「クラシックな総社の街中を散策」

吉備津から、キハ471002に乗って、次は総社を訪れた。

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ひとつ手前の東総社で降りる。

ワンマンカーなので、一番前から降りなくては・・・。
ICOCAを使うときは、ここで精算するのではなく、駅の改札機を利用する。
だれも見ていないけど大丈夫かなあ。


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土地の人に聞くと、もともと伯備線より旧中国鉄道の吉備線のほうが早くできたらしく、東総社が町の中心らしい。

その後伯備線ができて「総社駅」といっている駅は、そのときは、「西総社」と呼んでいたらしい。


その東総社は、もちろん無人駅だが、その駅前にはなんやら趣き深き建物あり・・・



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よくみると肥料やさんのようだ


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今でもやっているのかどうかわからないが、駅前にこういう古い建物があるところは、街中を見ても面白い建物に出会える可能性が高い。



とりあえず、総社という地名の起こりとなった総社宮を訪れる。


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総社の地名は、あちこちちらばって祀られていた八百万の神々をこの地に集めたことによるらしい。


たしかに広い境内のあちこちに祠が点在する。なにやら奇妙な感じのする境内であった。



そんな総社宮のすぐ横に目的物のまちかど郷土館があった。
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(カラースコパー21mmで撮影)


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(同場所から、SONYサイバーショットT7で撮影 38mm相当)


この建物の見学が、総社に立ち寄った主目的である。


これは、明治34年築の元総社警察署であり、総社唯一の明治木造洋風建築らしい。

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玄関の門灯も昔は、警察署の赤いガラス玉がついていたんだろうね。


何度も取壊しの危機があったが、そのたびにガンバってこの建物を維持した・・・と係員の女性が話してくれた。


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警察署のカウンターの部分、いわゆるパブリックスペースだ。


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カウンターの下に、中国鉄道や工部省の飾り屋根瓦なんかが無造作に置かれているところがいいね。


準鉄道記念物クラスの逸品じゃないのかな?


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1階内部はこんな具合だ。


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2階はいろいろな名産品の展示スペース。ここ総社は、薬の行商が盛んだったようだ。


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八角形の部分は階段室を兼ねている。




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まちかど郷土館



まちなみ郷土館を後に、総社駅に向かって歩く。
この建物の前の道は、昔の街道だったところ。

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したがって道幅は狭くややクネクネしているが、両脇には古い家屋が多く残っている。

20080223吉備路621-1.jpg

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これは、備中高梁の松山藩の御用商人の本宅だとか。

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戦前の瀟洒な和洋折衷建築もある。
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しかし、道路側は、店舗のような外見だが、後ろのほうは朽廃している。こんな家屋も少なからず存在する。

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途中、ミゾレにあって難儀したが、ようやく総社駅に到着。


ちょうど井原鉄道のディーゼルカーが出発待ちをしていた。神辺行きである。

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途中矢掛なんていう風情ある宿場町がありましたね。

また猛烈な吹雪が振り込んできたが、14時30分発の播州赤穂行きに乗って倉敷に向かう。

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倉敷までわずか3駅だが、随分と天気が違う。(写真は倉敷駅到着のもの)

水島臨海鉄道のホームを覗くも触手を伸ばすような列車でもないので・・・

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不精してJRホームからパチリ。

(つづく)






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 阿房(あほう)と云ふのは、人の思わくに調子を合はせてさう云ふだけの話で、自分で勿論阿房だなどと考へてはゐない。
 
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長崎の鴉・・長崎阿房列車

段段車窓が薄暗くなり、汽車が次第に濃ひ夕闇へ走り込んで行く時に聞く汽笛の響きは、鼻へ抜けたかさ掻きのやうな電氣機關車の聲よりも、蒸氣機關車の複音汽笛が旅情に相應しい。


          


  いつの間にか窓が眞暗になり、窓硝子に響く汽笛の音が、蒸氣機關車C62の複音に變つてゐる。


          
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