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昭和52年厳冬の叡電と名残の京都市電

10月14日は鉄道記念日である。

こういう日は鉄道ネタを掲げなくてはならない・・・ということで、昔の写真をアップしてみる。




昭和52年2月13日 

鉄仲間のイバさんと「雪の叡電でもいってみよか。」ということになって寒い中、岩倉まで足を伸ばした。


19770213叡電・市電367-1

背後に聳える比叡山はすっかり雪景色だ。

19770213叡電・市電369-1

昭和50年12月で嵐山線はホイール式トロリーポールの集電装置を廃止し、この叡山線も来年の昭和53年10月にはスライダー式トロリーポールの集電装置を廃止すると耳にしていたので、廃止直前より少し前に訪れておこうと思ったからだ。

19770213叡電・市電370-1

ポイント部分を通過するときには、かならず車掌さんが後ろの窓を開けてポールが架線から外れないようにワイヤーを手綱の如く取扱う。

運転手とはベルで合図しあって徐行運転しながら通過しなければならない・・・この写真は無事通過して窓を閉めた直後の様子。

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この叡山線のトロリーポール廃止をもって日本における営業路線から同形式の集電装置は、その姿を消すこととなる。


雪雲が蔽う厳冬期の岩倉であったが、思ったよりは雪が少なかった。

19770213叡電・市電366-1

何台も行き来する車輌を撮影するが、どれも新しい車輌ばかりで少々つまらない気分であったのが思い起こされる。

曲線美豊かなデナ21系の登場を待っていたが、この日はついに現れなかった。

19770213叡電・市電371-1

適当な時刻で切り上げ出町柳に戻る。

19770213叡電・市電372-1

この当時はまだまだ市電は現役だった。

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烏丸車庫風景

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帰りに梅小路蒸気機関車館に立ち寄る。

19770213叡電・市電376-1

C11180は、長い間ここに留置されていたが、この後山城総合運動公園に保存されたらしい。

19770213叡電・市電377-1

C5345も形式入りのオリジナル・ナンバープレートとなって往時の凛々しい姿を取り戻した。



19770213叡電・市電381-1

今日のSL運転はC571・・・昭和54年にスタートするやまぐち号の運転以前の姿である。

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梅小路所属のお召し様式であろう・・・梅鉢型の煙室ハンドルとランボードの金色に輝く金属柵が優美である。



19770213叡電・市電378-1

扇形庫の反対側には、近々山陰線に投入される新気動車キハ47の試運転車輌の姿があった。

19770213叡電・市電380-1

(上:キハ4711 下:キハ4712)

19770213叡電・市電379-1

淡い朱色一色のボディカラーは、台所具合が厳しい国鉄が手抜きをしたような感じがどうしても否めず、一般的な国鉄気動車色に比べ魅力に乏しいものだった。


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昔乗った大阪市電と比べ決して乗り心地の良い代物ではなかったが、京都に行った際には常に利用してきた京都市電も来年には、その姿を消すこととなる。

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電停 七条壬生通


R0011546-1.jpg

R0011547-1.jpg



19770213叡電・市電386-1


この日の帰り・・・阪急梅田にはいつの間にか、こんな頭の白いマルーン車輌(6300系)が台頭するようになっていた。



(※阪急の名車6300系も平成22年2月末にはその姿を消すとか・・・・)








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Comment

2009.10.14 Wed 09:24  |  恩師の想い出

この頃の叡電を見ていると中学時代の恩師を思い出します。担任であり、鉄道研究部の顧問、大の叡電ファンでした。故人となってからも戒名には叡の字が!鉄の道の永遠の師ですね。

  • #-
  • サットン
  • URL

2009.10.14 Wed 11:19  |  戒名が凄い!

サットンさん・・・凄い恩師がいらっしゃるんですね。私も戒名に「鐵」の字を入れてもらおうかしら・・・。
6年間師事した小生の鉄研顧問は、今も健在でせっせとHOゲージを楽しんでおられます。

2009.10.14 Wed 14:59  |  

叡電、高校の近くの風景に感激!最近はずいぶんと雰囲気が変わりましたが・・・。キハ47も当時はピカピカですね、当たり前だけど。おぼろげながら国鉄標準色のキハの姿も覚えていますが、毎日通学でお世話になったのはキハ47。11も12も、乗りましたね~。懐かしい・・・。

  • #-
  • さだ
  • URL

2009.10.14 Wed 18:54  |  

チンチン電車。ぼんくらは大好きだったんですが、ホントに
無くなっちゃいましたねぇ。反動でヨーロッパに行くと、
無意味に乗るので家族のヒンシュクをかいます^^;
上手く言えないんですが、独特の醍醐味があるんです♪

  • #-
  • ぼんくらオヤジ
  • URL

2009.10.14 Wed 20:46  |  *さださん こんばんは

エイデンの沿線にある学校に通学されてたんですね。ポール時代ですか?
キハ47・・・つまらない車輌だと思ってましたが、いつの間にか周囲から姿を消してしまいましたね。

2009.10.14 Wed 20:52  |  *ぼんくらオヤジさん こんばんは

チンチン電車・・・欧州では今でも各地で活躍していますよね。まさにエコロジーを実践していると思います。中には滅茶苦茶古い古典車輌などがありまして、そんなのに出会うと猫マタタビ状態になってしまいます。
路面電車に乗ると、つい最前席に座ろうとしてしまいます・・・小学生時代と全く変わりません。

2009.10.14 Wed 22:33  |  ポール電車と阪急6300系

叡電のポール電車ですか。美しい形ですね。
当時、小生は能勢電沿線に住んでいましたが、
車内灯がまだオレンジ色の白熱灯だった頃です。
蛍光灯の610系が導入されたのはこの直後でした。
そのような頃だったので、阪急の6300系などを
とてもまばゆく見ていたのを覚えています。
時代の過渡期だったのでしょうか。

  • #-
  • サッシの父
  • URL

2009.10.14 Wed 22:57  |  その1

私が行った80年代末も、複線区間が二軒茶屋まで復活したぐらいで、そう変わっていませんが、地下鉄の開通で90年代に区画整理が行われて、面影はほぼ消えてしまいました。

デナを狙ったんですね。この当時は500が八瀬限定のほかは、まんべんなく入ったのですが、運が悪かったのでしょう。
新しい車といわれてますが、200はノーシルノーヘッダーですが、戦後すぐの製造ですよ。
今や叡電も600が一線を去り、最古参が1987年製造の710になってしまいました。


  • #JyN/eAqk
  • なにわ
  • URL
  • Edit

2009.10.14 Wed 22:59  |  *サッシの父さん 能勢電ですか。

叡電もデナ21系は車内灯が白熱灯だったので、黄昏時の黄色く薄暗い輝きがなんとも乙なもんでした。

阪急の610系の能勢電導入もこの頃でしたね。
ということは、それまで320系500系の小型車に乗車されていたんですね。これまた羨まし~い。

ご参考→http://fuzzyphoto.blog120.fc2.com/blog-entry-697.html

2009.10.14 Wed 23:05  |  その2

もう今出川線が廃止されていますので、最初の市電写真は洛北高校前ですね、
東大路通では背景に山が見えませんので。いまや、表通りの建物はかなりが建て替え、高層化されています。
ちょうど市電全廃のころからでしょうか。

一方、七条壬生川の交差点、ほどんど変わってません。


  • #a4/DUwiI
  • なにわ
  • URL
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2009.10.14 Wed 23:10  |  その3

タブレットキャッチャーの跡、窓には鉄格子のキハ20の0番台、かつて準急に使われていたのかもしれません。

このころ頭の白いのは6300のシンボルだったのですが、7000代、8000代と更新時に同じ顔になってしまいましたね。

終話します。

  • #JyN/eAqk
  • なにわ
  • URL
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2009.10.14 Wed 23:34  |  

昭和53年10月1日、京都市電最終営業日を市電とともに京都で過ごした翌日、最後のポール姿をカメラに収めようと、叡電へ出陣いたしました。美しいポール姿が収まっているはずのフィルムが行方不明です。残念至極!
ファジー様の素敵な写真を拝見させていただき、そんなことを想い出しました。

2009.10.15 Thu 06:56  |  *なにわさん 京都ネタは切れ味冴えますね

詳細なコメントありがとうございます。
市電写真の最初の場所がどうしても分からず難儀してました。京都にはこうした交差点が多いですからね。洛北高校前でしたか。たすかりました。
C57よりキハ20に注目していただき出品者冥利に尽きます。

2009.10.15 Thu 07:01  |  *のりさんも同時期の記録者ですね

京都市電と叡電・・・大阪からでも手頃な場所にあるのでよく行きましたね。
あれから三十余年あれこれと様子が変わってしまいました。

2009.10.16 Fri 21:32  |  もしかしたら

背景に比叡山が写っているので、北大路通なのは確かのなのですが、洛北高校前と推理した写真、烏丸北大路ではないのかという気もするのです。

現在は歩道に屋根がある(20年前にはすでに存在していた)ので、烏丸車庫前の近くではない様な気がしたのです。
烏丸北大路北東角のビル(90年ぐらいはここに本屋があって、連載開始当初のクレヨンしんちゃんを読んだ記憶があります)も、74年の烏丸線廃止前には立っていたようです。

しかし、この当時、13系統が使っていた南から東に向かう線路が見えない、
富士フイルムの看板が見えますが、グーグルの地図の縮尺を最も大きくすると、北大路駅前からすぐ東側にまだカメラ屋が存在する
ことから考えますと、洛北高校前ではなく、烏丸車庫前ではないかと思うのですが。

  • #JyN/eAqk
  • なにわ
  • URL
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2009.10.16 Fri 22:28  |  *なにわさん 烏丸北大路ですね。

ご意見をいただいてからもう一度写真を拡大してよ~く見てみました。
すると写真奥(東側)に大きな橋の欄干が写りこんでいるので、賀茂川の北大路橋であると思います。
それと手前の交差点に南に伸びる線路が見えない(烏丸線は昭和49年に廃止)ことを考えると烏丸北大路であると思います。洛北高校前であればこの当時南に伸びる河原町線の線路が写りこんでいるはずですから。
ご教示ありがとうございました。

2019.03.21 Thu 11:18  |  C11-180

梅小路蒸気機関車館の片隅に長らく放置されてましたね~ナンバープレートも無くサビサビ状態で哀れな姿でした。機関車も手入れしなかったらあんな赤茶けた姿になるんだと。

  • #bsN3SM7o
  • 新日本海フェリー
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何カノキツカケガアレバ汽車ノ事ヲ一所懸命ニ記述シテヰル。子供ノ時ノ汽車に對スル憧憬ガ大人ニナツテモ年を取ツテモ抜ナイノデアラウ。


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 阿房(あほう)と云ふのは、人の思わくに調子を合はせてさう云ふだけの話で、自分で勿論阿房だなどと考へてはゐない。
 
 用事が なければどこへも行つてはいけないと云ふわけはない。
 なんにも用事がないけれど、汽車に乘つて大阪へ行つて來やうと思ふ。   
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長崎の鴉・・長崎阿房列車

段段車窓が薄暗くなり、汽車が次第に濃ひ夕闇へ走り込んで行く時に聞く汽笛の響きは、鼻へ抜けたかさ掻きのやうな電氣機關車の聲よりも、蒸氣機關車の複音汽笛が旅情に相應しい。


          


  いつの間にか窓が眞暗になり、窓硝子に響く汽笛の音が、蒸氣機關車C62の複音に變つてゐる。


          
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