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米子・皆生温泉をぶらぶらと・・・

(前回からのつづき)

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皆生(かいけ)温泉は、明治になってから海中より温泉が湧いているのが発見され、大正期に本格的な温泉街になったとあるので、福井の「あわら温泉」と同じく新しい温泉といえる。


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海鮮丼の昼食をすませた後は、皆生温泉街を歩くが、なんとも閉鎖したホテルが目に付く。

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かなり客足が遠のいているようだ。

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このホテルは営業しているのだろうか?

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最近の不景気のあおりか、なにか構造的なものが原因なのかは知らないが、土曜の午後にしては、そぞろ歩きの観光客も少ないし、行き交う観光バスもほとんど目にせず、寂しい限りである。

温泉街にあるソープランド地区だけは、真昼間から入口に客引きが立って呼び込みをしていたが・・・。

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街中の一般店舗も休業状態のものが目立つ。

しかし、その店舗の壁には・・・こんなものが。

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まだホテルのチェックインまで時間があるので、温泉施設に立ち寄って一風呂浴びるとこに。

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OU LAND (お湯ランド) という分かりやすい名前の温泉施設

皆生のお湯は、無色透明であるが舐めると塩辛い温泉である。

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ここにもこんなものが売られていた。

この中に貴重な資料が展示してあったので、風呂上りのひととき興味深く読み込んだ。

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米子から皆生温泉まで昔は鉄道(米子電車軌道)が敷かれていたとか。

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調べてみると・・・大正14年から15年にかけて米子?皆生温泉が開通したようだが、昭和13年には軍の命令により電車は廃止となりバス路線で運営するようになったらしい。

陸軍としては、有事の際には大量の物資・兵卒を移動させる必要あるため、幅員の狭い地方道路においては、その阻害物となりうる路面電車を強制排除したものと思われる。

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日本鉄道旅行地図帳・中国四国編より



ようやく本日のお宿「かんぽの宿皆生」である。

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先日も有馬のかんぽの宿を利用したばかりだが、温泉が楽しめて美味しいものが味わえれば何度でも利用するに如くはなし。

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浴場には、小さいながら温泉の露天風呂がある。




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夕食には大皿の甘海老と夏の風物詩である地元の白イカ(ケンサキイカ)の造りを別途注文し、新鮮な日本海の幸に舌鼓を打ちながらの夕食となった。

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コース料理はスタンダードなものである。


お酒は、地酒の八郷。八郷と書いて「やごう」と読む。白耆町にある地名に因むものだが、

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筑波山のふもとにあるのは八郷(やさと)町・・・ところ変われば読みも様々である。


食事の後に売店を冷やかすと・・・

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ここにもキタロウグッズに・・・21世紀梨にも・・・もう何でも有りの妖怪世界が展開している。

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・・・今夜は、目玉オヤジの夢見そう!










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Comment

2009.09.17 Thu 10:33  |  あれまあ・・・・

皆家温泉って商都米子のビジネス需要もあって賑わっているのかと思っていました。そういえば菊竹清訓氏設計の東光園も外資に渡ったとか。
実は8月に皆家行きを計画していました。実際は中止になりましたが、オープン間もないシーサイドスクエアホテル皆家は夏休みにもかかわらず楽々予約できました。
各宿泊施設は一人利用を受け入れたり、泊食分離を導入したり努力の姿勢は感じるんですが。
画像を拝見する限りでは温泉情緒は感じにくいですね。

  • #-
  • サットン
  • URL

2009.09.17 Thu 11:14  |  *サットンさん こんにちは

流石にお詳しいですね。
10日ほど前に有馬に行ったばかりなので、余計に寂しく感じたのかもしれませんが、彼の地もいろいろと問題を孕んでいるのでしょうね。

2009.09.17 Thu 18:31  |  

サットさん同様、温泉街の様子には背筋が寒くなりました。
白イカは美味そうですが(笑)

  • #-
  • ぼんくらオヤジ
  • URL

2009.09.17 Thu 18:37  |  *ぼんくらオヤジさん こんにちは

かんぽの宿「皆生」は、そこそこ賑わっていたんですが、それ以外のところは閑散としてました。
鳥取は他にもいい温泉がたくさんあるので、生き残りを賭けてしのぎを削っているのでしょうか?
どことも厳しいですね。戦前には東洋のマンチェスターといわれた大大阪も厳冬状態です(溜息)

2009.09.17 Thu 22:40  |  実は30年前

皆生温泉に行ったのですが、海岸で砂をいじっていた記憶があります。
あの当時止まった旅館はまだあるのやら。名前さえ覚えていませんが。

サットンさんの書き込み、やはり専門家の視点ですね。

  • #JyN/eAqk
  • なにわ
  • URL
  • Edit

2009.09.18 Fri 07:26  |  *なにわさん おはようございます

30年前というと昭和時代ですね。
あの当時は皆生温泉もそれなりに賑やかだったんでしょうか。

2009.09.18 Fri 12:35  |  

皆生温泉へは、境港に寄った後に私も行きました。海沿いの宿から夕日を眺めたりしてたなぁ。。
白イカ、いいですね~! やっぱり日本海は海の幸が豊富でイイ!! 冬はカニでしょうかね。

  • #-
  • うたに
  • URL

2009.09.18 Fri 20:58  |  *うたにさん こんばんは

過日うたにさんの松江から鳥取への旅行記を拝見しましたが、皆生温泉のいいホテルに宿泊されたんですね。

明日は境港を訪問します。面白いところですね。

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何カノキツカケガアレバ汽車ノ事ヲ一所懸命ニ記述シテヰル。子供ノ時ノ汽車に對スル憧憬ガ大人ニナツテモ年を取ツテモ抜ナイノデアラウ。


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 阿房(あほう)と云ふのは、人の思わくに調子を合はせてさう云ふだけの話で、自分で勿論阿房だなどと考へてはゐない。
 
 用事が なければどこへも行つてはいけないと云ふわけはない。
 なんにも用事がないけれど、汽車に乘つて大阪へ行つて來やうと思ふ。   
    ・・・内田百閒「特別阿房列車」


        

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長崎の鴉・・長崎阿房列車

段段車窓が薄暗くなり、汽車が次第に濃ひ夕闇へ走り込んで行く時に聞く汽笛の響きは、鼻へ抜けたかさ掻きのやうな電氣機關車の聲よりも、蒸氣機關車の複音汽笛が旅情に相應しい。


          


  いつの間にか窓が眞暗になり、窓硝子に響く汽笛の音が、蒸氣機關車C62の複音に變つてゐる。


          
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