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昭和57年近鉄養老線・国鉄樽見線探訪

前回の続き・・・

昭和57年8月8日 昨日から続けてきた南紀一周の旅の締めくくりとなる近鉄養老線と国鉄樽見線へ進む

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桑名駅から12時50分発の大垣行きに乗車する。

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車輌は、5308+5304

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5300系は、関西急行電鉄が昭和12年に製造した車両で当時はモハ1形と称し”緑の弾丸”の愛称で呼ばれていたもの。

百戦錬磨の古武士の風貌・・・前照灯は、2灯シールドになったとはいえ、リベット帯も勇ましく、アンチクライマーや骸骨型標識灯が裾をひきしめている。

吊り掛けモーターの唸りも物凄く、しつこい程タイフォンを吹鳴しつつ一路北へ爆走する。
1時間ほどの近鉄・養老線の旅もここ大垣で終わり。

大垣は、岐阜では一、二を競う大きな駅であるが、かなり戦前の雰囲気を色濃く残す駅である。


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(S53.2.15撮影)

タイル張りの重壮な駅本屋と広々としたその構内。そしてそこから続くプラットホームの大きくて黒い木造の上屋。サイドを縁取った木造の駅名板を携えた大きな跨線橋や荷物用のクレーン装置。そして番線案内が地味な電光板などで駅全体の色調がモノトーンで暗く感じ、昭和初期の地上駅時代の大阪駅もかくありきか!と強く感じさせるものであった。

その愛すべき駅で見つけた仰天の車止め!

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なんと緩衝器(バッファー)がとりつけてある。

鉄道省が一斉に螺旋式連結器から自動連結器に取り替えたのが、大正14年だからその頃に余った緩衝器を取り付けたものと思われる。


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(参考)坊ちゃん列車に見る螺旋式連結器と緩衝器(バッファー)



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これより樽見線に入る。

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キハ48510+キハ481517と極めて新しい車輌ながら車窓風景は田舎一色である。途中名鉄線ガードをくぐりしばらくすると渓谷沿いに名鉄谷汲線が川向こうに見えてくる。

しばらく並走したまま岐阜の山奥に向っていく。完全な赤字ローカル線である。



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(※駅舎には、こんなうたい文句が掲げられてあるので、廃線も間近だと思われたが・・・意外や意外・・・現在も第三セクターの樽見鉄道として存続し、営業区間も神海からさらに約11km北側の樽見まで延伸している。)


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終着駅は美濃神海(みのこうみ) 駅前とて何もない終着駅であり、自然と房総の上総亀山駅を思い出させる。

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1時間ほど無聊を慰めたあと、同じ列車で大垣に戻る。まずこれ以降再び訪れることのない路線だろう。

大垣駅に戻ると名古屋方面から153系の長大編成が入線してきた。

美濃赤坂へ突っ込む列車である。朝夕にしか運転列車のない区間であるが、堂々の東海道本線である。

時間もあるので乗り込んだが、俄かに雷雨が襲い、傘のない我々にとっては赤坂についても駅の写真一枚も撮ること叶わず、少々不満ランプが点灯する。

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とりたてて何をすることもなく10分後には折り返し大垣行きとなり回送列車のような状態で発車した。







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Comment

2010.05.28 Fri 22:10  |  

ここまで拝読して思うに、、、、、
お若いときに書かれたものでしょうが、なかなかしっかりとした大人の文章。
それに加え、目に見たものをきちんと記録にとどめようという気迫が
伝わってきます。
大垣駅は、今とはかなり違う様子ですね。

  • #-
  • サッシの父
  • URL

2010.05.28 Fri 22:22  |  *サッシの父さん こんばんは

お褒めおき忝うございます。
( )の箇所は今付け加えたところですが、それ以外は当時の日記の抜粋です。全文ではありませんので、接続詞などは多少調整していますが、昔から、何でも目に入ったものは何でも淡々と書き止めておこうと思っていたようです。

2010.05.29 Sat 08:47  |  養老線奇談

今でこそ近鉄はスタイリッシュに統一された車両ばかり走っていますが、一昔前ともなればやはり侍のように荒々しく凛々しい車両が誠にカッコ宜しいですね。もっとも私の幼い頃には引退していましたが・・・。
樽見線も今も尚危うい中それなりに頑張っているようで喜ばしいです。願わくは谷汲線の二の足を踏まないことを祈る限りです。
ところで、養老線と言えば地元に伝わる怪談があるのをご存知ですか?下野代~多度間にある神社の裏で線路が曲線を描いている区間があると言われているのですが、そこは昔幽霊を見る運転手が多発した為供養の為に線路を曲げたとか。でも、少し前に気になってYahoo知恵袋で質問してみたら見事に「ガセビア」との答えが返ってきました(^^;

  • #bYLHBN/g
  • 淡島八景
  • URL
  • Edit

2010.05.29 Sat 09:52  |  緑の弾丸

養老線で余生を過ごしていた5300。鉄道発達史に興味を抱いていた私は、かつて雑誌に紹介されていた「関急モハ1」に「緑の弾丸」というニックネームが付けられているのに驚愕いたしました。ファジー様のお写真を拝見させていただいても、実に豪快で美しい姿がよくわかります。昭和初期の高速電車には、いろいろ伝説がありますね。

2010.05.29 Sat 19:50  |  *淡島八景さん こんにちは

養老線の怪談・・・興味深く拝読しました。
鉄道にまつわるこのような奇譚は、地元の関心があってのことで、いわば愛されている鉄道ということでしょうね♪

2010.05.29 Sat 19:55  |  *のりさん こんにちは

「緑の弾丸」とは、昭和初期を髣髴とさせるネーミングだと思いますが、同時に当時の私鉄は、いかに他社に勝ち抜くかに、かなり心を砕いていたようですね。
それがまたファンの関心を集めるところとなるのですが・・・。
特急つばめを追抜いた阪急のデイ100もそうでした♪

2010.05.30 Sun 22:09  |  なつかしの養老線

養老線の5300系をなつかしく拝見しました。 高校へは養老線で通学してましたので、この車両は良く覚えています。
あまり知られていませんが、桑名-養老間に急行が1本設定されておりまして、急行を示す赤色の行き先方向板が誇らしげだったのを思い出します。
現在の養老線車両は形が殆んど同じになってしまいましたので、素人目には区別ができなくなってしまいました。

  • #-
  • 伊吹太郎
  • URL

2010.05.31 Mon 07:18  |  *伊吹太郎さん おはようございます

コメントありがとうございます。
養老線の急行については、存じませんでした。貴重な情報ありがとうございます。
長らく同線には乗車していませんので、機会があればトライしてみたいと思っています。

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何カノキツカケガアレバ汽車ノ事ヲ一所懸命ニ記述シテヰル。子供ノ時ノ汽車に對スル憧憬ガ大人ニナツテモ年を取ツテモ抜ナイノデアラウ。


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 阿房(あほう)と云ふのは、人の思わくに調子を合はせてさう云ふだけの話で、自分で勿論阿房だなどと考へてはゐない。
 
 用事が なければどこへも行つてはいけないと云ふわけはない。
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    ・・・内田百閒「特別阿房列車」


        

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長崎の鴉・・長崎阿房列車

段段車窓が薄暗くなり、汽車が次第に濃ひ夕闇へ走り込んで行く時に聞く汽笛の響きは、鼻へ抜けたかさ掻きのやうな電氣機關車の聲よりも、蒸氣機關車の複音汽笛が旅情に相應しい。


          


  いつの間にか窓が眞暗になり、窓硝子に響く汽笛の音が、蒸氣機關車C62の複音に變つてゐる。


          
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