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軽井沢スケートセンターでのスケート授業

熱戦が続くバンクーバー冬季五輪であるが、TVに映し出されるスケートリンクを見ていて思い出した。


それは・・・




昭和56年11月26日 大学のスポーツ集中講義(スケート)を受講すべく軽井沢に向った時のことである。

4泊5日の課程となるので、それなりの荷物を抱えて列車に飛び乗り、上野から高崎までは普通列車で行った。


高崎駅では、昭和48年の中学修学旅行以来の再会となる上信電鉄を確認するために、当該ホームまで足を運ぶ。

19811126軽井沢スケート005-1

新旧取り混ぜての車輛がうかがえた。

19811126軽井沢スケート996-1

この先にも新車がいるようだが・・・。



また高崎駅は、翌年の昭和57年11月の上越新幹線の開通に向けホーム改装の真っ最中であった。

後方に巨大な新幹線ホームが建設中である。

19811126軽井沢スケート999-1

ここからは数少ないEF6229が牽引する客車列車に揺られて難所碓氷峠を越える。

(このEF6229は、来る昭和59年2月の改正により、下関に配置転換となり、山陽・東海道線で荷物列車を牽引する姿を見せるようになるのだが、この時はそんなことは知らない。)

19811126軽井沢スケート998-1

横川では、後尾にEF63を二輌連結し、本機と後補機とのホイッスルの掛け合いも心地よく、66.7パーミルを登りゆく。

昨夜の雨はこの地では雪だったようで所々に積雪が見られ初冬を感じる。

煉瓦造りのメガネ橋を左方に眺めつつ隧道をいくつも抜けて軽井沢に到着する。

駅前のEC40も多少色あせた感じはあったが昔のままに鎮座しているのを確認したが、これより先は未踏の地となる。

心がけて車窓を眺む。

しかしながら、程なくして下車駅「中軽井沢」に到着。

同じ学生らしき数名と降り立ち、ともにバスにて合宿地である「塩壺温泉ホテル」に向う。

到着した午後から、ホテルから近いところにある「軽井沢スケートセンター」で早速授業が開始された。

今までスケートといえば、なんばスケートリンクやラサアイススケートで遊んでいたくらいなので、我流で反時計回りのフォアークロスがぎくしゃくしながら出来る程度だった。この合宿では、なんとか8の字をクロスで描ければ・・・との思いで参加したのだった。


19811126軽井沢スケート001-1

27日は雨にたたられ屋内での練習に止まったが、28日は快晴ですぐそばの浅間山も端麗な姿を見せ、自然と心も軽くなる。

初めて屋外の400mリンクに立つ。

ここは、昭和31年に開設された西武の堤オーナー肝いりのスケートリンクである。

屋内リンクは氷上の格闘技ともいわれるアイスホッケーにも使うので氷の表面が荒れており、状態が悪かったが、屋外リンクは打って変わって鏡の如しである。

氷というより蝋の上を滑っているような感触である。全くもって痛快そのものである。

翌29日は同スケート場で国土計画と西武とのアイスホッケーの試合があり、時間を割いて第3ピリオドだけを見学する。

19811126軽井沢スケート002-1

(平成22年現在、国土計画というも名称も今となっては懐かしい。コクドと商号変更した後、紆余曲折の後プリンスホテルに吸収合併され現存しない。)

19811126軽井沢スケート003-1

屋外の広いリンクで行われているのであるが、その迫力・気迫は凄いものだ。最前列で見ていたが、目の前での攻防では、スティックがこちらまで飛び込んできそうな勢いである。

(体育の授業中というのに、受講生が懐中に忍び込ませたオリンパスXAで写真を撮っても良かったのだろうか?)


一方自己のスケート技術としては、初頭の目的であるフォアーの8の字クロスはクリアーし、今では全く予期していなかったバッククロスに挑んでいる。

また途中、班別にアイスホッケーの試合に挑んだ。

脛や肘あてをしてそれなりの装備をしての試合であったが、皆慣れないこともあって転倒相次ぎ抱腹絶倒の呈を成した。

19811126軽井沢スケート993-1

そんななか小生のチームは善戦し、また何とした運命のいたずらか、小生が2度にわたりシュートを決めてしまい見方が2:0で勝利した。

全くの予想外のことながら得点王となって痛快の極みを味わう(ゼッケン7番がその得点王である。)




30日は実技の考査がある。

課題は、フォアーから進み、8の字前進クロスし、180度ターンから後進クロスし再び前を向きキャリーイングからT字ストップするというもの。

しかし別段緊張することなく無事に課題をこなし、この集中講義を終えることが出来た。

思うことに、とにかくきちんとした指導者によってスケートの技術指導を受けたのはなによりの成果であると感じた合宿であった。


(注)軽井沢スケートセンターは、平成9年11月には400mリンクが廃止され、平成21年3月31日には室内リンクを含めその全部の営業が終了となっている・・・残念!



(つづく)






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Comment

2010.02.22 Mon 12:59  |  

すごい! アイスホッケーの試合までやったんですか!
うちはスケートと言えば、小学生の時に何度かやったきりで…。
今は滑れないだろうな~(^_^;)

  • #-
  • うたに
  • URL

2010.02.22 Mon 17:03  |  スケート場は何処へ

私のスケート初体験はラサでした。おそらく最初で最後。
最近スケートリンクってみないですね。かつては大阪周辺にも三田とか竜王とかに
屋外リンクがありましたが。
アイスホッケーも然り。札幌五輪の時、学校の廊下でモップと黒板消しでホッケーごっこに
興じたのを思い出します。
コメント固め打ちになりました。ご容赦下さい。

  • #-
  • サットン
  • URL

2010.02.22 Mon 21:03  |  

ホントにファジーさんと氷上の格闘技というイメージが一致しなくて(笑)。ぼんくらも友達とよく品川のスケートリンクへ行きましたが、まったくお遊びでした^^; 未だに雪や氷よりも、試験やギャグのほうが得意ですねぇ、滑るのは^^;;;

  • #-
  • ぼんくらオヤジ
  • URL

2010.02.22 Mon 23:37  |  

小生も子供の頃、父に連れられてラサで滑った思い出があります。
確か阪神電車の沿線だったと思うのですが、詳しいことは失念してしまいました。
現存しないと聞いておりますが、、、、

  • #-
  • サッシの父
  • URL

2010.02.22 Mon 23:51  |  *うたにさん こんばんは

アイススケートは、自転車のようなもので、数年経験しなくても出来ますよ・・・ホントかな?
当時の体力があればの話でしょうが・・・。

2010.02.22 Mon 23:55  |  *サットンさん こんばんは

>学校の廊下でモップと黒板消しでホッケーごっこに 興じたのを思い出します・・・どこでも同じですね。
でもこの発想の柔軟さがつくづく大切だと思います。

2010.02.23 Tue 00:02  |  *ぼんくらオヤジさんこんばんは

>氷上の格闘技というイメージ・・・確かに合致しませんね。でも昔の少年たちは果敢に氷上スポーツにトライしていました。
私には氷に穴を開けてワカサギ釣りするのがお似合いかもね。

2010.02.23 Tue 06:49  |  *サッシの父さん おはようございます。

私もラサの常連でした。夏場にはプールで一日中遊んでました。
最初にカップヌードルを食べたのもここのプールサイドでした。
父親がゴルフの打ち放ししている間、スケートリンクで滑っていました。
阪神・淀川駅が最寄でしたが、今はなく広大な跡地には、マンションが数棟建ってます。

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長崎の鴉・・長崎阿房列車

段段車窓が薄暗くなり、汽車が次第に濃ひ夕闇へ走り込んで行く時に聞く汽笛の響きは、鼻へ抜けたかさ掻きのやうな電氣機關車の聲よりも、蒸氣機關車の複音汽笛が旅情に相應しい。


          


  いつの間にか窓が眞暗になり、窓硝子に響く汽笛の音が、蒸氣機關車C62の複音に變つてゐる。


          
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