かんぽの宿「有馬」へ・・・

子供たちの世話でへとへとになった夏休みも、もうすぐ終わるという8月下旬、その疲れを癒すために、有馬温泉に出かけた。

もちろん・・・ちびっこギャングも一緒なので、厳密な意味では慰安旅行とはいえないが・・・



有馬温泉は高級旅館が立ち並ぶので、お金さえ出せば大名気分が楽しめるが、今回の御宿は、かんぽの宿「有馬」・・・安価にて金泉が楽しめる旅館である。

近畿のかんぽの宿の中でも特に人気の高い「有馬」だが、今年の夏は不景気とインフルエンザの影響か、不思議なことに予約がとれた。


行きは、阪神なんば線で、一気に三宮へ。

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三宮駅の行き止まりホームが活性化されていて何とも嬉しい。

そこからは地下鉄に乗り換えて六甲山の北側にするりと抜ける。

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谷上駅にて

谷上からは神戸電鉄で、ガッタンゴットンと有馬温泉駅に向かう。


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有馬口にて

途中有馬口で乗り換えして一駅で有馬温泉駅だ。


こののんびり感が湯治場に向かっているという気分を昂めてくれるので、いつも電車を利用している。

車中でビールも飲めるしね


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有馬は3年ぶりだろうか・・・しかし駅前から中心部に向かう風情は、昔と変わらない湯の町である。


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この細い坂道が昔ながらの本通り

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「金の湯」は、金泉が気軽に楽しめる公衆浴場である。


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かんぽの宿は、中心部からは少し離れているので、巡回バスを利用する。

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六甲山へのロープウェイの乗り場の近くにかんぽの宿有馬がある。

下車するバス停は「虫地獄」・・・何と温泉地らしい名前であろうか!


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お向かえは、リゾートマンションである。 阪神・某選手もご利用とか・・・。



それはさておき、チェックインすると、まずは一風呂あびてビールをゴクリとやる。

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これが旅をした時の醍醐味のひとつにして、著しく幸せを感じる瞬間である。

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ここの金泉は、自家源泉でかけ流しの湯というところが嬉しい。



そして、夕食の時刻にはまだ少し時間があるので、近くをぶらぶら散歩することに・・・


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近所に炭酸泉源公園というものがあった。

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ここは、炭酸ガスが温泉に溶け込んだ炭酸水が湧いているところ。

昔は毒水と言われ人々は近づかなかったが、明治時代になってこの水の成分が判明し、積極的に利用するようになったとか。

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昔は、この炭酸水に砂糖を加えてサイダーとして販売し、今でも有馬名物の炭酸せんべいはこの水を使って作るらしい。


ここでは、その水を飲むことが出来る。

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一口その水を含むと、少し発泡性を感じるが、鉄錆の味もあって、決して美味なるモノではなかった。

「ハチに注意」の文書あり。


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近くの稲荷社・・・急な石段を上がったところに片足の石鳥居が・・・

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阪神淡路大震災で被害を受けた鳥居をモニュメントとして保存しているらしい。こんなところにも被害があったことを示す資料である。


さてさて、夕食の時刻が近づいてきたので、ホテルに戻る。


夕食は部屋食が多い有馬温泉であるが、ここは広間(お食事処)でいただく。


メニューは、鱧と松茸を愉しむ「初秋の彩り」というコース料理である。

・・・ハモは落としとハモチリで味わう


料理は、いくつか接写したが、ホワイトバランスをいろいろ弄っても、どうしてもハモの身の色合いが上手く出ない。気に入らない。

仕方ないので、美しく撮れていたパンフレットのもので代用。

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鍋でハモとマツタケを味わった後、その出汁にハモの子(卵)を混ぜて雑炊にしたものを頂く。

癖のないハモの残り汁には旨味が溶け出し、さらりとした食感で絶品だった。


少しながら神戸ビーフも出てきて、どれも美味しく平らげた。

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日本酒は、西宮・白鹿の本醸造だったが、生産地に近い有馬なので、思えば地酒みたいなものだ。


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子供たちは「お子様ステーキ定食」・・・ステーキというより牛肉の陶板焼きのようだが、懐石よりこの方が嬉しいらしい。



有馬に来ればゆっくりくつろげるかと思っていたが、ちびっ子ギャングは許してくれない。

風呂に入るとすぐ上がろうと言うし、夕食後もトランプの七並べやスピードに付き合えとの厳命が下るので、ゆっくり寝酒も楽しめない・・・まあ仕方ないか。









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Comment

2009.09.06 Sun 22:25  |  

有馬って高いという先入観がありますから。

5年前に駅前までは行ったことがあるのですが、折りたたみ机の配達時刻が迫っておりすぐに折り返し。
腹が立つのでこんどは極楽橋まで言ってしまいました。

「白鹿」が地酒?桶買いかもしれませんぞ。そして、私もお子様ステーキ定食の方がいいかなあ。

  • #JyN/eAqk
  • なにわ
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2009.09.07 Mon 06:33  |  *なにわさん おはようございます

白鹿は勿論樽買いでしょう。
確か甲陽学院は白鹿酒造の辰馬育英会が運営ですね。昔の酒造メーカーは大変なお金持ちだったようです。

2009.09.07 Mon 14:29  |  

写真の一枚一枚に風情がありますねぇ^^
三宮で生まれ育った亡父が、今の異人館近くに
炭酸水の出る井戸があり、そこに砂糖を持って
いっては備え付けの飲んでいたという話をして
いましたが、六甲山系は炭酸水があちこちで
出るんですね。

  • #-
  • ぼんくらオヤジ
  • URL

2009.09.07 Mon 15:27  |  *ぼんくらオヤジさん こんにちは

父君は神戸でお育ちになったのですね。

炭酸水に砂糖の組合せ・・・有馬だけに限った話ではなさそうですね。勉強になりました。

ところで、昭和13年の阪神大水害(細雪水害)の時はどうなさっておられたのでしょうか?

2009.09.08 Tue 12:32  |  

いいなぁ・・・温泉。。有馬温泉って、すごい泉温が高いのですね!
これからの季節、野山のぶらり歩きは、ハチに気を付けないとなんですよね。知らずうちにスズメバチの巣に近付いていたりすることもあるので、注意が必要です。

  • #-
  • うたに
  • URL

2009.09.08 Tue 17:53  |  関西の奥座敷

関西の奥座敷とはよく言ったもんですね。実に手軽に温泉情緒を楽しめますから。
でも、今回のインフル騒ぎはキツイようですね。最近の有馬温泉の旅館の相場を見ていると阪神大震災の年の同時期より下がっているように感じます。

  • #-
  • サットン
  • URL

2009.09.08 Tue 18:00  |  阪神大水害

ぼんくらの父は、家が三宮でも高台にあったので無事だったようです。南京町や元町で被災した親戚や友達の話をわずかにした以外、水害についてはあまり語りませんでしたが、『少年H』を読んで涙が止まらなかったと言っておりましたから、やはり深い思いがあったのではないでしょうか。

  • #HF2N2N4Y
  • ぼんくらオヤジ
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2009.09.08 Tue 20:14  |  *うたにさん こんばんは

日本のスズメバチは世界的に見ても危険な生物のようですね。
気をつけなければ・・・。
ただ伊那地方出身の大先輩はスズメバチにコヨリを付けて巣を求めては、燻し出して巣ごと取り出して幼虫を食べたと武勇伝に話されてましたが、ハチの子が苦手なのでどうでもいい話です。

2009.09.08 Tue 20:18  |  *サットンさん こんばんは

阪神大震災の頃より客足が遠のいているんですか・・・こりゃ大変だ。
でもこれは有馬に限ったわけでなくあちこちの温泉地でも見られることなんでしょうね。
先日鳥取の皆生温泉に行って参りましたが、灯が消えたよう・・でなくすっかり消えてました。

2009.09.08 Tue 20:25  |  *ぼんくらオヤジさん ありがとうございます

父君は、河童さんと同世代になるのでしょうか。とにかく激動の昭和そのものを体験されてきた方なんですね。
我々も同じ昭和時代の人間ではありますが、土性骨が違うような気がいたします。

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段段車窓が薄暗くなり、汽車が次第に濃ひ夕闇へ走り込んで行く時に聞く汽笛の響きは、鼻へ抜けたかさ掻きのやうな電氣機關車の聲よりも、蒸氣機關車の複音汽笛が旅情に相應しい。


          


  いつの間にか窓が眞暗になり、窓硝子に響く汽笛の音が、蒸氣機關車C62の複音に變つてゐる。


          
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