「播州赤穂の町をぶらぶらと・・・(1)」
10月中旬、仕事の関係で、播州赤穂に行ってきた・・・そのときの模様を載せてみる。
赤穂は、南を瀬戸内に臨み、三方を山に囲まれた小さな町である。
赤穂といえば「忠臣蔵」(駅の構内)
毎年12月になると日本のどこかで飛び交うことば・・・「赤穂」
駅前のロータリーには、大石内蔵助殿が・・・自動車が目の前を往来するので、まるで交通整理をしているようだ。
城下町らしく整備されたお城通り・・・土曜日だったが、静かなたたずまいであった。
ここでもご当地検定があるんだね。「忠臣蔵」検定。
きっとマニアックな出題がされるのでありましょうねぇ。
ところで、でぇしょん祭ってなんだ?
さくっと、仕事を済ませて、赤穂城に登城する。
有名な大手門から中に入れば、所謂城中である。
大石邸の屋敷門などが残っている。
その城中にあるのが大石神社。祭神は、四十七士。
ご利益は・・・大願成就!!
ものすごく説得力あるなあ。
神話時代の神様と違って歴史上の出来事なんで、ほんとご利益ありそう。
(しかし、願主にも甚大な努力を強いられそうだ。)
この大石神社に「忠魂義胆」の文字発見。
忠なるタマシイと義なる肝っ玉・・・というところか。
ふくよかな篆書だなあ。と思って横に回れば・・・おおっ、東郷閣下の筆によるものでありました。
城中をさらにすすめば、本丸がある。
本丸門も綺麗に復元されている。
本丸内は御殿の跡があるだけ。天守閣も石垣が残るのみ。
本丸脇には、兵法の山鹿素行先生の顕彰像がある。
しかし、「一打ち二打ち三流れ、あれに聞こゆるは山鹿流陣太鼓の音!!」といわれる山鹿流陣太鼓は、忠臣蔵物語の創作なんよね。
浅野家に幽閉されていた山鹿素行とお上に楯突いた赤穂義士との理念のコラボレーションといったところか。
さてさて、お城を満喫したので、あとは是非訪れてみたかった、本日の大本命・・・
明治41年築の赤穂市立民俗資料館に向かう
(つづく)
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