道後温泉本館・坂の上の雲ミュージアムを訪問して

(前回からのつづき)

終点の道後温泉駅で坊ちゃん列車を下車し、次の目的地「道後温泉本館」に向かう。

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云わずと知れた重要文化財のお風呂屋さん。玄関周りは大正13年と割りに新しい。



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正月三が日なので、日の丸は立っているし、門松は並んでるし・・・ニギヤカニギヤカ。

お風呂は、庶民コースの「神の湯」と偉いさんコースの「霊の湯」があるが、湯船が2つある「神の湯」を選ぶ。

さらに入浴だけでは寂しいので、二階の座敷で浴衣を着てお茶の接待を受けるコースを選択する。

大人800円 子供(2才以上)400円

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入り口で切符を切ってもらい「大人2名・子供2名様 お二階ごあんな?い。」と云われると、

子供たちは、「千と千尋のお風呂屋みたい」とキャッキャ言っている。


あの映画の湯屋は、ここがモデルになったらしいので、うなずくのも尤もだ。


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さすがに浴室にはカメラを持っていけないので、2階の座敷の様子


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2階からこの階段を使って1階の神の湯に行く。
階段も純木造で年季が入ってつるつるだし、この手すりも味わい深いものだ。


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湯上りに天目茶托に乗った煎茶と、おせんべいをいただき、ほっと一息。

この天目茶托は輪島塗の上等品らしい。


これが漱石なども味わった、明治の湯浴み方なんだろう・・・なんて一人思う。

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床の間には郷土玩具の姫だるまと食べ放題の愛媛みかんが並んでいる。



我々が利用したときは、午後1時前だったので、比較的空いていたが、外に出る頃には・・・

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入場の順番待ちの状態。すごい人気だ。



本館の周りをぐるりと一周

利用した神の湯本館がもっとも古く明治27年築

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ちょうど真後ろには、皇室専用の御成門がある。このあたりが明治32年築

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これからも使われることがあるのだろうか?


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ガス灯も設置され明治の風情満点だ。






道後温泉を堪能した後は、昨年オープンした「坂の上の雲ミュージアム」に向かう。

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松山の大繁華街である「大街道」停留所から徒歩すぐ。


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安藤忠雄が設計した正三角形の建物



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入り口ではここの主人公である秋山真之・正岡子規・秋山好古の三人がお出迎え。



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とにかく正三角形なのでコーナーが鋭角・・・ちょっと幻惑しそうな気分



館内の展示品には・・・

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司馬遼太郎・「坂の上の雲」の草稿



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産経新聞連載記事のすべて・・・いやはや大変な数だ。

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知り合いの中でこれらの記事の新聞切り抜きを全部をもっている人を知っている・・・乱世を望み、真夜中の瀬戸内海を駆逐艦でレーダーなしで突っ走るのが夢だと語るヘンな人である。




中には、秋山好古名義の地券まであった。

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 しかし、ここの展示品には、「坂の上の雲」に共感する現代人からのコメントや作品が多く、横須賀の記念艦三笠で見たように、もっと当時の貴重な資料を見たかった小生にとってはちょっと消化不良。

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おおっ!これが坂の上の雲か・・・なんて思ってよく見ると

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・・・なんてね。



最後に、係員に勧められて、安藤先生苦心の作という「空中階段」を降りてみる。

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確かに構造的には大変みたいだが、そもそも・・・一体何なんだろう??



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空中階段はともかく・・・3年間にわたって放送されるNHKのスペシャルドラマ「坂の上の雲」の第一部が今年の11月29日(日)から大河ドラマ枠を使っていよいよスタートするので、ここはますます来館者が増えることだろうね・・・おきばりやす。





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Comment

2009.01.15 Thu 21:20  |  みかん

松山では蛇口からオレンジジュースが出るという都市伝説があるそうです。洒落で一度実際に出したそうです。

近代ものは大河枠でやるとこけるというジンクスにどう立ち向かうのか、それよりNHKスペシャル枠で一回2時間ずつはほしいところなのですが。

  • #JyN/eAqk
  • なにわ
  • URL
  • Edit

2009.01.16 Fri 09:27  |  *なにわさん。こんにちは。

蛇口からポンジュースが出るという話・・・聞いた事あります。
昔の噴水が頭に乗っかったジュースの自販機を思い出しました。

NHKのこのスペシャルドラマにかける意気込みは大変なもので、是非後世に残るようないいものに仕上げてもらいたいものです。

2010.05.27 Thu 14:06  |  

先日は、松山・坂の上の雲ミュージアムにお越しいただきありがとうございました。ぜひまたお立ち寄りください。

  • #-
  • 坂の上の雲ミュージアムスタッフ一同
  • URL

2010.05.28 Fri 06:54  |  *坂の上の雲ミュージアムスタッフ一同さん おはようございます

坂の上の雲ミュージアムスタッフ一同さん コメントありがとうございます。
先日、大阪の司馬遼太郎記念館に行ってきましたが、展示内容は、貴館の方が優れていたと感じました。機会があればまた立ち寄らせていただきます。

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 阿房(あほう)と云ふのは、人の思わくに調子を合はせてさう云ふだけの話で、自分で勿論阿房だなどと考へてはゐない。
 
 用事が なければどこへも行つてはいけないと云ふわけはない。
 なんにも用事がないけれど、汽車に乘つて大阪へ行つて來やうと思ふ。   
    ・・・内田百閒「特別阿房列車」


        

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段段車窓が薄暗くなり、汽車が次第に濃ひ夕闇へ走り込んで行く時に聞く汽笛の響きは、鼻へ抜けたかさ掻きのやうな電氣機關車の聲よりも、蒸氣機關車の複音汽笛が旅情に相應しい。


          


  いつの間にか窓が眞暗になり、窓硝子に響く汽笛の音が、蒸氣機關車C62の複音に變つてゐる。


          
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