保津川に下り舟が見える。遠方の橋は、新山陰線橋梁。
つくづく昔の山陰本線のほうが味わいがあったなあと思う。
そうしているうちにトロッコ亀岡到着。
先回りしていた観光バスに再び乗車して湯の花温泉「渓山閣」に到着。
ここで昼食をいただく。
京会席である。
先週に引き続きマツタケが登場!!
国内産ではなかろうが・・・とにかくマツタケには違いはなかろう。
網であぶってポンズでいただく。香りはイマイチだなあとおもいながら・・・完食。
お酒は、地酒を注文したが、福知山の地酒「三万二千石」が出てきた。
おなじ丹波なのでまあいいか。といいながらすうーっと喉を通る。
ああ、おなかいっぱい。ご馳走様でした。
食後にゆっくり温泉に使った後・・・
保津川下りの乗船場へ。
出札口はなぜか懐かしい瀬戸内航路の港町の出札口のよう。純アナログなのがいいね。
ここ保津川下りは、400年の歴史があり国内最古らしい。
「流れに掉さす」の図
先日「流れに棹さす」の意味を「流れに逆らう」ととる国民が多い。と新聞紙上に掲載されていたが、ここで自分の目で「流れに棹さす」を見れば、曲解することないのになあ。
とおもってしまう。
急流では歓声が響く。
[高画質で再生]涼味満点・保津川下り [ウィキ]
終点近く流れが穏やかになった頃に、おでんやビールをつんだ舟が近づいてくる。
昔、大坂・枚方で淀川を下っていた三十石船に「くらわんか」「くらわんか」といいながら
物売りの舟が近づいて来たというが、これは、その「くらわんか舟」の形態を平成の時代に伝える貴重な姿ではないか・・・と深く思考した次第である。
「ちょっと。缶チュウハイ一本おくれ!」
(おわり)
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