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阿倍野界隈を散策

とある2月の土曜日昼下がりのことだった。

2時間ほど天王寺で時間をつぶす必要があったが、いい天気なのでそこらをブラブラとパトロールする。


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まずは、大阪環状線唯一の踏切である「一ツ家踏切」を表敬訪問する。

環状線は高架オンリーで踏切なんて絶対ないと思われ勝ちだが、さにあらず。


↑向こうの線路は関西本線のもの


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手前の線路が環状線のもの・・・ホレこのとおり環状線が踏切を通過している。


この踏み切りは、環状線の内回りだけが通過するというので、1箇所ならぬ0.5箇所ともいえるまさにレアな踏切である。

(外回りは上に見えている高架線を往く。)

しかし、関西線や阪和線?環状線の「くろしお」や関空快速などの列車は、ほんとひっきりなしに通過するので、開かずの踏切となっている。

従って待ちきれずに踏切内に立ち入って、人身事故になることも多いようだ。

次のパトロールは・・・

廃業して店舗もすべて撤退したフェスティバル・ゲートがごく近所にあるので訪れる。

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なぜか構内にはいまでも立ち入ることが出来る。


まさに現在の棄景ともいうべき光景がそこに現れる。

倉敷のチボリといいフェスゲといい棄景フェチにはたまらん場所だわ。

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真昼間というのにまったく人がいないという不可思議な風景が広がる。

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パステル調の造形物と無人との取り合わせが空しさを増大させる。


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このフロア以外は立ち入り禁止となっているようだ。

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これがいわゆる「負のスパイラル」というものだろうか?



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魔界の回廊への入口のようだ。








さて気を取り直して、通天閣側に出てみると、そこはいつもの猥雑な風景が広がっている。



その片隅に大阪国技館跡の石碑あり。

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こんな感じで存在していたらしい。

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「大正13年 大阪市パノラマ地図」にもちゃんと描かれているが、厳密に言うとこの石標のある場所より少し西側、つまりフェスゲの北側の一部に重なるような気がしてならない。




この後、南に続く前時代的な商店街を通り抜け・・・


飛田新地では「お兄さん。寄っていってよ」と声を掛けられながらも、一瞥を投げただけで寄り道せず・・・



隣接する大阪市営の阿倍野霊園を訪れる。

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大阪市の真ん中に大規模霊園が残っているのはなんだか不思議な気がする。

飛田新地と阿倍野斎場・・・生と死の双極のような場所が隣接しているのが面白いと思いながらも、結局はともに紙一重なのかも知れないニャー。などと考えながら墓石ウォッチングを愉しむ。


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墓石に「○○家の奥城」と刻まれたものを多く見受ける。

これは、「おくつき」と読み、神道用語の墓所を指す言葉で、「奥深い所にあって外部から遮られた境域」の意らしい。

・・・ということは、名松線の伊勢奥津や美作の奥津温泉なども同じく「奥まったところ」という意味だろうね。




敷地内にとりわけ大きな区域があった。

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五代友厚の墓であった。

東の渋沢、西の五代と言われた大人物であったが、墓石に刻まれた「従五位・勲四等」とはやはり昔から官尊民卑であったといわざるを得ないね。

五代友厚像 中村晋也

大阪証券取引所前にたたずむ五代友厚公・・・大先輩である中村晋也氏(文化勲章受章)の作品





阿倍野墓地を後にして、北に向かう。

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阪堺電車の阿倍野電停では、モ505がオツトメ中。


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就役50周年 祝・モ501形の広告を発見。

こっちも・・・就役50年だわ。あちこちガタが・・・と愚痴が出た。




おおっ、やってました。暖簾が出てますよ。


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ノンベの聖地「明治屋」

暖簾が出ている以上・・・素通りは殺生というものだ。



暖簾をくぐると昼の3時前だというのにほぼカウンターは満席。

「ごめんやっしゃ」といいながら、少々詰めてもらって割り込む。

昔ながらの佇まいの店舗内は、それだけでも癒しの空間。


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カウンター内の大樽から一合枡で取り分けた酒を特製チロリで燗を付けてくれる。


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湯豆腐と燗酒・・・寒い日にはこれに限るね。ああ暖まる。

店舗内の壁に一つの大時計が掛かっている。

この時計は、ぜんまい式ではあるが、家庭用の振子のついたものではなくて昔の鉄道省や銀行・財閥などのオフィスに使用されていたような真ん丸の大時計である。


店内にはBGMなんて勿論なく、この大時計のコチ・・コチ・・という音が店内に響く。

そして時たま表通りから響いてくる・・・ヒューゴロゴロ・・・・と阪堺電車の通過音が極めて心地よい。



湯豆腐・ふぐ皮ゆびきをアテにして燗酒2合をいただく。



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しばし癒しの時を刻む・・・・ご馳走様でした。



(注)本記事は、平成21年3月現在のものです。




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Comment

2009.03.10 Tue 01:01  |  良い旅

はじめまして。
なんだか良い旅ですね。
酒に湯豆腐なんて、落語の世界みたいです。

2009.03.10 Tue 07:07  |  

*nk11009さん。はじめまして。
 コメントありがとうございます。
 ノンベの聖地「明治屋」さん。阿倍野再開発で立退き勧告を受け入れず、現地でガンバッているのですが、今後の行く末が心配です。

2009.03.10 Tue 12:56  |  パトロールご苦労さまです!

寒い中のパトロールご苦労さまです。しかし、パトロール中に燗酒ですか(笑)。
大阪ってあまり銅像を見かけない土地ですが、五代友厚の像は思いっきり目立ってますね。それだけ功績があった人なんでしょう。
そうそう、大阪中郵も着工延期だそうです。「朱鷺の焼き鳥」発言波紋を広げているようで。ダイビルにも言及して欲しいもんです。

  • #-
  • サットン
  • URL

2009.03.10 Tue 14:22  |  

よう、事故で電車が止まります。
フェスゲに残ってい店もやっと出ましたか。いまのままではどうしようもないですから。

東京中郵の建て替え問題、現状維持に対することに対するお便りは「最新の情報化高層ビルのほうが使いやすいからさっさと建て替え」と不満たらたら。

名駅、豊田ビルと次々に建て替えていった街だがや。名城と熱田神宮以外は皆立て替えてもいいのかいな。

上六の一筋南に大きな居酒屋がありまして、混雑していましたが、数年前につぶれてしまいました。
立ち退きを拒否していても最後には強制収用だけに新店舗に行ったほうがいいような気もします。

  • #JyN/eAqk
  • なにわ
  • URL
  • Edit

2009.03.10 Tue 16:13  |  祝 大阪中郵工事延期

*サットンさん。こんにちは。
 大阪中郵も着工延期ですか・・・よかった。よかった。ダイビルはどうなるのでしょうか。
しかし、「トキの焼鳥」発言は笑いましたね。もうちょっと品の良い言い方はないものでしょうか。
トキを育てた人にも失礼ですよ。
湯豆腐で一杯やりながら考えたいと思います。

2009.03.10 Tue 16:19  |  

*なにわさん。マイドです。
 名古屋の名駅界隈はすっかり変わってしまったようですね。しかし気の毒に今では不景気のどん底なんでしょう。
 阿倍野の明治屋は、立退き交渉の時に代替店舗の要望を出さなかったので、新しいビルが出来ても入居するスペースがないらしいです。しかし目の前の阪堺線の通過音が最高のツマミとなる店なので、この場所を離れると存在意義がなくなってしまう気がします。

2009.03.10 Tue 23:42  |  

明治屋さんの佇まい、変わらないのがいいですね。店内から聞く電車の音は、やはりツリカケが似合いますね。この店で覚えた「菊姫」と「美少年」「加茂泉」、美味かったなぁ。でも、冬はやっぱりあの樽の燗酒ですね。透明ガラスの徳利も粋です。肴はやはり湯豆腐ですね。自家製シウマイやにゅうめんも美味。長いこと訪れていません・・・

2009.03.11 Wed 00:58  |  

いつも要所でのコメントありがとうございます。
こうしてコメントするのは初めてですね。
楽しく拝見させてもらいました。
阿倍野筋の明治屋って有名店でしたか。
偶然にも同じ風景の記事をアップしてますよ。
フェスティバルゲートも去年に記事にしてますけど、まだ変わりないようですね。
阿倍野霊園に五代友厚の墓があるとは知らなかったです。
今度行ってみます。

  • #-
  • カオス
  • URL

2009.03.11 Wed 07:07  |  

*のりさん。おはようございます。
 のりさんからのコメント待ってましたよ。
 明治屋は、昔と少しも変わってませんでしたね。この日も、隣のお客が小さな「にゅうめん」を注文してましたよ。
ずっとこのままでいて欲しいのですが・・・。

2009.03.11 Wed 07:16  |  

*カオスさん。コメントありがとうございます。今回たまたま同じような場所の記事になりましたね。あべのはまだまだワンダーランドですからブログネタは多いと思います。
 貴兄のブログ「混沌写真」も毎日楽しみにしています。そしてそのブログに注ぐ情熱と、驚異的なアクセス数にいつも舌を巻いています。今後ともよろしくお付き合いください。

2009.03.13 Fri 14:31  |  

明 治 屋

近くの串かつ屋で串を食べた後、明治屋で湯豆腐をあてにさらっとぽん酒を飲みなおすのが好きです。藤井寺の同業らしからぬ同業ともしばらく行ってないな・・・。

  • #-
  • マイケル
  • URL

2009.03.13 Fri 15:18  |  

*マイケルさん。おひさです。
  近くの串カツや・・・袋屋ですか?
  同業らしからぬ同業・・・生瀬勝久似の彼ですか?
  とにかくマイケルさんが明治屋の常連さんだったとは・・・。

2009.03.14 Sat 11:40  |  弟の名前は彼から・・・・

こんにちは。
>五代友厚
私の弟の名前は実は彼から
戴いたものなのです。
祖父が商売していた関係で
大阪にゆかりある人物と言う事で
戴いたようです。尤も本人は土木関係で
働いていますが。
とはいうものの、大阪人で
諭吉や秀吉知っていても
彼を知らないのは大問題。
近代大阪を立て直したのは彼の尽力
あっての事。
吉本や阪神タイガースと言うアホの
一つ覚えもそろそろ脱しなければ・・・。
では。

2009.03.15 Sun 07:42  |  五代友厚

*まさとしさん。こんちには。
 弟さんのお名前は友厚さんですか。
 実にいい名前を貰われましたね。

 >諭吉や秀吉知っていても彼を知らないのは大問題。
ほんとそう思いますが、知らない人のほうが多いでしょうね。
行政ももっと彼をアピールすべきですよ。
24年ぶりに浮上したカーネルだけではなくて・・・。

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 阿房(あほう)と云ふのは、人の思わくに調子を合はせてさう云ふだけの話で、自分で勿論阿房だなどと考へてはゐない。
 
 用事が なければどこへも行つてはいけないと云ふわけはない。
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    ・・・内田百閒「特別阿房列車」


        

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長崎の鴉・・長崎阿房列車

段段車窓が薄暗くなり、汽車が次第に濃ひ夕闇へ走り込んで行く時に聞く汽笛の響きは、鼻へ抜けたかさ掻きのやうな電氣機關車の聲よりも、蒸氣機關車の複音汽笛が旅情に相應しい。


          


  いつの間にか窓が眞暗になり、窓硝子に響く汽笛の音が、蒸氣機關車C62の複音に變つてゐる。


          
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