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奥久慈サイクリングと“たから号”仕様のヨ5000

昭和53年6月21日大学のサイクリング部の活動として、奥久慈を走る。

水郡線の河合駅までは国鉄で移動する。

途中水戸駅では、なんとコンテナ特急「たから号」仕様の淡緑色のヨ5000に遭遇し、大いに驚く!

19780621奥久慈サイクリング074-2

「たから号」は、昭和34年に東京(汐留)?大阪(梅田)に誕生したコンテナ特急だが、この列車の車掌車ヨ5000も、当時の一般的な貨物列車の最高速度65 km/hを大きく上回る85 km/hの高速運転に耐えるよう特別の車軸を装備していた。

 ・・・・・・・

あわてて輪行バックからカメラを取り出す。

取り出したカメラは、サイクリング中壊れても惜しくないものということで、いつものミノルタ・ハイマチック・・・(セレン露出計の具合が好くないので写りが悪いがご容赦の程を・・・)

R0015863-1.jpg





ここで、コンテナ列車たから号の概要を少し。

(1)運転区間 汐留?梅田 途中の停車駅では貨物の取り扱いをしない。

(2)運転回数 1日1往復とし休日は運転しない。

(3)編  成  チキ5000を24両(コンテナ数120台)と緩急車1両の25両編成

(4)最高速度 特急貨甲B 最高速度85km/h
         貨物列車としては、鉄道創始以来最高速度のもの

(5)発着時刻 下り汐留発19時35分梅田着6時30分  上り梅田発20時40分汐留着7時35分
         表定速度は、51km/hで従来最速の55列車より約3時間短縮されている。

(6)機 関 車  EH10形の機関車2両(一年304日使用)

む す び 
 コンテナはすべての作業が機械化され近代化されているから、事故もほとんどなくなり、荷造費用も軽減され、理想的貨物輸送に一歩近づいたものと申せよう。その意味では、近い将来コンテナ網が国内各地区にはりめぐらされる日こそ望ましいわけである。(国鉄本社貨物課)

                           (以上 鉄道ピクトリアル1960年5月号から抜粋)


111-1.jpg

(参考)
これは、「たから号」の利用実績に気をよくした国鉄が、昭和38年9月30日にスタートさせた「西たから号」である。関西から北九州方面にむけて運行された。
テールマークが違うだけで、ほかは「たから号」と同じデザインである。

当時のカラー写真は探すとなるとずいぶんと少ないものだ。





水戸駅で出会った車両を見ると、昭和53年までよくそのままの色・カタチが残っていたものだ。と最初は感心したものの・・・

R0010465-1.jpg

番号を良く見るとヨ5062とある。

しかし、当初たから号として配された車掌車はヨ5011までだったと聞いていたので、ニセモノかと思ってしまう。


サイトを探すと同じ昭和53年に東京越中島で撮影したヨ5011の写真があったので、この当時までたから号の色調が残っていたことは事実のようだ。








まあいずれにせよ、珍しいものには違いなく、カラーフイルムの選択で大正解!

19780621奥久慈サイクリング075-2

水郡線の普通列車は、キハ25314であった。

(自転車が入った大きな袋をもった若者がぞろぞろと乗車してきて、狭い車中一般の乗客には大変ご迷惑をおかけしたと、今更ながらに思う。)


19780621奥久慈サイクリング076-1



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下車した河合駅は無人駅で向かいの店舗で切符を委託販売していた。

19780621奥久慈サイクリング077-1

(平成の時代では、こういった委託販売所なるものはまったく見かけないのだが・・・)

19780621奥久慈サイクリング079-1



そこから50kmほど山道を登りユースホステル奥久慈山荘到着。

新入生の歓迎サイクリングということで今日はこれまで。

しかし、まだ陽が高いということで、希望者のみさらに12km先にある「袋田の滝」までペダルをこぐ。

19780621奥久慈サイクリング083-1

梅雨時の袋田の滝は、その水量も多く、水しぶきを浴びるとホントに暑さを忘れた。


大きな地図で見る

翌日は、月居峠(つきおれとうげ)、猪の鼻峠と山越えに挑む。


19780621奥久慈サイクリング080-1

常陸太田駅から帰る予定だったが、予想より早く戻ってきたようなので、さらに10km東の常磐線・大甕(おおみか)駅まで下ることにした。



常陸太田から日立鉄道を横目に見ながら下っていくと・・・

あるところからいきなりクーラーのような爽やかな風がやってくるようになった。

太平洋からの海風である。



19780621奥久慈サイクリング081-1

大甕(おおみか)といえは、このあたりの難読駅だし、なにより日立電鉄との乗継駅だ。

19780621奥久慈サイクリング082-1

このとき撮ったワンショット。 

左から、旧弘南鉄道のモハ2210+旧宮城電気鉄道のクハ6310+旧弘南鉄道のモハ2230ではないだろうか?

そうだとすると、この3両は、一年後の昭和54年5月22日一括して廃車となる運命である。




日立電鉄は、この後もう一度訪れることとなる。


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Comment

2009.06.18 Thu 11:15  |  ヨ

ヨがまだ元気だったころ一度乗ってみたくて。まさに1両貸切ですもんね。旅と鉄道だったかで北海道での同乗ルポが掲載されていて貪るように読みました。

  • #-
  • サットン
  • URL

2009.06.19 Fri 21:24  |  *サットンさん。こんばんは。

私も車掌車に乗ってあちこち鉄道旅行するのを夢見てました。なにせ貸切の展望車ですからね。ヨ8000になると少し窮屈な気がしますが、ヨ5000であれば楽しそうです。

2009.06.19 Fri 22:40  |  大甕駅のお隣

大甕っていうとちょうどお隣ですね…
日立電鉄は小学生の頃に西山研修所に泊まるときに何回か乗りましたね…もっとよく見ておけば良かったですが。

水戸駅の水郡線ホームも今とは感じが違いますね。

2009.06.20 Sat 07:28  |  *ノリトモさん。おはようございます。

大甕のおとなりといえば、常陸多賀か、東海にお住まいですか?
西山研修所って黄門様ゆかりの西山荘の近くにあるんでしょうね。西山荘には一度行った事がありますが、学者の黄門様らしい質素な感じでいい場所でした。

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何カノキツカケガアレバ汽車ノ事ヲ一所懸命ニ記述シテヰル。子供ノ時ノ汽車に對スル憧憬ガ大人ニナツテモ年を取ツテモ抜ナイノデアラウ。


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 用事が なければどこへも行つてはいけないと云ふわけはない。
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長崎の鴉・・長崎阿房列車

段段車窓が薄暗くなり、汽車が次第に濃ひ夕闇へ走り込んで行く時に聞く汽笛の響きは、鼻へ抜けたかさ掻きのやうな電氣機關車の聲よりも、蒸氣機關車の複音汽笛が旅情に相應しい。


          


  いつの間にか窓が眞暗になり、窓硝子に響く汽笛の音が、蒸氣機關車C62の複音に變つてゐる。


          
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