「せぶんしーずぼいじゃー号」
- Sat
- 00:00
- ∇浪花ほとがら散歩 - ├大阪市天保山エリア
平成19年2月24日(日)
大阪港にセブンシーズ・ボイジャー号が入港したので見物に出かける。
いつもの天保山交差点から見ても、その巨大なることが一目でわかる。
デカッ!!!
これだけ大きな船は、生涯はじめて見る4歳の長男がつぶやいた。
「おとうさん。なんか知らんけど涙が出てきたわ・・・」
おお、感動してるじゃないの。
いつも遊びに来てる天保山だけに、その大きさが尋常でないことが小さな子供でもわかるようだ。
当日は岸壁は立ち入り禁止となっていたので、マーケットプレイスのバルコニーからの見学。


側面には、部屋ごとに設けられたプライベートデッキが並んでいる。
なんだか、どでかいワンルームマンションのベランダ側壁面を見ているようだ。
最後尾も同様に区分されたデッキが設けられてあり、公私の区分けを明確にしている。
この船は、2003年4月に就航し、船籍港は西インド諸島のバハマの首都ナッソー。
タックスヘイヴン(Tax haven)=租税回避地なので便宜地籍船となっている。
総トン数 46,000トン
全 長 204メートル
全 幅 28.8メートル
乗客定員 700名
この船のオールスイート、オールバルコニー付きの客室は、バルコニーを除き最低でも28平方メートルという広さがあり、居住スペースとしては旅客一人当たり占有面積は世界一の豪華クルーズ船となっている・・・らしい。
また、マスタースイートは約130平方メートルとなっていて、リビングルームエリア、フルサイズのバスタブ、ミニバーなどを備えて最高級の仕様・・・らしい。
メインダイニングのほかに多国籍料理、地中海料理、そしてパリの名門料理学校「ル・コンドル・ブルー」がプロデュースする本格フランス料理と4つのレストランが揃い、いずれも定評ある味とサービスが楽しめ人気・・・らしい。
船内は見たことがないのでなんともいえないし・・・まあ、利用することもないので、どうでもいいことだが・・・。
船内の乗客たちは、勝手な時間帯に三々五々バスに乗ってあちこち出て行ったよ。
京都・奈良に向うのだろうか・・・。ちょうど、芸大の卒業コンサートが、隣接するサントリーミュージアムで開催されていたので覗いてみた。
鈍色(にびいろ)の海を眺めながら、クラシックやポピュラーの名曲を木管の四重奏で楽しむ・・・

・・・それはそれで、ゆったりとした休日ではありました。
- 関連記事
-
- 建設中の天保山大橋 (2010/12/06)
- 建設中の大阪・港大橋 (2010/12/03)
- ベイ&リバーサイドパーティOSAKA2010 (2010/10/12)
- 海上自衛隊の輸送艦“おおすみLST-4001”見学(後編) (2010/07/22)
- 海上自衛隊の輸送艦“おおすみLST-4001”見学(前編) (2010/07/20)
- 今秋閉館予定のサントリーミュージアム・天保山へ (2010/05/08)
- 天保山から夕陽を撮る (2010/01/05)
- 登檣礼・エクアドル海軍練習帆船「グアヤス」号の出航 (2008/09/04)
- 「QE2(クイーンエリザベス2世号)本邦最後の寄港地・大阪」 (2008/03/20)
- 「せぶんしーずぼいじゃー号」 (2008/03/08)
- 「海水運搬船・かいゆう」 (2007/02/05)
- 「大きいねェ! パシフィックビーナス」 (2006/12/18)
- ☆日本丸 (2006/11/06)
- ☆天保山花火大会 (2006/07/12)
- ☆日本最低の山 (2006/06/02)
- Tag :
- 天保山
- セブンシーズ・ボイジャー
Comment
2008.04.13 Sun 17:24 |
しかし、最近の客船やフェリーは斯くの如きスラントノーズばかりですね。
やはり、あるぜんちな丸(先代)や春日丸、幻の橿原丸のほうがいいですね