「伊東線来宮駅」
- Sun
- 00:13
- ∇鐵道ほとがら帖/平成編 - ├平成19年
先日、ちょこっとした仕事があって、横浜で人と会った後、185系の踊り子号で熱海へ・・・。
今夜は、待ちに待った温泉旅館で大宴会・・・芸者・幇間に囲まれてのドンチャン騒ぎの無礼講・・・
とは、首尾好くいかぬが世の常なりなり・・・・。
熱海から一駅で到着する伊東線来宮(きのみや)駅が目的地。
温泉地らしい土地なのかと思って、立ち降りた駅前・・・・
ひゅゅゅゅゅう・・・・駅前には何もなく急な斜面がストンと落ちているだけ。
ここからタクシーに乗れば温泉街にいけるのだろうが、駅前は余りにも寂しいね。
・・・。
・・・。
・・・。
少し、立ち戻るが、熱海から普通列車の下田行きに乗車したわけなのだが、伊豆急の車両のボディーペイントが艶やかすぎて驚いた。
(伊豆急200形)
これってひょっとして川端康成の「伊豆の踊子」の衣装をモチーフにしているのでは・・・?
百恵ちゃん、こんな柄の衣装着てなかったかな?吉永小百合だったかな?
田中絹代は・・・・モノクロだったしなあ?
以前の伊豆急は、落ち着いたブルーとくすんだグリーンのツートンカラーだった。
富士の裾野と豊饒の海、または清浄な水脈を表現していると思っていたのに・・・なんだこりゃ。
昔はねえ・・・
昔は・・・
こんなんじゃなかったヨウ!!!
口惜しいので、昔に遡って、昭和56年3月17日
国鉄に新車185系が配置されたの報を受けて、伊東線まで追いかけていったときのレポートを貼り付ける。
伊東高原駅の寸景を撮影したもの。
(めずらしくコダクロームで撮影したものだが、一枚・一枚スライド用にマウントしたものなので、スキャンしにくいなあ。)
ビカビカの新造車両185系・・・アディダス模様の斜めのラインが当時流行ってましたよ。
今見ると決してセンスのいいものとは思えないが・・・。
まあ、この時(昭和56年)に作られた185系が車体のカラーリングを変えたとしても今でも特急「踊り子」の車両として現役なのは、嬉しいことかも知れない。
でも昔の157系は迫力あったなあ・・・。
一方、伊豆急の車両は、上品な配色で旅情をそそるよネ。
かたわらに凸電の旧国鉄ED30も健在だった。
その後東急に移って再びED301と名乗っているとか・・・
さてさて・・・
現在に戻って、仕事を終えての帰路、来宮駅で待っていると、上りの熱海行の各駅 (伊豆急8000形)
がやって来た。
その配色に・・・少しは昔の記憶を傳へてゐるやうだ。(康成)
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