てっぱく(鉄道博物館)に行ってきました!

先週の木曜日から2日間にわたって舞浜のホテルで会同があった。

その帰りに、武蔵野線経由で大宮に向い、翌日、鉄道博物館(てっぱく)を見学した。

これだけで大阪から出向くわけにもいかないので、ようやく見学できた・・・という感じである。




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前日から大宮に入るがまずこの駅の大きいこと・・・・いや驚いた。

コンコースの大きさだけではなく、改札内の空間「エキナカ」の広いことと店舗の多いことといったら、改札の外と錯覚するほどであった・・・すっかりおのぼりさん気分。

ポカンと口が開いていたかも・・・。
 
 
 
ホテルで一泊した翌朝、

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広大な大宮ターミナルの西端にある埼玉新都市交通ニューシャトルで1駅乗車して、鉄道博物館に向かう。
ICOCA が使えるのがうれしい。



少し早いかなと思った9時30分現地到着。
しかしてっぱくのエントランスに親子連れがどんどん並んでいく。

下の写真の天窓部分のにある青と赤の棒が組合わさったデザイン物は、東北新幹線のダイヤグラムである。そしてその床には、新幹線の時刻表がプリントされている。(こんなのデザインするのはきっとマニアに違いない。)

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10時のオープンまでまだ30分もあるというのに、大変な行列である。

今日は特別な催し物があるのか?と思えるほどの人出・・・オープン時には400人近い人が列を成していた。
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これが目的なのか?・・・・・おのぼりさんには、よくわかりまへん。

てっぱくの内部はもう数多くのブログで報告されているので、特に感じた点だけをここでアップしてみたい。


・・・・・・・


まず、筑波鉄道で現役時代を知っているキハ461と28年ぶりに出会えた事。

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思わず車体に手を触れて「元気だったか」と言って再会を喜ぶと、

「お互いあの頃は、若かったな。」なんて言われた様な気がする。

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・・・・・・・・


そして展望車のマイテ3911は、青梅鉄道公園時代にかなり痛んだ状態で見たきりであったが、ここでは内装も見事に復元され、当時の華やかさを伝えるほどによい状態になっていたことに驚く。
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(現在の内装)


マイテ3911青梅公園時代

(S54.6.青梅鉄道公園時代の内装)

当時、「この内装の復元には、それができる職人がいなくなったので無理である。」といわれていたが、それが見事復元され華麗な桃山御殿様式の意匠を目の当たりにすると、この作業には随分の労力と金額を要したんだろうなあとしみじみ思う。

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立派なものです。堂々としてます。さすが大日本を代表する名士列車だけあります。

・・・・・・・・

弁慶号と開拓使号・・・大阪の義経号は普段はガラスケースに入っているので、触れることができないが、ここの弁慶号は一般展示物として接触することができる。キャブやランボード、テンダー底板が木製であることが義経号同様確認できたことが嬉しい。
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弁慶号が牽引する「開拓使」の客車コトク5010 は、明治13年幌内鉄道開通のときに、アメリカ・ホリングスワースから購入したものである。

今までアメリカ製の無骨な黄色い客車とばかり思っていたが、この度じっくり観察すると、その隅々に細かい色彩の塗り分けや意匠が施されていることを発見し、アメリカ=粗雑というイメージを持っていたがその概念を打ち砕かれた思いがした。
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もちろんサイドに「開拓使」なんて漢字が書かれているので、本邦到着後、幌内鉄道でデザインされたものと推察できるが・・・
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開拓使と大書された右上の一輪の花模様といい、この細かなデザインは、いったい誰が施したのだろうか?

和風でもなく、アメリカ風でもなく・・・無国籍な雰囲気が漂っている。

見れば見るほど面白い!


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車内も花柄の天井模様など非常に繊細な物となっていることを再発見し大いに驚いた。

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当時の写真(100年の国鉄車両2 交友社刊より)



・・・・・・・・


また何といっても国電の始祖といわれる甲武鉄道の最初の電車デ968(明治37年製)・・・松本電鉄で電装を解いた客車の状態での展示であったが、飾り窓あたりに当時の雰囲気をよく残していると感心した次第。
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これは松本電鉄の「ものを大切にする」功績を褒めるべきであろう。

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(甲武鉄道の社章かと思ったが、放射線が8本あるので少し違うようだ。・・・甲武鉄道は、甲の字を六つ放射状に合わせた物なので、これは信濃鉄道のものか?)

そして、この車輛は他の展示車輛に比べ格段にボロく、ガラス窓もところどころ欠落し、いわゆる小汚いものであるが、復元せずに平成の姿のまま展示しているてっぱく幹部の英断に大きな拍手を送りたい。

この風雪に耐え忍んだ風情が、なんともいわれず往年の香りを伝えてくれる。

平成の時代までよくぞ残っていたものだとしみじみ驚嘆する。


しばらくこのままで展示した後、誕生当時の姿に復元する予定があるというが、大反対である。

当時の姿に復元するなら、台車部分くらいしか使えず、客室部分は全て新たに作り直すことになろう。
それでは復元ではなく新造ではないだろうか。すでにてっぱくは、下記のとおり大きな模型を持っているではないか!

今さら1/1の模型を作ってどうする!

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甲武鉄道時代の姿 (てっぱくの展示模型)



・・・・・・・・


30年ぶりに訪れた鉄道博物館に、改めて感動した。

まだまだコメントしたい車両が数多くあったが、それらはまた別の紙面に。



約4時間をかけてじっくり見学した後、ここを後にする。

オープンから既に半年が経過したが、ようやく念願かなった鉄道博物館訪問・・・満足満足



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お土産もこのようにたっぷり買い込んでの帰阪となる・・・めでたし、めでたし。











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Comment

2008.06.26 Thu 10:26  |  これは!

すごいですね!
面白そうです。開拓使号まであるんですか?今まで特に気にしたことのない車両ですが、趣ありますねえ・・・・。

大宮駅って案外すごい駅です。高架ホームも地下ホームもありますね。関西で地下ホームのある駅なんてわずかですから。元埼玉県民としてはちょっと自慢です。

2008.06.26 Thu 12:44  |  

おおお、鉄博に行かれたんですかぁッ!
比較的近いからそのウチに行こうと思っていたのに忘れてました…
旧万世橋駅跡にあった交通博物館はよく行ったのですが(^^

うーむ、青梅の鉄道公園にでも行ってみよう(笑)

2008.06.26 Thu 15:07  |  

マイテ3911、内装の写真を撮りたかったのですが、外の様子がガラスに反射してしまい、うまくいかなかった・・・。
しかしこう見てみると、自分はまだまだ細かいところまで見ていないことを改めて気付かされました。

  • #-
  • うたに
  • URL

2008.06.26 Thu 16:22  |  

*サットンさん。こんにちは。
 いやはや大宮駅の立派さには、ほんと驚きました。昔の「鉄道の町」というイメージじゃないですね。
てっぱくは、大阪の交通科学博物館とくらべ、ボタンを押すと作動するものが少なかったですね。
その点、大阪のほうが学究的かもしれません。

*Agasさん。こんにちは。
 青梅の鉄道公園も昔とは随分変わっていると思いますので、私も再び訪問したいところです。

*うたにさん。こんにちは。
 さすが、てっぱく。貴重な車輛が豊富で見ていて見飽きませんでした。もっとゆっくり見たかったのですが、4時間も歩き回るとクタクタになって帰った次第です。

2008.06.27 Fri 12:42  |  先に

先に地方の方に行かれてしまった。
お隣の県とは言え、1時間もかからず
行けるのに日曜日の混雑の噂で
今だ見ていません
やはり思いっきりよく行かねばなりませんか
さて何時行こうか

2008.06.27 Fri 18:09  |  

*jun’barさん。こんにちは。
 帝都にお住まいの方を差し置いて、小生が一足先にてっぱく詣でをしてしまったようですね・・・。
でも万世橋ではなく大宮では、小生にとっては、いつでもふらりと行ける場所でないものですから。
チャンスあるときに行っておかないと・・・階前の梧葉すでに秋声となってしまうので。

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何カノキツカケガアレバ汽車ノ事ヲ一所懸命ニ記述シテヰル。子供ノ時ノ汽車に對スル憧憬ガ大人ニナツテモ年を取ツテモ抜ナイノデアラウ。


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 阿房(あほう)と云ふのは、人の思わくに調子を合はせてさう云ふだけの話で、自分で勿論阿房だなどと考へてはゐない。
 
 用事が なければどこへも行つてはいけないと云ふわけはない。
 なんにも用事がないけれど、汽車に乘つて大阪へ行つて來やうと思ふ。   
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長崎の鴉・・長崎阿房列車

段段車窓が薄暗くなり、汽車が次第に濃ひ夕闇へ走り込んで行く時に聞く汽笛の響きは、鼻へ抜けたかさ掻きのやうな電氣機關車の聲よりも、蒸氣機關車の複音汽笛が旅情に相應しい。


          


  いつの間にか窓が眞暗になり、窓硝子に響く汽笛の音が、蒸氣機關車C62の複音に變つてゐる。


          
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