管球式アンプでレコード鑑賞会
レコードといっても広い意味の「音盤」であり、今回はライカ先生の膨大なコレクションから選りすぐりのCDが対象だ。
しかし、オーディオのアンプを自作する先生なので、おのずとその再生システムが凄い。

真空管アンプを経由して、プリアンプを使わずにアネッターだけで音量調整するのがこだわりというところ。
アンプ:ウエスギTAP13 300Bシングル 他
アネッター:ラックスマンAT3000
CDプレーヤー:STUDER D730



右の大きな真空管は一本5万円するらしい。

これは、プロ用CDプレーヤーのSTUDER・・・実にさまざまなことができるらしいが、ボタンが多すぎでよくわからない。
小生の自宅でも永年にわたって、タンノイのSTIRLINGを使っているので・・・


タンノイで聴く弦楽、声楽のすばらしさは了知しているが、真空管のアンプでそしてラックスマンのアネッターをつかったドライブシステムから紡ぎ出される音色のすばらしさは、なんと柔らかな耳に心地良いものだろうか。と感心することしきりである。

モノラルを含む往年の名演奏かつ名録音の数々から2008年のニューイヤーコンサートまで、途中桂枝雀の落語を楽しむなど・・・リラックスして、年齢の隔てなく、あれだこれだと言いたい放題、とっかえひっかえ音楽を楽しんだ。

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Comment
2008.07.05 Sat 09:21 | 懐かしや!真空管
いや~、懐かしいですね。昭和40年代前半、今までの6AR5PPのモノラルアンプから、7189A・PPのステレオアンプにしました。トリオのキット。W-46Kって云ったかな?スピーカはP-610Aとか、PIM-16とか、FE-103とかのローコスト。その後、いろいろあったけれど、最近は、DENONの格安の石アンプにBOSEの501Z・・・・部屋が狭いので。ま、いいか!って感じになってます。
本屋さんで、そっち関係の雑誌に目を通すことも無くなり、300Bのお姿も久しぶりでした。わたし的には、UX-2A3が憧れだったけれど、結局、三極管は6G-A4シングルのモノラルアンプが最後でした。LPプレーヤーも壊れたので、廃棄。LPレコードだけが棚で寝ています。聴くのはCDばかり・・・・。
懐かしい写真で、しばらくは想い出に浸ってしまいました。感謝!!
2008.07.06 Sun 07:05 |
*む~さん。おはようございます。
私も以前はオーディオに凝って、自作のスピーカーを作ったりしてました。
ただ、真空管アンプは、知識がないため、手を出すことはありませんでしたが、ラックスのキットは魅力的でしたね。
む~さんもかなりの病膏盲でいらっしゃったように拝察いたします。
レコード芸術とSTEREO誌は、毎月定期購読してました。
最近は子供の世話と部屋が狭くなったため、既存のシステムを壊さないように使うしかありません。
2008.07.06 Sun 07:23 |
ブラームスのヴァイオリン協奏曲は、ジネット・ヌヴーですか?グリーグの「君を愛す」は、どなたでしょう。ルチア・ポップは、ソルヴェイグの歌・ソルヴェイグノ子守歌を持っています。セルのドヴォ8・・・なかなかの名盤ぞろいですね。
2008.07.06 Sun 08:37 | いろいろ浮気の趣味でして
病膏肓って程ではありません。学生時代、バイトで得た収入は、旅行、フィルム、オーディオに消えて行きました。種々分散して楽しんでいましたのでましたので、ハードウエアで残ったものは、殆どありません。プレーヤー消失で、聴けないLPだけがむなしく押入れで寝ております。
じつは、現在、大好きなディキシーや交響曲・管弦楽曲を大音量で聴くのは車の中です。とは言っても安全上、知れてますが。
のり様のおコメントにあるジネット・ヌブーは聞いたことは無いのですが、大昔の『ラジオ技術』誌で読んだ、西条卓夫(盤鬼)さんのレコード評で読んだことがあります。あの方は、ティボーがお好きなようでした。
2008.07.06 Sun 15:35 |
*のりさん。こんにちは。
ヌヴー・・・よくお分かりになりましたね。かなりのクラシック通ですね。
1949年飛行機事故で亡くなる前年にハンス・シュミット=イッセルシュテットと共演した協奏曲のライヴ録音は、深い精神力を感じさせる解釈と鬼気迫る表現の激しさによって、他の追随を許さない。と伝えられていますが、そのライブCDです。名演でした。
主宰がルチア・ポップが大好きなので、ここでも多く見受けられます。
私は、とくに彼女のフォーレのレクイエムが好きです。破綻しそうなスローテンポの演奏に驚くとともに、彼女の唄いっぷりの立派さには、頭が下がります。廃盤になってしまったのが残念でならない一枚です。
セルのイギリスは、CBSのものより、最晩年のこちらの方が良いとのことです。とくにオマケのスラブ舞曲が絶品です。主宰は、大阪万博で来日したセル・クリーブランドが凄く良かったといってます。来日直後亡くなったのではなかったでしょうか。
Ich・・・は、いろんな歌曲を集めたもので、輸入版しかなく国内発売はされていないもののようです。
2008.07.06 Sun 15:44 |
*む~さん。コメント有難うございます。
いや私のところにも大量のLPが残ってまして、どうしたものか・・・と思案してます。
西条卓夫(盤鬼)さんのレコード評・・・というのは読んだことありませんが、む~さんくらいのご年配であれば、銭形平次のあらえびす氏の音盤評にもなじんでおられたのではないかな?と勝手に思っています。
2008.07.11 Fri 21:46 | ヌヴーの名演
やはりヌヴーでしたか。私もイッセルシュテットのものを持っております。ブラームスにふさわしい、とても厳しい演奏だと思います。シベリウスの協奏曲も持っています。これも名演です。フォーレのレクイエムは、アンドレ・クリュイタンスを持っています。「楽園にて」のやすらぎがいいですね。
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- のり
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2008.07.13 Sun 10:30 | フォーレのレクイエム
*のりさん。こんにちは。
アンドレ・クリュイタンスのレクイエムといえば、パリ音楽院との共演で1962年のものですよね。私も持っています。蓋し名演です。
ジョン・ルターとロンドン市響との録音も捨てがたい名演です。
2010.07.03 Sat 20:27 | *kashy さん こんばんは
コメントありがとうございます。
このシステムの音質は、なんというか、まろやかというか、しかし決してぼやない、つまり原音を聴くのではなく、反射音も味わいのうちというコンサートホールのS席で楽しむ音楽のようですね。