昭和53年夏サイクリングで東北めぐり(その2)
前回に引き続き、サイクリングでの東北旅行記
・・・ここからは、当時の日記から拾ってみる。
8月16日雨
ユースの朝食に、牧場のしぼりたての牛乳が出る。実に美味。
ここから奥入瀬渓谷を遡り十和田湖を目指す。あいにく天気は雨天。
雨量の多いときは、ビニールのポンチョを頭から被って自転車を操縦するが、内側は蒸し暑く快適なものではなく、その姿もなにやらテルテル坊主のようで格好が悪い。

雨と悪路のため、道路の路肩で何台も転倒する・・・気をつけなくっちゃ。
・・・ここからは、当時の日記から拾ってみる。
8月16日雨
ユースの朝食に、牧場のしぼりたての牛乳が出る。実に美味。
ここから奥入瀬渓谷を遡り十和田湖を目指す。あいにく天気は雨天。
雨量の多いときは、ビニールのポンチョを頭から被って自転車を操縦するが、内側は蒸し暑く快適なものではなく、その姿もなにやらテルテル坊主のようで格好が悪い。

雨と悪路のため、道路の路肩で何台も転倒する・・・気をつけなくっちゃ。
しかし、なんだかんだ言いながら途中では、ホタテ・キリタンポ・リンゴなどを買い食いしながらサイクリングを楽しむ。
十和田湖では遊覧船に乗り、休屋に行く。
5年前修学旅行で泊まったホテル発荷に隣接するユースホステルに泊まる。・・・雨で憂鬱だ。
8月17日今日も雨。
快晴の十和田は今日も見ることは叶わなかった。
ここから滝ノ沢まで急勾配が続く。途中で強く雨が降る。
しかし峠を越えれば、ずっと下り道。今までの苦労が報われる瞬間である。
途中ヒメマスを食す。サケに似て美味である。
今日は黒石の近郊の板留のユースに泊まる。
夜、「黒石よされ」に参加。津軽三味線に合わせた独特の踊り方に趣あり。
夜半になって雨上がる。
8月18日快晴。
黒石をあとに弘前に行く。弘前城を見学。
天守は小さいが、緑多く、公園的雰囲気のある城址である。
自転車の行く手に聳える岩木山が美しい。津軽富士の名に恥じぬ。
岩木山神社に参拝。本殿は日光・東照宮の白に対して黒の神殿で豪華絢爛である。
岩木山の麓を巡り嶽温泉で泊まる。
8月19日朝方小雨
温泉からはダート道を下る。
鯵ヶ沢町に入ったところで、五能線の混合列車に出会う。惜しくも写真は撮れず。

雨上がりの鯵ヶ沢駅は、早春の雪解けを思わせる。

ここからは再び列車の旅となる。

鯵ヶ沢駅、右は当駅止1732Dでキハ11111を繋いでいる。左は弘前行き1735D



日本鉄道旅行地図帳(新潮社)より
途中の五所川原ではその停車時間を利用して、津軽鉄道のホームを見学。

右奥には、小さなターンテーブルも見える。

遠方にオハ31のダブルルーフが見える。感動!


川部で奥羽本線に乗り換え、再び青森へ。



上り弘前行626レ
八戸線の種差海岸近くの民宿に泊まる。ここでは久しぶりに海の幸に出会う。
8月20日晴
種差海岸へご来光を見に行く。

芝生で覆われた海岸に登る朝日。すがすがしい事限りなし。

朝日に輝く八戸線・種差駅

本日は、移動日・・・国鉄で八戸から猪苗代に向かう。

(前日の夕方に撮影した八戸駅)


下りの「ゆうづる」を見送る。

八戸から「はつかり2号」で郡山に向かう。
・・・が、ずっと立ったままの5時間。混雑のためか車内検札なく特急料金は払わず終い。
郡山から猪苗代までは座れて行けた。

猪苗代駅

(会津若松行1235レ スハ32)
ここでは、シングルルーフながらスハ32系が現役として活躍。
狭い窓がずらりと並ぶサイドビューは迫力満点!!
クラブ本体と合流するため、磐梯山の猪苗代スキー場のすぐ前のY.Hに泊まる。
また今日は、高校野球の決勝戦。
昨日中京を奇跡の逆転で下したPLが、今日は高知商と頂上決戦。
9回裏、逆転サヨナラでPLが初優勝。
奇跡は二度も起こるものなのか?
十和田湖では遊覧船に乗り、休屋に行く。
5年前修学旅行で泊まったホテル発荷に隣接するユースホステルに泊まる。・・・雨で憂鬱だ。
8月17日今日も雨。
快晴の十和田は今日も見ることは叶わなかった。
ここから滝ノ沢まで急勾配が続く。途中で強く雨が降る。
しかし峠を越えれば、ずっと下り道。今までの苦労が報われる瞬間である。
途中ヒメマスを食す。サケに似て美味である。
今日は黒石の近郊の板留のユースに泊まる。
夜、「黒石よされ」に参加。津軽三味線に合わせた独特の踊り方に趣あり。
夜半になって雨上がる。
8月18日快晴。
黒石をあとに弘前に行く。弘前城を見学。
天守は小さいが、緑多く、公園的雰囲気のある城址である。
自転車の行く手に聳える岩木山が美しい。津軽富士の名に恥じぬ。
岩木山神社に参拝。本殿は日光・東照宮の白に対して黒の神殿で豪華絢爛である。
岩木山の麓を巡り嶽温泉で泊まる。
8月19日朝方小雨
温泉からはダート道を下る。
鯵ヶ沢町に入ったところで、五能線の混合列車に出会う。惜しくも写真は撮れず。

雨上がりの鯵ヶ沢駅は、早春の雪解けを思わせる。

ここからは再び列車の旅となる。

鯵ヶ沢駅、右は当駅止1732Dでキハ11111を繋いでいる。左は弘前行き1735D



日本鉄道旅行地図帳(新潮社)より
途中の五所川原ではその停車時間を利用して、津軽鉄道のホームを見学。

右奥には、小さなターンテーブルも見える。

遠方にオハ31のダブルルーフが見える。感動!


川部で奥羽本線に乗り換え、再び青森へ。



上り弘前行626レ
八戸線の種差海岸近くの民宿に泊まる。ここでは久しぶりに海の幸に出会う。
8月20日晴
種差海岸へご来光を見に行く。

芝生で覆われた海岸に登る朝日。すがすがしい事限りなし。

朝日に輝く八戸線・種差駅

本日は、移動日・・・国鉄で八戸から猪苗代に向かう。

(前日の夕方に撮影した八戸駅)


下りの「ゆうづる」を見送る。

八戸から「はつかり2号」で郡山に向かう。
・・・が、ずっと立ったままの5時間。混雑のためか車内検札なく特急料金は払わず終い。
郡山から猪苗代までは座れて行けた。

猪苗代駅

(会津若松行1235レ スハ32)
ここでは、シングルルーフながらスハ32系が現役として活躍。
狭い窓がずらりと並ぶサイドビューは迫力満点!!
クラブ本体と合流するため、磐梯山の猪苗代スキー場のすぐ前のY.Hに泊まる。
また今日は、高校野球の決勝戦。
昨日中京を奇跡の逆転で下したPLが、今日は高知商と頂上決戦。
9回裏、逆転サヨナラでPLが初優勝。
奇跡は二度も起こるものなのか?
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Comment
2008.08.15 Fri 18:44 | 東北の私鉄
学生時代は自転車野郎でいらっしゃったんですね。私は筋金入の鉄道研究会でした。
東北にも何度か遠征しましたが、私鉄は乗り残しが多いです。自慢できるネタといえば岩手開発程度でしょうか。今からじゃ後始末がたいへんです。
2008.08.15 Fri 19:36 |
*サットンさん。こんばんは。
大学時代少し自転車に興味があり、銀輪で走り回るとともに、バラバラにして袋詰めで鉄道旅行も楽しんでいました。
岩手開発といえば、盛駅にオデコにタイフォンをつけたキハ07がいましたね。
これとは別の機会に吉里吉里駅とともに訪れたことがありました。