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昭和48年有田鉄道のキハ07

前回からのつづき・・・

海南から紀伊田辺行きの322列車に乗車したが、その車窓から停車する駅ごとにあちこちとカメラを向けた。

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この当時の駅名板は、統一感がなく様々なデザインが見受けられて楽しかった。


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12時05分 初島で和歌山市行きの普通123列車と対向する。

この列車は新宮を6時28分に立ち、終着の和歌山市には12時57分に到着する各駅停車であるが、計算すると走行距離の約200kmを6時間半かけてゆっくりやって来るので、評定速度が何と30.7kmの立派な鈍行列車である。



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12時08分 箕島で下り急行「しらはま1号・きのくに4号」303Dと対向する。

新宮からやって来たこの急行は、新宮を8時30分に出発し、西回りに紀勢線を進み、和歌山から分割して「きのくに」は阪和線を天王寺に向かうが、一方の「しらはま1号」は極めて不可解な行動を取るのだ。

和歌山から和歌山線を北上し、高田からは桜井線を経由して奈良から関西線を東に向かい、16時21分亀山では紀伊勝浦から東回りでやって来た急行「紀州3号」と併結して名古屋まで突っ走る。
そして名古屋には17時29分到着するというミステリー列車顔負けのルートを毎日運行していたのだった。


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箕島のDF5063
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藤並12時24分着 有田鉄道のキハ07207の姿を確認する。

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鉄道省キハ42609→国鉄キハ07 207→有田鉄道キハ07 207

フロントの6枚窓が、それぞれどのように開くのかがよく分かるワンショットとなった。


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12時43分初の金屋口行きだが、それなりの乗客があるようだ。セーラー服の女学生も見受けられる。

この列車は金屋口?藤並だが、藤並から国鉄の線路を使って湯浅まで行くダイヤもあった。

それには、下記のような理由があった。

『湯浅という駅が最初に出来たのは1915年(大正4年)5月のことで、有田鉄道が湯浅の港にある海岸駅からこの湯浅を経て下津野駅にいたる路線を開通させたのに伴って有田鉄道の湯浅駅(ゆあさえき)が開業したのであるが、この「湯浅駅」は現在の湯浅駅とは異なる。

1927年(昭和2年)8月には国鉄紀勢西線が藤並駅から紀伊湯浅駅(きいゆあさえき)まで延伸となり国鉄も湯浅乗り入れを果たすが、この紀伊湯浅駅が現在の湯浅駅に当たる。紀伊湯浅駅は開業当初は紀勢西線の終着駅であったが開業してわずか1年後の1928年(昭和3年)10月に紀勢西線は紀伊湯浅駅から紀伊由良駅まで延伸となり、終着駅ではなくなった。

戦争が始まると、紀勢西線と有田鉄道が並行する状態は、資源(レール等)の有効活用から望ましくないとされ、1944年(昭和19年)12月には有田鉄道の藤並駅から湯浅駅を経て海岸駅までが「不要不急線」として休止になり、1959年(昭和34年)4月には結局復活を見ず廃止となったため結局湯浅の町には紀勢西線の紀伊湯浅駅のみが残った(有田鉄道は廃止線の代替として、休止のおよそ6年後の1950年(昭和25年)4月より藤並からここ紀伊湯浅まで紀勢線に乗り入れをするようになる)。

紀伊湯浅駅はその後1959年(昭和34年)7月には今の紀勢本線が全通し亀山駅と和歌山駅(現在の紀和駅)の間が紀勢本線となったのを受け国鉄紀勢本線の駅となり、湯浅への改称、さらに国鉄の分割民営化を経て現在に至っている。

有田鉄道は1992年(平成4年)12月に紀勢本線湯浅駅への乗り入れをやめ、2002年(平成14年)12月31日限りで全線廃止となっている。』 (Wikipediaより抜粋)



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湯浅で出会った湯浅仕立ての和歌山行き8329D・・・中間車のキハ26の座り心地のよさそうな座席が魅力的!


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湯浅駅本屋正面 左の公衆電話はガラス張りの新しいものに変わっているが・・・


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入口右側の自動販売機は、瓶詰めのコカコーラのもの。

隣に積み重ねられた木箱やゴミ箱に載せられた空瓶がその時代を如実に表現している。



・・・気だるい晩夏の昼下がりだった。




つづく





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Comment

2010.02.14 Sun 11:42  |  

もとは名古屋から南紀への夜行列車でしたが、南紀から名古屋に行く需要が無く、
名古屋から入って、伊勢、熊野、白浜と回ってゆく旅行に人気があったので、こんな経路になったのです。

名古屋から勝浦までは夜行列車でやってきて、朝からぐるっと回って戻っていったのです。

キハ26 400代、もとはキロ25ですから座り心地がよかったでしょう。でも夏場だから冷房車の方がよかったのでは。

なお、キハ42600→キハ07 200代は戦後製です。



  • #JyN/eAqk
  • なにわ
  • URL
  • Edit

2010.02.14 Sun 21:39  |  

お~、ついこの間、So-netのブロ友さんのしゅうちゃんにキハ07208の画像を見せて頂いたばかりです。http://sl-taki.blog.so-net.ne.jp/2010-02-07 この車両、個人的に大好きです^^

  • #-
  • ぼんくらオヤジ
  • URL

2010.02.15 Mon 07:17  |  *なにわさん おはようございます。

このキハ07の旧形式はキハ4200ではなくキハ42500になりますね。

2010.02.15 Mon 07:35  |  *ぼんくらオヤジさん おはようございます

しゅうちゃんの記事ご紹介ありがとうございます。名寄のキハ07と有田鉄道のものとが連番なので驚いています。

湯浅のコカコーラ自販機え~感じでしょ。

2010.02.15 Mon 12:53  |  

キハ07の前面デザインは、やっぱすごい!
コーラの自販機は、中央部の丸い部分にビンがゴロン! と出てくるのでしょうね。
うちが子供の頃は、さすがにこのタイプのものはありませんでしたが、昔の自販機はよく故障してお金が飲まれたりしたものでした。懐かしい。。

  • #-
  • うたに
  • URL

2010.02.15 Mon 17:32  |  *うたにさん こんにちは

中央部の丸い部分にビンがゴロン!です。昔は扉を開けて抜き出す方式のものもありましたね。どちらも機械に取り付けてある栓抜きを利用して飲んでました。
そうそう、故障でお金が戻ってこないことが良くありました。精算機能は、デジタルではなくかなり旧型のアナログ方式だったような気がします(笑)。

2010.02.15 Mon 22:02  |  

キハ07、とても素敵ですね。今となっては貴重なワンショット。
ビンの自販機も懐かしい。取り出すのに少々コツがいりましたよね。それにしても、ダルそうに座っているおっさんの姿がとても気になります。

2010.02.16 Tue 07:06  |  *のりさん おはようございます

有田のキハ07は、この当時でも貴重な存在でした。数年前門司の九州鉄道記念館で再会しましたが、ここで現役の姿をしっているだけにとても懐かしかったです。
自販機横のおじさん・・・暑い夏の昼下がりの雰囲気が伝わってくるようです。

2010.02.16 Tue 13:13  |  

こんにちわ。いつも楽しく見させてもらってます。私はこの当時小学2,3年で父の勤務先の関係で湯浅に住んでおりました。よく父に開業先の大阪へ打ち合わせに向かうためよく急行きのくににお世話になりました。今は、くろしおも停車するそうですが、小学校の校庭から羨ましくボンネット特急を見つめていたものです。駅舎もすごく懐かしく思います。また訪れてみたいです。おもいでありがとうございました。

  • #-
  • ひろ
  • URL

2010.02.16 Tue 16:00  |  *ひろさん こんにちは

コメント有難うございます。
小学生の頃、湯浅ですごされたとか。
校庭からボンネット特急が見えたんですか・・・これはホント羨ましいです。
湯浅は、醤油の香りが漂う落ち着いた街という記憶があります。
湯浅駅は、現在も同じ駅舎を使っているようですね。もちろん瓶のコカコーラはありませんが(笑)

2010.02.18 Thu 10:52  |  

ちょっと前に片上鉄道跡で保存されているキハ07に乗りました。エンジン音のする旧客、といったような雰囲気で楽しかったです。排気口が床下にあるのでホームにもろに排煙があがってくるのはご愛敬。でも古めかしい車体なのに、キハ58と同じエンジン音、というのが、私には不思議でした(今の若い人にはキハ58も十分に古めかしいでしょうけど)

先日、嵯峨野トロッコ列車の線路敷きを歩く機会に恵まれました。今でも現役の生きた線路、今にも向こうから「丹後」や「あさしお」が全速力でやってきそうな、そんな感じがしました。懐かしいな~
http://hozugawa.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-2d9f.html

  • #sSHoJftA
  • さだ
  • URL
  • Edit

2010.02.18 Thu 13:19  |  *さださん こんにちは

片上鉄道のキハ07、私も乗りました。
今でも現役なのは、手入れをする人のボランティア抜きには考えられませんね。
壊れると部品がないので、代用品をあれこれと考えるらしいです。水タンクをステンレスの風呂桶を利用したとかうかがいました。
保津川・・・やはりさださんの原風景なんですね。8mmフイルムで撮影したものならあるのですが・・・また写真を探しておきます。

2010.02.19 Fri 02:44  |  

こんにちは。貴重なお写真ですね~
湯浅駅が今とほとんど変わってないのにビックリしました(^_^;)

  • #-
  • コメンテイター様
  • URL

2010.02.19 Fri 07:22  |  *内田百先生 おはようございます

百鬼園大先生のご訪問を頂き忝のうございます。ヒマラヤ山系さんもご一緒でしょうか?
湯浅駅ですが、私も改めて見て現在の駅舎と変わらないのが驚きでした。

2010.02.22 Mon 16:36  |  

この頃のDC急行はくっ付いたり、離れたりしながら好き勝手に走っていたような印象です。
線路さえあればどこでも走れますから(笑)
有田鉄道は乗る機会を逸してしまいました。

  • #-
  • サットン
  • URL

2010.02.23 Tue 07:03  |  *サットンさん おはようございます

DC急行は、確かにどこでも走れるんですが、当時の時刻表を見ると、どうしてこんな迷走ダイヤを考え付くのだろう・・・と思えるものがあります。
きっと地元への我田引鉄的な要望を反映させるとこんな具合になるのでしょうか。

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 阿房(あほう)と云ふのは、人の思わくに調子を合はせてさう云ふだけの話で、自分で勿論阿房だなどと考へてはゐない。
 
 用事が なければどこへも行つてはいけないと云ふわけはない。
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    ・・・内田百閒「特別阿房列車」


        

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長崎の鴉・・長崎阿房列車

段段車窓が薄暗くなり、汽車が次第に濃ひ夕闇へ走り込んで行く時に聞く汽笛の響きは、鼻へ抜けたかさ掻きのやうな電氣機關車の聲よりも、蒸氣機關車の複音汽笛が旅情に相應しい。


          


  いつの間にか窓が眞暗になり、窓硝子に響く汽笛の音が、蒸氣機關車C62の複音に變つてゐる。


          
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