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九州長崎湯けむり号(2)

前回からのつづき・・・

観光バスが雲仙に到着。

雲仙は昭和9年に本邦最初の国立公園に指定された由緒正しき景勝地であり、あちこちから湯煙たなびく名湯の里である。

今日のお宿は、湯元ホテル
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創業はなんと元禄時代。

この旅館300年の伝統があり、雲仙温泉では最も古い宿である。

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建物自体は、昭和40年くらいに造られたものらしいが、クラシックなたたずまいの落ち着いた温泉旅館である。

ロビーには、隠れキリシタンの「踏み絵」の実物が展示されてあったり、
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明治黎明期の外国客向けの会話単語表が掲げてあるのが面白い。
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さらに、大正時代の宿泊料金表が展示されていた。
この当時でも「旅籠」「木賃」なんて区別が残っていたようだ。驚き!
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泉質は、酸性硫化水素泉、含硫化水素酸性みょうばん泉、緑ばん泉と言い、一般的には硫黄泉と呼ばれているものなりなり。

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いい温泉でした。やっぱり泊まるのは、温泉宿がいいね。


ここ雲仙は、地獄も有名だ。


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バスガイドの「別府の地獄」は見学するのに料金が要りますが、雲仙の地獄はただです。是非地獄に行ってきてください。」の言葉に、

年配のグループ客の「今日、急いで地獄いかんでも、すぐに行くのに・・・」のコメントあり・・・ハハハ。


ここでゆっくりしたいところだが、パック旅行なので朝7時には朝食だ。

本日の訪問先は、家族の要望でハウステンボス。

ツアーの団体行動は、ここの入り口まで。
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いわゆるテーマパークではあるが、小さな子供にとっては、遊具がないので少々退屈していた。
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でも、このチョコレートの滝を見て、

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アイスバーを溶けたチョコでコーティングしてもらって、

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キャンディハウスで好きなキャンディを選り取りして・・・

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元祖佐世保バーガーを食すれば、ご機嫌だった。
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そういえば、ハウステンボスは佐世保市にあるんだ。このバーガーは、ご当地モンである。

曇天ながらとりあえず楽しみました。


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テディベアの展示館のエントリー作品は、このようになかなか面白かった。


ところで、本日のカメラは、HexerRF+LeicaSummilux-M35mmf1.4

このレンズは昔ながらの光学収差を残した写りをするので手放せない。

このように絞りを開放にしてとるとハイライト部分は、じわりと滲むが・・・
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少し絞るとキリリと・・・
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とても線が細くてシャープなのがとても面白い。

現在のレンズでは出せないやわらかいボケを生み出すので、結婚式の写真を頼まれると必ず使うレンズである。



さてさて、ハウステンボスで半日過ごした後は、帰路につくだけである。
ツアー旅行は終わり、各自飛行機の時間に遅れないように空港に行くだけなので、もっけの幸い、鉄道を利用しない方はない。

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JRのハウステンボス駅には、ちょうど特急「ハウステンボス」が到着した。(クロハ782-503)

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エンブレムも鮮やかな特急列車である。

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この特急には乗らなくて、長崎行きの普通列車キハ67-13に乗車して大村駅に向う。
こちらは、SEA SIDE LINERと標記されている。

わずかな時間ではあるが、大村湾の風景を見ながら列車のたびが楽しめる。

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途中の駅・・・南風崎の桜もちょうど見ごろを迎えていた。

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大村駅で下車してこれからはバス路線で長崎空港に行く。


ここのバスターミナル、10数年前に訪れたときは、煮しめたような暖簾のかかった立飲みのおでんやが経営していて、思わず立ち寄って、焼酎とおでんでいい気持ちになったことがあった。

今回も立ち寄りたいと思っていたが、すっかり跡形もなくなっていた。(残念無念)

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家内に言わせると、この待合室、瀬戸内航路の寂れた船着場のような感じらしい。



空港では、長崎特有のローカル線の運行状況をながめたり、

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トドメの長崎チャンポンを味わったりと、
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大いに長崎を満喫しての帰阪となる。


飛行機初体験の子供たちであったが、伊丹着陸時の衝撃も感じることなく爆睡していた子供の姿を見るにつけ、飛行機が珍しかったジェネレーションにとっては、ギャップを感じた次第。

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・・・といふファジーなる一族の珍道中でありました。


Fine










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Comment

2008.04.17 Thu 20:13  |  雲仙は良いですね!

雲仙には私も一昨年出かけました。目的は雲仙観光ホテル。このホテルも湯元ホテル同様様々な資料を展示しており勉強になりました。
今の子供は飛行機なんて珍しくないようですね。私なんか初めて乗ったのは就職してからですが。でも、お子さんには一生忘れられない思い出になったことでしょう。

2008.04.18 Fri 04:11  |  長崎 行きたや

今晩は
二回に渡り楽しい長崎の写真を拝見
ハウステンボスそうありましたね
つぶれていたかと・・・・健在で一安心
各地のテーマパークが無くなりました。
木賃宿とは懐かしい言葉
今は死語かもしれませんね
好い写真拝見旅行が出来ました。
感謝

2008.04.18 Fri 12:33  |  

雲仙地獄、私も行きました! 道路まで白煙が出て来ていて、通る車はみんな危険なので減速してました(^^;)
確か長崎空港って、海上(島?)にあるんですよね。ちゃんぽんは、その長崎空港で食べたのですが、なかなかおいしかったです。

  • #-
  • うたに
  • URL

2008.04.18 Fri 16:28  |  

*サットンさん。こんにちは。
私も初めて飛行機に乗ったのは、大学の合格発表を見に東京に行ったときです。すごく興奮しましたけどね。子供たちはどんな風に感じたんだろうか?

*junsbarさん。こんにちは。
 少し前、ハウステンボスが危ないという噂がありましたが、実際行ってみると、以前と少しも変わらず、メンテナンスも良好でした。中国・韓国あたりの旅行客が急増しているのが追い風になっているのかも。

*うたにさんも、長崎空港でちゃんぽん召し上がりましたか。1階にある「牡丹」という店ではなかったですか?
おいしいチャンポンでした。
長崎空港は、とある無人島にできたものですが、いままでこの島にはいなかったタヌキが橋を渡って住み着いたらしくて、飛行機の発着にも影響があるとバスガイドさんが話していました。

  • #-
  • ファジー
  • URL

2008.04.19 Sat 13:55  |  

二昔ほど前、引揚列車の始発駅だった南風崎へ行ったことがありました。佐世保駅で「何にも無いよ」と言われていったのですが、本当に何もありませんでした。

今なら、この日は土曜のはずだし、佐世保の場外(783系の脇に広告がうつっています)に直行しているかもしれません。

2008.04.19 Sat 14:40  |  

*なにわさん。こんにちは。
 南風崎は引揚列車の始発駅だったんですか。知りませんでした。この日の駅は桜が満開で、そんな殺伐とした歴史があるとは感じさせない静けさを湛えてました。
また、競馬はやらないので良くわからないのですが、ハウステンボスに隣接する立派な建物に「ウインズ佐世保」という名称がついてましたよ。

  • #-
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汽笛一聲・阿房列車

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何カノキツカケガアレバ汽車ノ事ヲ一所懸命ニ記述シテヰル。子供ノ時ノ汽車に對スル憧憬ガ大人ニナツテモ年を取ツテモ抜ナイノデアラウ。


DSC01281切符


 阿房(あほう)と云ふのは、人の思わくに調子を合はせてさう云ふだけの話で、自分で勿論阿房だなどと考へてはゐない。
 
 用事が なければどこへも行つてはいけないと云ふわけはない。
 なんにも用事がないけれど、汽車に乘つて大阪へ行つて來やうと思ふ。   
    ・・・内田百閒「特別阿房列車」


        

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長崎の鴉・・長崎阿房列車

段段車窓が薄暗くなり、汽車が次第に濃ひ夕闇へ走り込んで行く時に聞く汽笛の響きは、鼻へ抜けたかさ掻きのやうな電氣機關車の聲よりも、蒸氣機關車の複音汽笛が旅情に相應しい。


          


  いつの間にか窓が眞暗になり、窓硝子に響く汽笛の音が、蒸氣機關車C62の複音に變つてゐる。


          
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