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昭和48年 能勢電探訪(2)

能勢電平野車庫・・・やはりここは、ワンダーランドであった。

19730924能勢電602-1


現代風にいうなれば、息をのむ様な棄景の山だった。
車庫の全景を山側から見る
平野車庫全景-1


右隅の車庫の裏に台車をはずされた、いわゆる「だるまさん」発見。
19730924能勢電599-1

長年、物置か休憩所として使われていたんだろう。
日々の改良工事?と車体の自然朽廃とのせめぎ合いが見てとれる。


こちらにもある。
19730924能勢電603-1


廃車になった古い車両が一応物置のように使われているが、その荷物とともに捨てられいてるといった風情がある。

19730924能勢電604-1


そのペンキのハゲ具合がなんとも哀愁を含んでいていいねえ。

この60号は、前回ご紹介した61号の僚機、すでに廃車体であった。

右横の32号は、大正15年に製造されたオリジナルの能勢電最初のボギー車31形である。昔は阪急マルーン一色だったが、昭和31年の車体半鋼製化の時にツートンカラーになった。
昭和41年に廃車となってからずっとこのままである。


19730924能勢電604-2

棄景のイメージを出すため少しポスタライズしてみた。




本線わきの川側にまわってみると、これまたすごいお宝があった。


平野車庫-2


19730924能勢電609-1


もう使われなくなって何年にもなるんだろう。かずらの絡み具合がそれをあらわしている。

19730924能勢電612-1


しかし、とにかくダブルルーフ大好き少年にとっては、大喜び。

少し調べてみると、つまり、これらは、大正14年から昭和4年にかけて新京阪電気鉄道が製造したP4、P5といわれる形式車両であり、当時千里山界隈を颯爽と駆逐していたダブルルーフの小型木造車だ。

その後借り入れて、昭和41年頃まで能勢電鉄線で営業運転していたもの。

この編成は、28・13・12


阪急のダブルルーフ車両を初めて見たので、とにかく感動に震えながらシャッターを切ったことが昨日のように思い出される。


この後、デロ10系などと呼ばれていたこれらの車両は、訪問した・・・な・な・なんとわずか2月後の、昭和48年11月には解体されてしまった。

なんだか死に目に会えた気分だ。


19730924能勢電610-1


こちらは、能勢電の社章がついた真っ黒な荷電100形106型
旧の32形の僚機である35号車両を昭和37年に荷電に改造したもの。つまりオリジナルは大正15年製である。

19730924能勢電611-1

これは、まだまだ使えそうだが、引込み線の奥のほうにいてたので、ほぼ使われていなかったと思われるが車歴は意外と長く、平成3年1月まで命ながらえたらしい。

19730924能勢電607-1

この383も前照灯が取り外されているので、もう本線を走ることはないのだろうか。

右隣に暗い影を落とす車両は、10形12号車であるが、余命幾許もない状況ではその表情も哀れである。

19730924能勢電608-1


また帰りは、川西池田から国鉄で・・・

19730924能勢電615-1


夕闇迫る頃DF50540がやってきた。




今回の記事のデータについては、詳細なものが手許になく、ブログ作成に困っていたが、たまたま梅田旭屋書店で下記書籍を見つけて、大いに助かった。

これも霊験あらたかな能勢妙見のお導きかも・・・

     DSC09228-1.jpg

「能勢電むかしばなし」
?ネコ・パブリッシング 2008.5.1発行








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Comment

2008.04.29 Tue 23:05  |  

今晩は
何とも言えない写真ですね。
懐かしくもあり、また寂しくもあり
何だろう今の電車と違う
かっこの良さ・・・・
昔の活躍していた時代を
遠くに感じます。

2008.04.30 Wed 22:40  |  

*junsbarさん。こんばんは。
 なぜかこういう棄景は、人を魅了するものがありますね。今まで颯爽と現役で活躍していた姿から思うと、その落魄した現容にモノのあわれを感じてしまうのでしょうか。
この記事は、晩秋のネタでしたね。
能勢電100周年につられて出してしまったことが悔やまれます。

  • #-
  • ファジ~
  • URL

2008.05.01 Thu 00:09  |  

ファジ~さん,こちらのブログへのコメントありがとうございます。 備中高梁にお越しとのこと,ありがとうございます。
倉敷に来られたときは忘れずに?高梁にもお立ち寄りくださいね。
紺屋川の桜もキレイですが,冬のライトアップもお薦めですよ。


さて,お写真を拝見しました。
廃車群にはやはりモノクロが似合いますね。再び走る日はもう来ないのかもしれないですが,こうした木造車両も解体するには惜しい気がしますね。なんとか生きながらえさせる術はないものでしょうか・・・。

2008.05.01 Thu 17:35  |  

う~ん、何と言うか「廃車」放置は良いんでしょうか?
キチンとした産業遺産博物館を阪急も考えないんでしょうか?
う~ん、旧梅田駅のコンコース解体に無頓着だったこの企業がまたまた嫌になりました。

  • #-
  • yutakami 
  • URL

2008.05.01 Thu 21:46  |  

*nukesakuさん。こんばんは。
 ご返答ありがとうございます。
 この写真、もう随分前のことなので、車庫の周辺もすっかり住宅地になっていることと思います。今ではすっかり阪急の一支線然としていますね。100周年の記念行事も予定されていないようです。

*Yutakamiさん。こんばんは。
 阪急は、宝塚のファミリーランドを売却するとともに、そこにあった電車館もなくしてしまいました。貴重な車両は正雀車庫の片隅に追いやられているらしいですが、小林一三をして「最も有望なる電車」と言わしめた阪急には、もはや歴史的文化の継承という崇高な理念はなくなってしまったのでしょうか。ほんと利潤追求だけの安っぽい企業に転落してしまったのでしょうか。
今となっては、旧梅田駅のコンコースが復活することをただ一縷の望みとして新阪急百貨店の誕生を待っています。

  • #-
  • ファジ~
  • URL

2008.05.02 Fri 22:01  |  

私が能勢電を訪問したのは昭和34年の夏の事でした。ファジー様がご覧になった廃車の群れ・・・これらが現役だった頃のお話です。14年という年月を経ると、かくも激しく変わるものなんですね。
能勢電の新しいオリジナルに混じって阪急から来た木造車が活躍。木造のオリジナル車は廃車体となっていました。
こうして、14年後の姿を拝見できて、感動し、あらためて、昭和34年の画像を見直してしまったのでした。
有難う御座いました。

2008.05.02 Fri 22:37  |  14年の歳月とは・・・

*む~さん。コメントありがとうございます。
先日む~さんの昭和34年の能勢電レポートを拝見し、この14年の年月の流れは大きかったなあ。としみじみ感じました。
最近の14年なんて全く変わっていないような気がしてなりません。

私の基準はこの棄景なので、これらの車両が生き生きと働いているところなど夢また夢の世界でした。
それらの現役時代をご紹介いただいて、こちらこそ感謝しています。ありがとうございました。

  • #-
  • ファジ~
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何カノキツカケガアレバ汽車ノ事ヲ一所懸命ニ記述シテヰル。子供ノ時ノ汽車に對スル憧憬ガ大人ニナツテモ年を取ツテモ抜ナイノデアラウ。


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 阿房(あほう)と云ふのは、人の思わくに調子を合はせてさう云ふだけの話で、自分で勿論阿房だなどと考へてはゐない。
 
 用事が なければどこへも行つてはいけないと云ふわけはない。
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    ・・・内田百閒「特別阿房列車」


        

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長崎の鴉・・長崎阿房列車

段段車窓が薄暗くなり、汽車が次第に濃ひ夕闇へ走り込んで行く時に聞く汽笛の響きは、鼻へ抜けたかさ掻きのやうな電氣機關車の聲よりも、蒸氣機關車の複音汽笛が旅情に相應しい。


          


  いつの間にか窓が眞暗になり、窓硝子に響く汽笛の音が、蒸氣機關車C62の複音に變つてゐる。


          
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