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昭和55年 伊豆箱根鉄道で天城越え

昭和55年3月4~6日大学の某クラブの合宿が、天城山中であった。

現地集合である。

19800303水戸偕楽園574-1

朝の土浦駅では、筑波鉄道線に古武士のようなキハ462が就役していた。

嬉しくなって早速カメラを向ける・・・

19800303水戸偕楽園575-1

サイドも一枚・・・


東京からは、新幹線で三島へ行くのが手っ取り早いが、在来線であちこちの風景を楽しみながら目的地に向かうのが小生のライフスタイルに適っている。

東海道線の快速列車で下る。

国府津(こうづ)では、御殿場線が活況を呈していた頃の名残の機関庫が姿を見せた。

19800303水戸偕楽園576-1

すでに転車台はなく、一台だけ残っていたD5272の姿も見えず、本体の取壊しも時間の問題なのか。

日本最初のコンクリート製扇形庫として貴重な存在だったが・・・

19800304伊豆箱根鉄道577-1


長~い丹那トンネルを抜けるとほどなく三島到着。

19800304伊豆箱根鉄道578-1

三島大社と富士山をイメージしたという国鉄・三島駅本屋

19800304伊豆箱根鉄道579-1

ここからは、鉄道唱歌で、「三島は近年ひらきたる、豆相線路の分かれ道・・・」と謳われた伊豆箱根鉄道に乗車。

・・・ところがこの文章は間違いがある。

鉄道唱歌が作られた明治33年は、丹那トンネルがなく東海道線は御殿場回りだった。
現三島駅は、昭和9年に作られたので、歌の文句の駅ではない。

謳われた「三島」は、御殿場線の下土狩駅の旧称であり、伊豆箱根鉄道もそこまで伸びていた。

ああややこしい。

R0015507.jpg

日本鉄道旅行地図帳(新潮社)では、この細かいところもキチンと表示されているところに好感が持てる。

御殿場線の下土狩(旧三島)から伊豆箱根鉄道の三島広小路の間が(旧線)として淡緑色で区別して描かれている。

まあ一般の方にはどうでもいいことだが。


さてさて・・・

とにかく修善寺まで行く

19800304伊豆箱根鉄道586-1

韮山あたりか・・・モハ3001+モハ3002+クハ3501

昨年12月に登場したばかりの新型車輌3000系は、従来の西武色を脱してライオンズブルーと称される鮮やかなコバルトとホワイトがフレッシュである。

19800304伊豆箱根鉄道582-1

一方では、こんな古豪も現役である。  モハ64+サハ83+モハ65 (修善寺駅にて)

因みにサハ83は、元鉄道省モハ30141



修善寺からはバスで目的地の湯ケ島温泉・木太刀荘(きだちそう)に向かう。

ここで何をやっていたのかよく思い出せないが、4年生の追出し合宿みたいなものではなかっただろうか。


到着早々に、麻雀卓を数台オーダーしたような気がする。

あの当時、学生の仕事は麻雀することだったからなあ。

19800304伊豆箱根鉄道580-1

これは、浄蓮の滝かな?   みんな元気にやっているだろうか。

1980304伊豆666-1

・・・・天城隧道やらイノシシ村に行ったり来たり・・・なんだかんだで日程を終える




往路で撮り損なった救援車を復路ではカメラに収める。(国鉄三島駅の手前)

19800304伊豆箱根鉄道587-1

上:オヤ101 下:オヤ412  どちらも珍品

オヤ10は、元オロネ10系の改造車で、長期間の鉄道工事のための職員宿泊施設としての役割をする車輌である。
内部には、寝台・休憩室・食堂調理室などが備え付けられている。

19800304伊豆箱根鉄道588-1

オヤ412は、マロネ40からの改造で、使用目的は、上記のオヤ10と同じく工事職員の宿泊車輌。

車体中央部の区分室を談話スペースとし、開放寝台は畳敷きにしてそのまま利用している。

現在は、マイネ4011に復元され、横川駅の碓氷峠鉄道文化村に保存されているホマレの車輌である。


19800304伊豆箱根鉄道589-1

駿豆線の車輌が望める国鉄三島駅ホーム

  ♪伊豆の旅よ さようなら……♪ (踊子 昭和32年)

19800304伊豆箱根鉄道590-1

横浜駅で上り特急あまぎ4号を撮影しているということは、この駅で途中下車したのだろうか、それともここからこの特急に乗って東京に戻ったのだろうか・・・全く憶えていない。

うしろに見える鉄骨は建設中の駅ビルのものだろうか?




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Comment

2009.11.08 Sun 09:00  |  

「驛には此地の名をえたる 官幣大社の宮居あり」ですね。なかなか逸品ぞろいの駿豆線。さぞや素晴らしい想い出がおありのことと存じます。冒頭のキハ04も素晴らしいですね。

2009.11.08 Sun 10:07  |  *のりさん こんにちは

実は、三島と駿豆線との関係が一筋縄でないことは、この記事を書いていて気付いたものです。近畿を離れるとまだまだ知らないことが多いようです(笑)
筑波鉄道のキハ04・・・ネガの状態が良く、スキャンもとても上手くいき、いい感じでアップすることが出来ました・・・私のお気に入りの一枚です。

2009.11.08 Sun 16:26  |  土浦経由で!

伊豆に行くのに土浦経由ですか。高校時代の吉野行よりもさすがに重症化していますね(笑)
あまぎに183系が入っていた時代があったんですね。157系―185系踊り子に記憶が短絡していました。

  • #-
  • サットン
  • URL

2009.11.08 Sun 18:44  |  

おお、女性とですか。鉄研なら男しかいないでしょうし。
「あなたと 超えたいあまぎ~~~~ご~え~」ですね。
「どのうら」がこんなにのどかだとはねえ。
そして、関西から伊豆というのは案外行きにくいですね。大学が関東だったからでしょうね。かんさいだったら北陸か山陰か南紀になるわけです。

>183系
76年から81年までですね。

2009.11.08 Sun 20:33  |  

工事職員の宿泊車輌って惹かれますねぇ^^

  • #-
  • ぼんくらオヤジ
  • URL

2009.11.08 Sun 23:55  |  *サットンさん こんばんは

「あまぎ」は、やはり157系がいいですよね。あのでっかい文字が魅力的でした。

2009.11.08 Sun 23:58  |  *なにわさん こんばんは

土浦って「どのうら」と揶揄されるんですか?茨城にいてる間一度も聞いたことがなかってのですが・・・最近のことでしょうか?

2009.11.09 Mon 00:02  |  *ぼんくらオヤジさん こんばんは

この工事職員の宿泊車輌というヤツは、当時よくわからない車輌だったのですが、最近はネットで調べることが出来るのでこの記事をアップする際に調べたものです。
昭和時代であれば、自宅にある大量の鉄道ファンと鉄道ピクトリアルを調べるか、どこかの大きな図書館で鉄道雑誌をあさるしか方法はありませんでしたね。

2009.11.09 Mon 12:31  |  どのうら

昨夜はビールを飲みながら書いていたので、お恥ずかしい内容になっております。

土浦を「どのうら」と言っていたのは、昔霞ヶ関の航空隊(現在の自衛隊の学校)で訓練を受けていた海軍士官だと思われます。
横須賀から予科練が霞ヶ浦に移ってきますが、齢15ぐらいの純真な当時の少年たちが使った記述を読んだことはありません。

2009.11.09 Mon 14:26  |  *なにわさん ありがとうございます。

「どのうら」・・・かなり古くからある言葉なんですね。
昭和4年の「ツェッペリン号」来訪時には使われていたのかも・・・。

2009.11.10 Tue 12:53  |  

伊豆箱根鉄道って、御殿場線の下土狩まで行ってたのですか!
今の三島が昔からのターミナル駅だと思っていました。知らなかった~。

  • #-
  • うたに
  • URL

2009.11.10 Tue 16:40  |  *うたにさん こんにちは

今の三島は、丹那トンネルができてからの駅らしいです。
駅の名称の付け替えって難しい問題を孕んでいますよね。

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長崎の鴉・・長崎阿房列車

段段車窓が薄暗くなり、汽車が次第に濃ひ夕闇へ走り込んで行く時に聞く汽笛の響きは、鼻へ抜けたかさ掻きのやうな電氣機關車の聲よりも、蒸氣機關車の複音汽笛が旅情に相應しい。


          


  いつの間にか窓が眞暗になり、窓硝子に響く汽笛の音が、蒸氣機關車C62の複音に變つてゐる。


          
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