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秘湯・十津川の源泉掛流し温泉三昧の旅(その1)

同職の仲良し連中と年一度一泊旅行をしている。


去年は福井・越前をめぐるグルメ旅、一昨年は、セントレア空港と知多半島の街めぐりだった。


今年は13回目となり、近くて遠いところである奈良県十津川村へ源泉掛け流しの温泉を楽しみに行くことになった。




集合は、9月6日午前8時に近鉄鶴橋駅

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まだこの時刻だと有名な焼肉横丁もひっそり静まり返っている。

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しかし、東西きっての焼肉銀座なので、昨夜の焼肉の残り香が漂っているような気もする。

8時17分発の宇治山田行の急行に乗車
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(大和八木駅にて)

八木到着までの34分間、ビールなどの水分摂取は我慢する。


ここから4時間ほど路線バスに乗らなければならないからである。


駅の南口は、以前は大きな溜池があって雑然としたところだったが、今は綺麗に整備されロータリーとなっている。

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物議をかもしたセント君もいましたよ。

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乗車する路線バスは、こここから和歌山県のJR新宮駅までを走る奈良交通の八木・新宮線の新宮特急バス。

調べると総距離168キロで、もちろん一般道を走るものとしては日本最長路線バスである。


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右上の赤いところがスタートの八木駅、一番右下が新宮だが、そこまでの停留所の数は、171あるらしい

新宮まで行けば、所要時間6時間半となるが、我々は途中の十津川役場前で下車する。
しかしそれまででも4時間かかる。


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10年近く前、まだ熊野古道が世界遺産に登録される前に、一度本宮近くまで乗車したことがあったが、そのときはガラガラであった。

しかし、今日はかなりの乗客数となっている。

先日のBShiでこの路線が取上げられていたらしいが、その影響なのか?

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9時13分定刻発車!ひたすら南下する。


途中五條のバスターミナルで10分のトイレ休憩。

まだまだ先は長い。  トイレのついていない路線バスなので、水分摂取はご法度でござる。


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国鉄時代に計画が頓挫した五新線の橋梁やトンネルがあちこちでその哀れな姿をさらしている。


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大正14年3月末の段階ですでに計画線として予定されている。(赤の二重線が鉄道省計画線)

五條?阪本が第一次の開通路線(工事未着線)としてかんがえられていたようだ。

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鉄道省発行の日本全國鐵道路線圖(大正15年2月刊)より




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西吉野村・大塔村を進んでいくと急峻な山々に囲まれていく

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途中大規模な架橋工事があちこちに見受けられる。

幹線道路か?または小さな村々を繋ぐ小道なのか知らないが、一体どれだけの公共費用が投入されているのだろうか?



十津川村に入る峠を越えると一安心したのか、11時を越えた頃から誰言うわけでもなく、

お昼の柿の葉寿司をつまみ、持参した芋焼酎を飲みだす。


1時間以内に休憩があることを計算しての行動なり。



分水嶺を越え、十津川・熊野川水系に沿ってさらに南下すると日本一の吊橋「谷瀬(たにぜ)の吊橋」が見えてた。


ここの上野地(うえのぢ)で25分間の休憩となる。



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この間に吊橋を見学する。

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谷瀬(たにぜ)の吊橋は、昭和29年に架橋された全長297メートル、高さ54メートル、と鉄線橋としては日本で一番長く、十津川峡谷屈指の観光名所となっている。


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ここは、何度か訪れているので渡るのに恐怖はないが、デジカメの動画を撮りながら揺れる吊橋を渡るのには、やや腰がひけてしまった。



高所恐怖症でなければ高さ54mの天空散歩を・・・

   できれば春日八郎の名曲を口ずさみながら・・・


 ♪山の吊?りはっしゃ??♪ 














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Comment

2008.09.12 Fri 10:09  |  同じバスです

ナンバー285、私が新宮から乗ったのと同じ車体ですね。いやはや・・・・。
国鉄五新線、ノーチェックでした。調べて行けばよかったな!
谷瀬の吊橋は高所恐怖症の私にはとても無理でした。次は南下ルートにも挑戦したいと考えております。

2008.09.12 Fri 15:09  |  

お~! 十津川村には一度行ってみたい場所なんです。
そして、サットンさんもこの路線バスでの旅をレポートしていたので、すごいタイムリーな話題です!
この吊り橋はすごいですね~。景色もさることながら、「20人以上は乗らないで」っていうのが、またすごい。。

  • #-
  • うたに
  • URL

2008.09.12 Fri 16:00  |  

*サットンさん。こんにちは。
 八木・新宮線を北上とは驚きました。私は南下しかしたことありません。
同じバスとは・・・働き者の車輛ですね。しかし酷使しすぎではないでしょうか?

この路線は天気であれば車窓の風景に見るべきもの多く楽しいところだと思いますね。

2008.09.12 Fri 16:03  |  

*うたにさん。こんにちは。
 足摺岬まで行かれた旅行好きのうたにさんが、十津川にはまだ行かれていないとは・・・意外な感じがします。しかし、関西人でも行ったことのある人は少ないかもしれません。
そんな秘境です。是非足をお運び下さい。行って損はないところですヨ。

2008.09.13 Sat 18:08  |  そもそも奈良県民の私が

十津川経由は通ったことがないのですから。

は、さておいて、昔、このバスは大仏前から走っておりました。国道24号線の渋滞がひどく、八木以北は廃止になりました。
五条-八木線(これも五条-奈良でした)も、渋滞対策のために高田発着になったため、八木-高田の免許維持と鉄道連絡をかねております。
乗車時間を短くするには、五条まではJRで行くことですが、こちらもトイレが・・・。
巨大な工事ですが、おそらく国道168号の改良工事と思われます。南紀-大阪を国道168号~南阪奈道路で走る大型トラックも多いですから。
にもかかわらず、道が狭かったり、土砂崩れがあったりしますから。

  • #JyN/eAqk
  • なにわ
  • URL
  • Edit

2008.09.14 Sun 06:19  |  好い旅

ご友人と13回目の旅行ですか
毎回乗物に拘りありでしょうか
バスの旅もまたいいですね。
たまたま私の友人もお盆休み
このルートプラス熊野へ
高所恐怖症の私
写真を見るだけで満足?

2008.09.14 Sun 07:25  |  

*なにわさん。おはようございます。
 このルートは昔大仏前からでていたとは聞き及んでいます。奈良交通と国鉄バスが協調運用していたとも・・・今ではこのスローな運用が注目を浴びているようですね。

2008.09.14 Sun 07:27  |  

*junsbarさん。おはようございます。
 ご友人もこのルートで熊野詣でとか・・・結構メジャーなんですね。
 これも世界遺産になったためでしょうか?

2008.09.16 Tue 10:57  |  

谷瀬の吊り橋の恐怖  
谷瀬の吊り橋・・・思い出があります。そうあれは今から27~8年ほど前に谷瀬の吊橋に行った時のことです。もう谷瀬の吊橋に着いたのは夜のとばりが下りる少し前、あたりが暗くなったころのことでした。もう時間も遅く、あたりには観光客の姿もなくすっかり静まり返り、吊り橋も影を潜めていました。景色が見えなくともせっかくきたんだからと吊り橋を渡ることにしました。渡り始めて3分の1くらいきたところで、今まで川の水の流れる音だけが聞こえていただけなのに、なにかごろごろと奇妙な音が聞こえてきて吊り橋も揺れ始めました。誰もいないはずなのに・・・。あたりはすっかり不気味な雰囲気に包まれてしまいました。何かを感じながらしばらく歩いていると、吊り橋の揺れもだんだんと大きくなり、ごろごろという音もますます大きくなってきました。なんだこれは・・。恐怖心を振り払いびびりながら目を凝らすと暗闇の中に反対側から、1人の男の人が何か吊り橋の板の部分いっぱいに転がしてきています。このまま歩いていくと男とちょうど橋の真ん中ですれ違うことになります。ご存知のとおり物を転がしてると吊り橋にはすれ違えるだけの幅もありません。何を転がしてきてるんだ、何をしようとしているんだ・・。どうしようと思う気持ちと助けを呼べない恐怖心で引き返そうかと思いました。男との距離がいよいよ縮まり、もうだめだと思った瞬間、その男の人が転がしてきた物がぼやっと見えてきました。目を凝らして見ると、男の人は何と、トラックのタイヤを転がしてきていたのです。そしてそれを橋の真ん中付近にきたときに、吊り橋から下の川に投げ込んだのです。唖然としました。今で言う不法投棄ですね。こわかったです。暗くなったら谷瀬の吊り橋には近寄らない方がいいですよ。こわかった。助かってよかった。危うくちびるとこでした。

  • #-
  • マイケル
  • URL

2008.09.16 Tue 13:05  |  

*マイケルさん。こんにちは。コメントありがとうございます。
谷瀬の吊橋からタイヤの不法投棄ですか?信じられない行為ですね。
私は、以前来た時には、地元の住民がバイクを運転して渡って行くところを見て、仰天したことがありましたが、マイケルさんのほうがよっぽど怖いわv-12
ほんまは一寸ちびったでしょv-8

2008.09.22 Mon 10:52  |  

ファジーさん、おはようございます(^^)

20日土曜日の「めざましテレビ」で、
まったく同じような光景が放送されていました!!!
ながーい路線バスということで、
休憩のところで吊り橋も渡っていたしv-12

むこだましも出ていました!

ちょっと感激いたしました。

  • #-
  • ありす
  • URL

2008.09.22 Mon 13:07  |  

*ありすさん。いらっしゃ~いv-22
先日の土曜日にTV放送してましたか。当日は阿波の秘湯へ視察に出向いてましたので、見てませんが、そうなるとまたこの地を訪れる観光客が増えるでしょうねv-48
むこだまし・・・このネーミングに逞しい嫁さん連中の姿が目に映ります(笑)

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 阿房(あほう)と云ふのは、人の思わくに調子を合はせてさう云ふだけの話で、自分で勿論阿房だなどと考へてはゐない。
 
 用事が なければどこへも行つてはいけないと云ふわけはない。
 なんにも用事がないけれど、汽車に乘つて大阪へ行つて來やうと思ふ。   
    ・・・内田百閒「特別阿房列車」


        

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長崎の鴉・・長崎阿房列車

段段車窓が薄暗くなり、汽車が次第に濃ひ夕闇へ走り込んで行く時に聞く汽笛の響きは、鼻へ抜けたかさ掻きのやうな電氣機關車の聲よりも、蒸氣機關車の複音汽笛が旅情に相應しい。


          


  いつの間にか窓が眞暗になり、窓硝子に響く汽笛の音が、蒸氣機關車C62の複音に變つてゐる。


          
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