昭和55年 稚内?網走 北海道一周お気楽旅行(その6)

前回の記事・・・北海道一周お気楽旅行(その5)からのつづき




昭和55年7月28日快晴


今日は、自動車は使わず、船で利尻・礼文に渡りさいはての地を観光した。

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7月29日 快晴

こんなに天気に恵まれていいのか・・・雨男としてはもったいないようだ。

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南稚内駅 スハ32・スハフ33ほか

稚内から海岸沿いに宗谷岬に向かう。さびれた漁港をいくつも過ぎ午前7時46分日本最北端宗谷岬に到着。
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あいにく彼の地はうす曇で念願の樺太は見ることは出来なかった。

そこから本日の終着地網走を目指して車を進める。

途中浜頓別(はまとんべつ)で給油。さいはての給油所という感じである。

浜頓別は多少街らしい佇まいをしているが、それとて木造家屋が大半で、夏の陽光に照らされてもくすんだ色彩を呈している。一歩郊外に出るといかなる様子かは言うに及ばぬ。


興浜北線を右手に見て、左手にオホーツクの大海原をずっと見ながら南下する。

時刻表を見てもすれちがう列車などあるはずもなく・・・
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興浜北線・北見枝幸駅(きたみえさし)・・・昭和60年7月興浜北線の廃止とともに廃駅



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興浜南線・雄武駅(おむ)・・・昭和60年7月興浜南線の廃止とともに廃駅


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北見枝幸と雄武との間は、時刻表の地図では近い様に見えるが、実際は50km以上の距離がある。



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興部駅(おこっぺ)・・・平成元年5月名寄本線の廃止とともに廃駅





その後サロマ湖の砂洲部に行くために湧別駅(ゆうべつ)に向かう。

1980年北海道旅行061-1

1980年北海道旅行092

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一日2回しか列車がやってこないと、合理化もやむなしと思われるが・・・

平成元年5月名寄本線廃止とともに廃駅


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湧別駅と中湧別駅との間にある仮乗降場・四号線(しごうせん・全国時刻表には掲載されていない)・・・道内時刻表では「よんごうせん」とある。

こういうのは北海道ならでは・・・

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一日二往復の便では昼下がりには誰もいるはずもなく、ひっそりしていた。

昭和62年に四号線駅として一般駅に格上げされるも、平成元年5月名寄本線廃止とともにあえなく廃駅

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湧網線・芭露駅 (ばろう)・・・昭和62年3月湧網線廃線とともに廃駅


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入場券を出札しているくらいだからモチロン有人駅である。


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“バロウからケロチゆき”と読むのだ・・・とにかくこの奇妙な名称の両駅を訪問でき満足!満足!


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湧網線・計呂地駅(けろち) ・・昭和62年3月廃線とともに廃駅


ともに、ローカル線合理化反対の立看板が目立つ。


合理化反対のポスターか各駅に貼られていたが、そこに書かれていた文句・・・

   「今日乗った私の駅。明日にはなくなってしまうのね。」

物憂い風情で車窓から外をみつめる女子学生の写真とあいまって脳裏に焼きつく。



サロマ湖、能取湖に沿って網走に出る。いまや観光化した網走刑務所には多くの観光客がたむろしていた。


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昭和51年修学旅行で彼の地を訪れたときは、刑務所から出てきた受刑者にまっとうになってもらいたいとかで、網走駅の駅名板は、縦型になっているとバスガイドが説明していたが、この当時、すでに駅舎は建て変わりその面影はなかった。

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昭和51年春に訪れたときの網走駅 観光バスの車窓から)


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網走駅 湧網線・中湧別行きの列車(キハ22)


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網走駅構内でオハフ60を発見!!!

1980年北海道旅行098-3

オハフ6032

このあたりにまだ残っていると聞いていたがよく見つけたものだ。種車は大正9年製の木造ナハ22000であり昭和24年に鋼製化したものである。



15時ホテルオホーツク荘到着。正面に知床半島をながめながら散策する。

(つづく)









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2009.08.08 Sat 12:37  |  

私が道北に行ったのは88年8月、天北線と名寄線だけにかろうじて間に合いました。

知り合いには東日本の職員がおりますが、彼とても広域転配で道南からやってきました。
こんなところの盲腸線などやってゆけるわけはないのですが、地方を捨てて都会だけが生き残るわけにもいかないので、それなりの負担が都市生活者に必要なのでしょう。

  • #JyN/eAqk
  • なにわ
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2009.08.08 Sat 23:00  |  *なにわさん こんばんは

>地方を捨てて都会だけが・・・
昔の国鉄の精神であり、少し前の郵政のあり方ですよね。
収益一辺倒の株式会社方式ばかりがはびこる日本は、これからどうなっていくのでしょうか?

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何カノキツカケガアレバ汽車ノ事ヲ一所懸命ニ記述シテヰル。子供ノ時ノ汽車に對スル憧憬ガ大人ニナツテモ年を取ツテモ抜ナイノデアラウ。


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 阿房(あほう)と云ふのは、人の思わくに調子を合はせてさう云ふだけの話で、自分で勿論阿房だなどと考へてはゐない。
 
 用事が なければどこへも行つてはいけないと云ふわけはない。
 なんにも用事がないけれど、汽車に乘つて大阪へ行つて來やうと思ふ。   
    ・・・内田百閒「特別阿房列車」


        

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長崎の鴉・・長崎阿房列車

段段車窓が薄暗くなり、汽車が次第に濃ひ夕闇へ走り込んで行く時に聞く汽笛の響きは、鼻へ抜けたかさ掻きのやうな電氣機關車の聲よりも、蒸氣機關車の複音汽笛が旅情に相應しい。


          


  いつの間にか窓が眞暗になり、窓硝子に響く汽笛の音が、蒸氣機關車C62の複音に變つてゐる。


          
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