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東洋現像所とトーヨープリント・・・ネガ袋を視る!

今まで撮り貯めた鉄道写真のネガはすべて年月ごとに区分して保管してあるが、昭和57年に撮った写真のネガ現像は、すべて東洋現像所(現:イマジカ)でお願いしているようだ。

どこのDPEに依頼したのか、いくら考えても思い出せないのだが、すっきりと統一されたネガ袋とKodakのエンブレムは美しい。

R0017310-1.jpg

当時はデジタルカメラなんてものはカケラすら存在しなかったから、撮影したその場では、インスタント写真でもない限りは、撮影結果は分からなかった。

従って、上手く撮れたと思っていても、あくまで自分が思っているだけで確証がない。

そして、帰り道に写真屋さんに撮影済みのフイルムが入ったパトローネを持っていって、現像・焼付けをしてもらうのだが、この出来上がるまでの数日間がなんとも落ち着かない。

出来上がる予定日には真っ先にお店に立ち寄って楽しみにしていたプリントを手にするわけだが、とにかく早く出来上がりがどんな具合か見たいので、ドキドキしながら歩きながらプリントをめくって見ていたことを思い出す。

予想外の出来に満足することもあったが、それより落胆するほうがはるかに多かった(笑)

数日待って、心の中で山のように大きくなっていたその期待感が、ガラガラと音を立てて崩れ去るときの感覚は、またなんともいえない悲しさと諦念感を孕んでいた。

こういう出来上がるまでの数日をワクワクしながら待つとともに出来上がりを見たときの喜び(ほとんどが悲しみ)を味わえるのが銀塩写真のもつ醍醐味ではなかっただろうか。






小西六のサクラカーは、こんなオレンジがコーポレート・カラーで、肌色が美しい発色するなどと言われていた。

またハーフサイズは、フイルム代が節約されて嬉しかったが、逆にプリント代が高くつき、お小遣いを逼迫させたものだった。(この当時カラープリントはE判で1枚50円くらいだったと記憶している。)

“昭和46年の記事「柳生号」より”




フジカラーのネガ袋では百恵ちゃんが微笑んでいたこともあったね♪(過去記事から再掲)


青の発色が綺麗だとされるフジカラーは、ネガ袋も緑が基調だった。




そんなカラーネガフイルムから、今後もその当時の様子などを見て行きたい。





 1日1回 ぽちっとね♪  

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Comment

2010.08.13 Fri 11:42  |  

デジカメの普及により、その場で確認ということは
当たり前になっていますが、ほんのひと昔前は違いましたね。
現像が出来上がるまでの期待と不安は、撮影テクニックの
上手下手は関係なく、お書きになっている通りでした。
サクラカラーがコニカカラーになる頃から我が家では
使用フィルムがサクラに統一されました。今でもそうしています。
確かに赤系の色は綺麗ですね。
小さい子供を撮ると、優しい感じになります。

  • #-
  • サッシの父
  • URL

2010.08.13 Fri 12:57  |  *サッシの父さん こんにちは

最近デジカメの隆盛を見るにつけ、銀塩フイルムの特色をふり返ってみました。
これを欠点とみるか長所と考えるかは、使い手に因るんでしょうね。
コニカは、「ママ撮って」とネーミングしたフイルムを発売してました。それだけ日本人の肌色再現にはこだわりをもってたんでしょうね。

2010.08.13 Fri 18:55  |  

絞りとシャッタースピードのバランスがどうなっているか、ラボから出てくるまで今でもワクワクしますね.。で、真っ黒、真っ白のスライドを見ると落胆するわけです。

もっとも、最近はラボに出した翌日には仕上がってくれるのですが。これでもラボが大幅に統合されてはおります。

といいつつ、サブカメラとしてDSで色合いを確認しているのではありますが。

  • #JyN/eAqk
  • なにわ
  • URL
  • Edit

2010.08.13 Fri 19:02  |  ネガの魅力

ファジーさん、こんばんは。
今でこそカメラはデジタルが当たり前ですが、旧式のカメラはやはりネガという、シャッターを押したときの記録がパソコンのメモリの中ではなく目に見える形で保存できるからこそ良いのですね。
カメラや写真に関してはとんと無知な私ですが、中学生の多感な頃にマン・レイを抱いたことがあり、誕生日プレゼントということで心斎橋のアセンスで洋書の写真集を買ってもらって今でも大事にしています。
彼が見出したソラリゼーションやレイヨグラフは今デジタルカメラで編集してしまえば「ナンダ、ツマラナイ」で片付けられてしまうかもしれませんが、よくよく考えればあれはデジタルでは絶対に導き出すことの出来ない技法ですよね。
あー、話が脱線しすぎですね、すみません!

  • #bYLHBN/g
  • 淡島八景
  • URL
  • Edit

2010.08.14 Sat 06:52  |  *なにわさん おはようございます

リバーサルのときは、ネガ以上に露出に神経質になります。ポジはダイレクトプリントにするとコントラストが付きすぎで好みではありません。専ら階調豊かなネガを使っています。
最近の同時プリント代がじわりと値が上がっているようで気にしてます。

2010.08.14 Sat 07:00  |  *淡島八景さん おはようこざ゛います

中学生でマン・レイですか、進んでますね♪
仰るとおりソラリゼーションなどはパソコン画面ではボタン一つで出来るようですが、銀塩では高等技術だったでしょう。ただ、いたずらに奇をてらっただけの写真、技術を無意味にこねくり回しただけの写真だけは避けるべきでしょうね。

2010.08.17 Tue 09:08  |  

コダック、小西六、富士・・・と、それぞれのパッケージを懐かしく拝見させていただきました。
当方にも同年代のネガが山ほどあったのですが、このブログを始めるに当たって効率よくスキャンをするために統一したネガ袋にまとめ、パッケージはすべて処分してしまいました。
取っておけば良かったー(涙)

  • #-
  • アンギュロン
  • URL

2010.08.17 Tue 20:19  |  *アンギュロンさん こんばんは

惜しいことをしましたね。見慣れたネガ袋は、つい捨ててしまいそうなのですが、古いものには、おやっというものもありますよ。Agfaのものなども手許にありました。この百恵ちゃんのものなんて、当たり前すぎて気付きませんでしたが、じっくりみると今となっては「貴重」なものです。

2010.08.17 Tue 21:19  |  

はじめまして。
私も昭和46年頃から鉄道を撮り始めたもので、全く同じフィルムケースを所有してます。
コダックはやっぱり東洋現像所に出してました。確か、フジ辺りでも現像できたんですが、仕上がりが違うと感じてたんですかね。今となっては?ですけど。
更に古いやつだと、紙のケースに入ってたのもありましたね。

2010.08.18 Wed 07:00  |  *lineさん おはようございます

私もちょうど同じ頃から写真を始めました。当時はカラーが高価で滅多に使えず、使ったときには一枚一枚押戴くようにシャッターを切ってました(笑)
ハトロン紙のネガケースは主にモノクロ用だったような記憶があります。

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    ・・・内田百閒「特別阿房列車」


        

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長崎の鴉・・長崎阿房列車

段段車窓が薄暗くなり、汽車が次第に濃ひ夕闇へ走り込んで行く時に聞く汽笛の響きは、鼻へ抜けたかさ掻きのやうな電氣機關車の聲よりも、蒸氣機關車の複音汽笛が旅情に相應しい。


          


  いつの間にか窓が眞暗になり、窓硝子に響く汽笛の音が、蒸氣機關車C62の複音に變つてゐる。


          
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