「吉備津神社と急行つやま」
倉敷の居酒屋「新粋」で森田酒造の荒走り「万年雪」を痛飲する会が今年も巡ってきた。
現地17時くらいにスタートというのがアバウトでいい。
土曜日の午前中の診療をすっぽかす訳には行かないメンバーは、夕方に倉敷にやってくるが、そうでない者は、いろいろなアクセスでやってくる。
私は、岡山から吉備津にいって桃太郎伝説の吉備津神社に立ち寄った後、総社の街中をぷらぷらしてから倉敷に行こうとおもう。
この角度から見ると、ヘンテコな先頭車に見えるね。
思ったほど混んでいない。
左側の車窓から宮原操車場の状況を眺めるのは「お決まりごと」のような行動だ。
ほどなく岡山到着
岡山駅では、津山線11時15分発の急行つやまを撮影する。
この急行、3月15日のJRダイア改正の後は、JRに残る急行4本(はまなす、能登、きたぐに、つやま)のひとつとなる。
さらにそのなかでも昼行急行は、唯一のものとなる。 ところが実際は、急行とは名ばかりのぼったくり快速といった具合。
岡山行きの快速が岡山到着後急行のサボをつけただけで、急行料金をせしめて、同じサービスで来た道を戻っていくといった感じだ。
車両はキハ481003+キハ486
まあ、この急行、急行砂丘の残滓みたいなもので、津山市から「我が町に急行が一本もないということはけしからん。」とごねた為残ったものと聞く。 お互い合意の上の急行であれば、外野はなんにもいえないよ。
急行つやまを見送って、反対ホームの吉備線の普通列車に乗車。
こちらは、キハ40のロングシートのみの車両だ。二両編成だが、ワンマンカー。
お降りは一番前からどうぞ。・・・ 吉備津駅を下車して立派な松並木の参道を行くと立派なお社があらわれる
・・・はずだった。
仕方がないので、長い回廊を下ってお釜殿まで歩く。
桃太郎に退治された温羅(うら)のうめき声らしいが・・・。
長い回廊の脇で梅の花が咲きはじめたようなので、ちょっと接写して春の気分を味わう。
吉備津駅に戻ろう。
門前の茶店「桃太郎」によってお酒のワンカップをかって暖を取りながら・・・。
吉備線の吉備津駅は、ほんとに簡易駅といった感じの駅である。
吉備津神社がなければ、廃止されていたかもしれない。
現にこんな石碑を建てて、ここが由緒あるところであることをアピールしている。
大正15年のことだから、摂政宮は昭和天皇のこと。

(つづく)
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