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造幣局・泉布観の一般公開


平成22年3月20日(土)から22日(月)の3日間だけ大阪市北区の造幣局の重要文化財である泉布観が一般公開された。

最終日の午後、訪れてみた。

今日のお供は、ローライフレックス3.5Fである。レンズはシュナイダーの名玉クセノターがついている。

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網島の大阪市長公邸をバックに記念写真だぁ♪

なぜか今日は、ゆっくりとした間合いで真四角の写真が撮りたくてこのカメラを選んだ。

上からスクリーンを覗くと、周りを遮光された薄暗い中に浮き出る景色を見つめるのもまた愉しみなのだ。

キリキリとピントを合わしていくとある一点で合焦するその気持ちの良さがなんともいえない。



桜にはまだ早い大川端を天満橋から遡っていくと、途中、藤田邸跡公園というのを見つけたので、立ち寄る。

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立派な屋敷門が語るが如く、ここはその昔、藤田傳三郎男爵の邸宅だったところ。

今の太閤園や藤田美術館となった敷地の一部である。

昔はこの門も固く閉ざされて内部を覗くことも叶わずままだったが、今はこうして市民の憩いの場となっている。
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園内は池や小山が配され、起伏があり面白い庭園となって大阪市の史跡に指定されているが、入場無料というのが嬉しい。

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こんななにげない水盤も蓮華紋の風情あるものとなっている。




これは、庭園を出たところにある6軒長屋

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かなりの年代モノと見受けられるが、日当たりもよく後ろ側が3階建てのお洒落なつくりだ。

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特に日当たりのよい南端のお宅の開放的な窓周りに、憧れを感じさせる意匠が漂う。


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これから程ない大川にかかる桜ノ宮橋(銀橋)は、新しい橋ができてW銀橋となったが、昭和5年築の旧銀橋も健在でなにより。

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一つの橋で一方方向が使えるようになったため、人道も橋梁の内部まで拡張され歩き易くなっている。

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中央部分がヒンジになって可動的になっているのは、橋の両端の地盤沈下が均一に行かなくても橋へのダメージがないようにするための配慮とか・・・当時の地下水くみ上げに伴う地盤沈下がどれだけ大きな社会現象であったかを示す実証である。




その銀橋の西詰にお目当ての泉布観がある。

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さてさて、その泉布観であるが、最終日の15時なら見学者数も減っているだろうと思っていたが、意に反してまだまだ訪問客が多く、行列が伸びている。

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しかしながらこの建物、重文だし明治4年製の華奢な造りなので、同時に30人までしか館内に立ち入ることが出来ない決りになっている。

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館内用の30足のスリッパが戻ってきた分だけ新たな見学者が立ち入ることが出来る仕組みだ。

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アナログながら、管理するほうも安易で、よ?でけたカラクリやないか。



しかたがないので、人の列が短くなるまで、となりの旧造幣寮鋳造所正面玄関の建物を見ておこう。

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堂々とした石造りの建物・・・こちらも何とも魅力的な佇まいなのだが、もちろん国指定の重要文化財となっている。

こちらも明治4年築なので、泉布観と並んで現存の近代建築としては、日本で最も古いもののひとつだ。

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平成19年までは、ユースアートギャラリーとして利用されていて、わが子の絵画の展示発表会もここであった。

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木造の扉についている金具も凝った造りになっている。



暫くして振り返ってみたら・・・入場を待つ行列は全く短くなっていない。逆に少し長くなったような・・・

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皆さん熱心だなあ・・・感心するほどのことはないが、結局この日は、内部には入らずに済ませた。


以前館内に入ったことがあるので、写真はそれをもって代えたい・・・が、それは、また次回に・・・






  ぽちっとね♪  


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Comment

2010.04.01 Thu 20:20  |  

旧造幣寮鋳造所正面玄関、素晴らしいですね! ホフマン窯の煉瓦工場を作ったトーマス・ウォートルスの手になるものなんですねぇ。ぼんくらは煉瓦造りに関心があって彼のことは知っていたんですが、こんな建物を手がけているとは知りませんでした。 

  • #-
  • ぼんくらオヤジ
  • URL

2010.04.01 Thu 20:26  |  

泉布観、一度訪問してみたいと思っておりますが、なかなか機会に恵まれません。
明治・大正・昭和初期の建築物に興味を惹かれる物としては、羨ましいかぎりです。
旧造幣寮鋳造所正面玄関もなかなか素晴らしい建物ですね。

  • #7Pdo7o4Y
  • のり
  • URL
  • Edit

2010.04.02 Fri 07:17  |  *ぼんくらオヤジさん よくご存知ですね♪

旧造幣寮鋳造所は、昭和2年に老朽化のため取毀しされましたが、正面玄関の石材だけは保管され昭和10年に明治天皇記念館としてこの場所に復元されたものです。
当時としては、極めてレアなケースでしょう。おかげでトーマス・ウォートルスの作品を今でも目にすることが出来るので有難い事です。

2010.04.02 Fri 07:23  |  *のりさん おはようございます

こういう身近な場所で明治初期の近代建物が存在しているのは嬉しいものです。
普段は近づけないので、年一度のいつも春分の時季の一般公開時に是非ご訪問ください。
また桜の通り抜け時に見られる造幣局の鋳鉄製の旧正門も趣き深いものですよ。

2010.04.02 Fri 12:22  |  

鋳造所の建物、重厚な感じがしていいですね~。
桜ノ宮橋のアーチ部分に登って行けそうで気になるのは、私だけでしょうか?(^^;)

  • #-
  • うたに
  • URL

2010.04.02 Fri 17:16  |  *うたにさん こんにちは

桜ノ宮橋のアーチ部分・・・確かに登っていけますよね。
でも妙な柵を取り付けていないところがいいですね。
絶対誰か登ったことあると思います!

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長崎の鴉・・長崎阿房列車

段段車窓が薄暗くなり、汽車が次第に濃ひ夕闇へ走り込んで行く時に聞く汽笛の響きは、鼻へ抜けたかさ掻きのやうな電氣機關車の聲よりも、蒸氣機關車の複音汽笛が旅情に相應しい。


          


  いつの間にか窓が眞暗になり、窓硝子に響く汽笛の音が、蒸氣機關車C62の複音に變つてゐる。


          
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