fc2ブログ

35年前の棄景・・・奈良機関区

昭和48年11月23日奈良機関区訪問


11月3日に運転された「SL伊賀路の旅」が今日も運転されるので、その撮影とともに訪れたものだ。

19731123奈良機関区734-1


(C1196とD51906)

小春日和の暖かな日差しがそそぐ明るい場所であったが、カマの熱気はなく、そして全く音のない冷えきった空間であった。

名称未設定 1-1


名称未設定2-1


19731123奈良機関区733-1


以上3枚もののパノラマ写真は、コチラ




関西本線では、同年10月 1日無煙化されたので、すでにSLはその役割を終えていた。
その日から約2カ月後の訪問となった。


それぞれのカマの現役時代の写真と対比してみる。

19731123奈良機関区728-1

D51403

1973-4-29参宮線174-2
D51403(S48.4.29参宮線宮川鉄橋)



19731123奈良機関区727-1

D51831  D51885

19730716関西本線・柘植055-2
D51831(S48.7.16関西本線・島ヶ原)

19730202関西本線・柘植041-2
D51885(S48.2.2関西本線・柘植)



19731123奈良機関区726-1

D51934  D51254

R0014790-2.jpg
D51254(S48.3.1関西本線・柘植)

扇形庫の中の蒸気機関車は、例外なく砲金製のナンバープレートをはずされペンキでナンバーが書かれている。

火を入れないと煙室扉には、さびが浮き出てくるものなのか・・・哀れな姿をさらしている。


19731123奈良機関区724-1

D51794  D511007

19730429関西本線・亀山032-2
D51794(S48.4.29関西本線・亀山駅)

1973竜華機関区539-2
D511007(S48.9.15竜華機関区)


逞しいブラスト音はもとより、コンプレッサーや給水ポンプのコットン・コットンといった小さな作動音も全く聞こえない。

微かな蒸気の排出音すら・・・。


19731123奈良機関区725-1

D511045

19730202関西本線・柘植002-2
D511045(S48.2.2関西本線・柘植)


これらの機関車の現役時代を目の当たりにしているだけに、その骸(むくろ)を見るような気持ちがして居た堪れなかった・・・実に悲しむべき棄景であった。


19731123奈良機関区723-1

D51906


     R0014754-2.jpg
     D51906(S48.9.29奈良機関区)

除煙板のピース鳩が特徴的だったD51906も、この後解体され、第一動輪が、福知山駅駅前に保存されている

冒頭のC1196は、和歌山・新宮で保存展示されているらしい。



・・・現在は、その跡地に白堊のホテル日航奈良が建っている。




  にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道写真へ

     1日1回 ぽちっとね♪




関連記事
スポンサーサイト



Comment

2009.02.17 Tue 12:27  |  

やはり働かずに置いておくと、こうなってしまうんですね。。
蒸気機関車だけでなく、この車庫も解体されてしまったなんて・・・もったいない!

  • #-
  • うたに
  • URL

2009.02.17 Tue 12:49  |  

こないだの阪神巨人戦のときは
生まれてなかったですが、
このときには
生まれております(^^)

  • #-
  • ありす
  • URL

2009.02.17 Tue 17:45  |  

*うたにさん。こんにちは。
 奈良機関庫は、19室もある立派なものでした。今残っていれば梅小路同様に重文指定されていたかも・・・。
しかし国鉄からJRへの粛清時代がありましたから生き残ることは難しかったかもしれませんね。

*ありすさん。こんにちは。
 コメントによると昭和48年7月~11月のお生まれのようですね。ということは、王・長嶋の現役も知らないし、阪神の金魚鉢なんてとんでもなく・・・関西線のSLなんて夢のまた夢といったところですね。
小生もこの当時は純真無垢な鉄道少年でしたが、今では随分と世俗にまみれた古狸になってしまいました。

2009.02.17 Tue 22:51  |  

国鉄時代を髣髴とさせていた奈良駅も、高架化され、もはや昔日を偲ぶよすがもありません。扇形庫も、つい最近まであったはずなのに・・・、と思ってしまうのは、老齢に近づいた証しでしょうか。

2009.02.18 Wed 08:00  |  

*のりさん。おはようございます。
 先週JR奈良駅に参りましたが、桜井線以外の列車はすべて発着ホームが高架化されてました。駅本屋を除くと国鉄・奈良駅を偲ぶものは全くありませんでした。
無煙化からもう35年ですから・・・お互い年をとるはずです。

2009.02.18 Wed 11:42  |  音のない光景

無音の扇形庫ですか、その空気が伝わって来そうな表現ですね。
なんか霊安室っていう感じがします。俗な表現ですみません。
「無煙化」。この言葉すら懐かしさを覚えます。
ホテル日航奈良の向かい側では市が誘致したホテルがディベロッパーの破たんや、その後の市の強引な再建策でもめてますね。何時できるやら・・・・

  • #-
  • サットン
  • URL

2009.02.18 Wed 19:59  |  

*サットンさん。こんばんは。
 本当にこのとき訪れたときは、その静寂に戦慄しましたね。
霊安室・・・ほんとそのとおりだと思います。眠っていると思っていたら、冷たくなって決して目を覚まさない・・・そんな感じでした。
当時の国鉄は、無煙化こそ一等国の証しであると思っていたに違いありません。

2009.03.03 Tue 19:47  |  

たった一ヵ月半でさびまで生じてしまう、
中で水を使っていたからゆえですね。

いつまで扇形庫がありましたっけ、91年春にはもう無かったです。
取り扱う車両が電車のみになり、それも平城山へ移転しまえば、このあたりのごみごみとした飲み屋もろとも消えてゆくのが運命なんでしょう。

駅前のビジネスホテルがどうなろうと構わないのですが、日航ホテルとて決して順調ではありません。
またここで同窓会をするのかいな。昭和64年以来まったく無い学年同窓会と言う話もあるのですが、地元に残っているのはお前だけということで幹事を押し付けられそうです。

  • #JyN/eAqk
  • なにわ
  • URL
  • Edit

2009.03.03 Tue 23:49  |  

*なにわさん。同窓会を開くとなると白羽の矢が立つのも近頃ウンザリしています。
同窓生は言いたい放題ですからね。

(編集・削除用)
管理者にだけ表示を許可

汽笛一聲・阿房列車

ファジー

Author : Fuzzy




にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道写真へ

何カノキツカケガアレバ汽車ノ事ヲ一所懸命ニ記述シテヰル。子供ノ時ノ汽車に對スル憧憬ガ大人ニナツテモ年を取ツテモ抜ナイノデアラウ。


DSC01281切符


 阿房(あほう)と云ふのは、人の思わくに調子を合はせてさう云ふだけの話で、自分で勿論阿房だなどと考へてはゐない。
 
 用事が なければどこへも行つてはいけないと云ふわけはない。
 なんにも用事がないけれど、汽車に乘つて大阪へ行つて來やうと思ふ。   
    ・・・内田百閒「特別阿房列車」


        

What's New!

探し物はコチラ ノラや~

ファジー全輯

記事アクセス番付

木蓮や塀の外吹く俄風

本ブログアクセス總數

只今ノ閲覧者數

現在の閲覧者数:

♪鐵道ほとがら帖/昭和編

ファジー日記帖

04 | 2023/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

直近ノ貴重ナル御意見

openclose

日没閉門 南山壽断章

蜀山人:世の中に人の来るこそうるさけ とはいふもののお前ではなし        

百鬼園:世の中に人の来るこそうれしけれ とはいふもののお前ではなし       にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道写真へ

ファジー我儘帖


古いLeicaやRolleiなどの寫眞機と・・・ IMG_0399.jpg

DSC06017.jpg

汽車ポッポや・・・ 1973-11-3叡電149

昔の電車と・・・
鴨東線061

由緒ある建物と・・・ DSC08821-1.jpg

古本・奇書や・・・
DSC03810.jpg

いにしへの文書・・・ DSC06596.jpg

79767587_49-1.jpg
などなど つまり往時を偲ぶ古色蒼然としたものが大好き。

・・・それとお酒
VIMG0013.jpg

洋酒と泡盛は、古酒ほどよろし・・・   

 

ご注意

記事のタイトルに「 」がついているものは、so-netブログから移設した2006.11.1~2008.3.31の過去記事です。

また、記事のタイトルに☆がついているものは、mixiから移設した2005.12.15~2006.12.16の過去記事です。

記事・画像の無断転載、無断ダウンロードはご遠慮ください。

月別回想録

お便り投函箱

名前:
メール:
件名:
本文:

タグクラウドとサーチ

> tags
加悦鉄道 キハ08 三郎丸蒸留所 瑞龍寺 雨晴海岸 富山 白山総合車両所 北陸新幹線 JOBK ライカ 大手前 ズミクロン 各駅停車 駅舎 山陰本線 竹田城 こうのとり 雲海 定点撮影 東京スカイツリー 鉄道開業150周年 名建築で昼食を 銀座ライオン 近代建築 土浦 フイルムカメラ 笠岡 コッペル 井笠鉄道 新粋 やくも 美観地区 倉敷 西天下茶屋 南海 汐見橋 高野線 木津川 二月堂 奈良監獄 お水取り 聖林寺十二面観音 蔵元豊祝 転害門 奈良 般若寺 きたまち コニカ ヘキサノン 阪堺電車 南海電車 浜寺公園 Pearl 神戸 ハーバーランド コンチェルト セミ判 小西六 神戸電鉄 粟生線 高野山 橋本 天空 瀬戸 JR 高松 近江路 京都市電 金閣 80系 285系 サンライズ 寝台列車 枝垂桜 氷室神社 奈良公園 JR奈良 奈良町 梅田 環状線 CLE ミノルタ クラシック アールデコ 灘駅 Retina レチナ 35mm クラシックカメラ 鉄道 平成9年 デナ 叡電 きらら 叡電サブレ ひのとり 近鉄 ナロー 特急 五新鉄道 新町通り 源兵衛 五條市 鶴見緑地線 大阪地下鉄 偕行社 追手門学院 校舎 惜別会 大村線 ハウステンボス 島原鉄道 新幹線 700系 喫煙車 塩タタキ 土佐大正 カツオ 高知 JR四国 乗り放題切符 四国新幹線 トロッコ 宇和島 福井鉄道 福井 武生 福田和子 箱根登山鉄道 強羅温泉 小田原 正雀 阪急 青函連絡船 電車寝台 国鉄 釧網本線 北海道 仮乗降場 阿波川島 琴電 こごみ 長野 岡山 Leica Summilux 大阪城 Kodak Signet35 智頭急行 あわくら温泉 宮本武蔵駅 車輌 陸送 天保山渡船 桜島線 ブローニ スーパーイコンタ モノクロ 津和野 スハテ SLやまぐち号 オロテ 新山口 D51-200 松田屋ホテル 湯田温泉 キハ181 倉吉 三朝温泉 はくと 仙台 松島 みのり 空港 山形新幹線 奥羽本線 陸羽西線 新庄 陸羽東線 安治川口 クモヤ 西九条 蔵王 温泉 高湯 つるや 山形 E5系 E3系 東北新幹線 那須塩原 E6系 カツサンド 寝台車 スーパーレールカーゴ サンライズ瀬戸 加越能鉄道 城端線 高岡 ネコ電車 氷見線 長尾線 高徳線 志度線 京浜急行230 今橋車庫 コトデン 高松築港 高松駅 117系 大社駅 ムーンライト八重垣 一畑電鉄 ステンドグラス 出雲大社前 デハニ プレミアムカー 近江八幡 ヴォーリズ 京阪電車 木次線 スイッチバック しまかぜ さくら ムーンライト九州 門司港 はやぶさ 下関 JRバス 越美本線 419系 美濃 ムーンライトながら 白鳥 岐阜 八幡屋 JR貨物 浪速駅 北びわこ号 C56 C57 鳥取砂丘 鳥取 日本秘湯を守る会 岩井温泉 瑞風 岩美 はまかぜ 餘部 山陰線 青春18切符 福知山線 城崎温泉 Kodak エクター Ziess シネレンズ Tesser わさび 安曇野 ますすし 立山黒部アルペンルート 室堂 破砕帯 扇沢 黒四ダム 立山駅 京阪3000系 富山地鉄 アルペンルート コダック シグネット タンゴ・デイスカバリー スロフ12 マヤ 味めぐりわかさ 跨線橋 下市口 グリーン 東海道線 石亭 熱海 つばめ 西鹿児島 TSUBAME ビュッフェ JR九州 鹿児島中央 金沢 昭和 ルサール ソ連 世田谷線 関西空港 ラピート 揖斐線 モ510 名鉄 モ770 モ750 彦根 米原 近江鉄道 SL 赤うし弁当 ハチロク 人吉 8620 熊本 阿蘇神社 肥薩線 矢岳 大畑 しんぺい号 真幸 吉松 はやとの風 C55 鹿児島 霧島温泉 鹿児島市電 九州新幹線 水陸両用車 ダックツアー 天満橋 八軒家 土讃線 高松琴平電気鉄道 徳島線 黒野駅 岐阜市内線 C56 Leica 臨港貨物線 阪堺線 天下茶屋 阪神淡路大震災 阪神電鉄 阪急電鉄 ハスカップ 酸ヶ湯温泉 青森 混浴 すすきの はまなす アイアンホース 小樽 大勝 しずか 札幌 湯原温泉 砂湯 八景 遷喬小学校 久世 真庭市 えきそば キハ127 姫新線 義経号 梅小路 蒸気機関車 サンライズ出雲 温泉津温泉 スーパーはくと 薬師湯 温泉津 山口線 スーパーおき おとなびパス 博多 官営鉄道 鉄道遺産 明治 蹴上浄水場 ツツジ 京津線 平成7年 地下鉄サリン事件 特別警戒実施中 大阪環状線 泉布観 造幣局 四国鉄道文化館 今治 しまなみ街道 カーバイド アセチレン EF52 交通科学博物館 P-6 デイ100 大震災 向日町 神足 京阪 三条通 京都 蹴上 マッサン 竹鶴 竹原 尾道 白市 湯坂温泉 かんぽの宿 くろんぼ 西条 酒蔵 18切符 広島 なみはや大橋 臨港線 阪神電気鉄道 阪神電車 なんば駅 貴志川線 タマ駅長 叡山電鉄 デナ21 鞍馬 木津川駅 南海高野線 万年筆 連絡船 デルタ 宇野 豊浜 予讃線 天保山 桜島 USJ 北港運河 櫻島線 曝涼展 モハ52 流電 あべの 明治屋 蒸気動車 リニア・鉄道館 汽車会社 角屋ホテル 湯田中 長野電鉄 屋代線 大阪国際空港 宇部 小郡 雀田 大和川橋梁 モ301 モ253 サントリーミュージアム 大阪 コンタックス ヤシカ テッサー 汐見橋線 レディー・カガ グランフロント大阪 山代温泉 バー 懐石 ホワイトラベル 本線 ズームカー 南海電鉄 太平洋戦争の痕跡 機銃掃射 福島 地下工事 保存 大阪市電 吊り手 投書箱 花園橋 2階建て電車 緑木車庫 市電保存館 キハ58 ロングシート 播但線 レールバス だるま 日野駅 ボンネットバス キャブオーバーバス 西大寺鉄道 軽便鉄道 キハ7 北陸本線 金沢駅 福井駅 和倉温泉駅 博物館 関西文化の日 丸窓電車 上田交通 動画 C62 梅小路蒸気機関車館 長崎駅 スキー列車 シュプール号 原鉄道模型博物館 沼津魚がし鮨 橿原 藤原京 薬師寺 今井町 アテンダント 北近畿タンゴ鉄道 舞鶴 海上自衛隊 肉ジャガ ハクレイ酒造 丹後由良 山椒大夫 由良のと KTR 久美浜 京丹後 玉川 碧翠御苑 昭和レトロ 観音寺 銭形 善通寺 梅干 キハ07 気動車 関東鉄道 梅田駅 地下鉄 大阪市 城東線 桃山 片町線 桃谷 四條畷 忍ヶ丘 関西鉄道 宮崎駅 特急冨士 宮崎空港 南宮崎 鉄橋 宮崎 日豊本線 大淀川 ジョイフルトレイン大分 試作B編成 B編成 試作車 A編成 戦車 武器学校 自衛隊 長浜 旧型客車 北近畿 客車 湯村温泉 20系 フォトニュース こだま クロ151 大阪市営地下鉄 壁面工事 東武鉄道 鬼怒川 けごん きぬ オリエント・エクスプレス オリエント急行 '88 大阪駅 プルマン マイテ49 エーデル丹後 謹告 大阪港 城崎 大井川鉄道 世界帆船まつり カメラ 亀岡 丹波 エレベータ 有馬温泉 X線駅名板 明知鉄道 開運なんでも鑑定団 炎暑 筑豊 平成筑豊鉄道 直方市石炭記念館 直方 筑豊電鉄 春日大社 汐留 大阪ドーム ビール 阪和線 紀勢本線 路面電車まつり 阪堺電鉄 写真展 北新地 四国中央市 阪神 野上電鉄 東大阪 熊野街道 四国 東洋現像所 地震 写真集 白髪橋 明治天皇 ローライ 大阪府 かにカニはまかぜ JR カニ 関西汽船 加古川線 大阪帝国ホテル 信越本線 東京 和歌山 みや乃 さよならSL南紀号 平成22年 上毛電鉄 D51伊賀号 関西本線 正月 大正 茨城 伊勢海老・魚料理 住吉大社 千葉 総武流山電鉄 大阪市交通局 阿倍野 田老町 岩手 障子 小学校 常磐線 境港 レトロ 有馬 リコー ライツ アンプ 土用丑の日 0系新幹線 切符 第二次世界大戦 串かつ 大阪市営高速鉄道 四天王寺 重要文化財 大阪中央郵便局 ベスト判 YouTube 室内ゲーム SONY 九州 仮株券 スイッチャー 大阪臨港線 福山 姫路駅 北九州 産業遺産 ニコン 水郡線 SL白鷺号 香住 伊予鉄 松山 讃岐 阪神甲子園線 最新大阪市街全図 厚木 米寿 西梅田 ローライフレックス 美協子ども展 仙台空港鉄道 仙台市電保存館 東京中央郵便局 雑誌 惜別 原爆 おおさか市営交通フェスティバル 木通 NHK連続テレビ小説 ホテル大阪ベイタワー 東武東上線 天皇 鉄道省 写真機 ドレッシング 鶴橋 上湯温泉 白浜 十津川温泉 奈良交通 南海本線 登檣礼 パーティ 稲田朋美 ブログ 掛布 二眼レフ 大阪市立科学館 しおじ 猪苗代 奈良機関区 鉄道博物館 プラレール デジカメ 報道写真 淡路島 国産フイルム 大阪府庁 長崎 鉄道時計 QE2 黄綬褒章 門司 九州鉄道記念館 京阪特急 播州赤穂 青蔵鉄道 0系新幹線 満鉄 えちぜん鉄道 大神神社 引越し 山陰 ポスター 青梅線 青梅鉄道公園 広島市電 ブラック イカリソース 学校 ディズニーリゾート 鉄道模型 恋道路 陶芸 ゲルツ フスマ 伊勢志摩 珍味 送別会 世界地図 こども 山陰鉄道 居酒屋 JR西日本 生駒 立ち飲み 華麗なる一族 誘導タイル キリン 一眼レフ てっちり 京橋 くじら肉 あじ平 祝勝会 忘年会 心斎橋大丸 子供 幼稚園 ブルートレイン 電車 大阪市営交通局 自転車 ワイン ホクトレンダー 古文書 ネコ B級グルメ 西宮 時計 suica 茗渓会 泉州 寝台急行 荒神橋 高射砲 液晶テレビ セントレア 半田 高山 信州 官報 AERO usj トマソン よいこのびいる 宝くじ そばや 香川

長崎の鴉・・長崎阿房列車

段段車窓が薄暗くなり、汽車が次第に濃ひ夕闇へ走り込んで行く時に聞く汽笛の響きは、鼻へ抜けたかさ掻きのやうな電氣機關車の聲よりも、蒸氣機關車の複音汽笛が旅情に相應しい。


          


  いつの間にか窓が眞暗になり、窓硝子に響く汽笛の音が、蒸氣機關車C62の複音に變つてゐる。


          
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道写真へ

RSSフィード

Copyright © ファジー